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【日本の歴史探訪】まるで現代画!?日本画の魅力

「海外の絵画と比べると、日本の絵画って遅れていたんだね」

と幼い頃に感じたことはないでしょうか?
大人になるにつれ、日本の絵画=日本画の魅力がわかり始めるものですが、幼少の頃は、同時期に海外では写実的な油絵が中心だったのに対し、日本画は平坦だなぁと感じた経験がある人も多いはず。

しかし、一口に「日本画」といっても、とても多くの種類があることはご存知でしたか?
今回はそんな日本画の魅力を改めて振り返ってみます。

【日本の歴史探訪】まるで現代画!?日本画の魅力

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

そもそも日本画って何?日本画の定義

日本画とはなんですか?

と聞かれて、ぱっと応えられる人は相当博識な方でしょう。
美大で日本画を専攻でもしない限り、日本画の本質、つまり「日本画とはなんなのか」ということを学べる機会は多くありません。

そもそも日本画とは「明治以後、ヨーロッパから入った西洋画に対し、我が国本来の技法・様式による絵画。墨や岩絵の具を主とし、若干の有機色料を併せ用い、絹、紙などの上に毛筆で描く」(広辞苑 第五版より)。

この日本画。
実はアメリカの美術研究家であるフェノロサが1882年に講演で発言した「Japanese Painting」を翻訳した言葉だそう。
このとき初めて「日本画」という言葉が生まれたのです。

講演内でフェノロサは次の5点を日本画の特徴として挙げ、高く評価したといいます。

  1. 写真のように写実を追わない
  2. 陰影がない
  3. 鉤勒(こうろく、輪郭線のこと)がある
  4. 色調が濃厚でない
  5. 表現が簡潔である

まさか日本の絵画がアメリカ人によって初めて評価された、というのは驚きですよね。

ちなみに日本画、というと明治維新以降のものを指し、江戸時代の画家の作品は「日本画」ではありません
平安時代などに描かれた絵巻物などの古典作品は「大和絵(やまとえ)」と呼ぶそうです。

日本画を描く際に使用する画材

近年、日本画家の作品も海外の油彩画の影響を受け、絵の具を塗り重ねた表現や、抽象的描画など、伝統的な技法とは一線を画した表現技法が見られるようになりました。

そのため、フェノロサが定義した日本画の要件からは少し外れ、日本画の定義があいまいになってきています。
日本画を専門に描く画家や美大の人たちも今では「画材」で、日本画かそれ以外なのかを区別しています。

日本画を描くために必要な画材はどのようなものなのでしょうか?

千数百年以来続く絵画様式が基本で、画材は今も伝統的なものが使われています。

  • 紙・絹
  • 岩絵の具
  • 水干(すいひ)
  • 胡粉
  • 染料
  • 膠(にかわ)
  • 金箔など

天然素材の絵の具を膠(にかわ)で接着する、というのが基本的な技法です。

これらの材料は扱いやすいものではなく、日本画の技法を習得するのは簡単なものではありません。
画材とじっくり長い時間を書けて向き合わなければなりません。

細部にまでこだわる日本人ならではの技法・画材だと言えるでしょう。

優れた日本画の数々

それでは最後に優れた日本画を見ていきましょう。

上村松園 「焔」

凄みすら感じる美しい和装の女性の佇まい。

中原亜梨沙 FLOWFUSHI「エリアファンディ」

化粧品と日本画の融合。東京芸大日本画学科出身の画家・中原亜梨沙さんが描きました。

横山大観

「お宝鑑定団」でもよく見る横山大観の作品。

日本画はとても奥が深いもの。
鑑賞はもちろんですが、セカンドライフの趣味として始めてみるのも良いかもしれません。

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