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お米はまだまだ美味しくなる 炊飯器でできる美味しいお米の炊き方

「もっとお米を美味しく炊けないかな?」

高級炊飯器のブームなど、よりお米をおいしく食べようという人が増えています。
とはいえ電気炊飯器で炊くご飯に違いなんて大きく生まれない、そう思ってはいませんか?

実はちょっとした工夫で安いお米でも美味しいご飯が炊けるようになるのです。

今回はそんなご飯の炊き方についてご紹介いたします。

お米はまだまだ美味しくなる 炊飯器でできる美味しいお米の炊き方

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

安いお米でも美味しく炊くコツ

この項目でしっかりとを紹介しますが、安いお米でもちょっとした立ち方の工夫で美味しくご飯を炊くことができるのです。

お米を炊く手順は大きく分けて、次の4つ

  • 洗米
  • 水加減
  • 吸水
  • 炊飯

それぞれの項目でちょっとだけ工夫したり、美味しく炊く裏ワザを使うことで、美味しいご飯が食べられます。
まずは手間なく、簡単に美味しいご飯が炊ける裏ワザをご紹介します。

美味しいご飯を炊く裏ワザは次のようなもの。

  • もち米を米の1割り程度加える
  • 酒を少量加える
  • みりんを少量加える
  • 備長炭を入れて炊く
  • サラダオイルを数滴加える
  • にがりを加える
  • はちみつを少量加える
  • 一度沸騰させて冷ました湯で炊く
  • 別の種類の米を混ぜて炊く

お米を美味しく炊くだけでも多くの裏ワザがありますね。
この中で、手軽に美味しく炊く方法は「みりんを加える」方法。
少量加えるだけでご飯に適度な甘さが加わるだけでなく、艷やかな炊きあがりになります。

ちょっと加えるだけなので試してみてはいかがでしょうか?

ここからは1つ1つの工程にこだわることで、ご飯を美味しく炊く方法をご紹介していきます。

美味しくお米を炊く7つの手順

お米はまだまだ美味しくなる 炊飯器でできる美味しいお米の炊き方

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

ご飯を美味しく炊くためには、次の7つの手順にこだわりましょう。

STEP1:米を研ぐ

お米の量は正確に測りましょう。
正確に測ったら、お米は優しく研ぎます。
お米は水に触れた瞬間から水の臭いを吸ってしまい、味がどんどん落ちていきます。
とにかく手早く研ぐことが大切です。

研ぐ際はこねるように研ぐのではなく、指先でお米全体を回すように、撫でるように研ぎます。
おおよそ、20回ほどくるくるとかき回したら、完了です。

STEP2:炊飯器にお米を入れる

研ぎ終わったら炊飯器の内釜にお米を移します。
このとき、炊飯器のメモリにきちんと合わせるように水を入れましょう。
ココでのコツは、入れる水にこだわる、ということ。

美味しく炊くためには、浄水器の水はミネラルウォーターを使用するのもいいですが、水道水のカルキを抜くために一度沸騰させて冷ました水などでも良いです。

STEP3:すぐに炊かないときには

タイマーをセットするなどすぐにお米を炊かないケースも想定できます。
もし自分でスイッチを入れることができる場合、すぐに炊かないのであればといだお米をラップにかけて卵と冷蔵庫に保管しておき、食べるタイミングに合わせて炊飯器に移しスイッチを入れるのがベストです。

長時間、お米を水に浸けておくと、米のでんぷん質が溶け出しておいしくなくなるだけではなく、雑菌が繁殖してしまう可能性があるためです。

STEP4:いざ炊飯器にセット!

炊飯器に入れていよいよお米を炊いていきます。
この時注意したいのが内釜の周りについた水。
内釜の外側に水がついたままだと、炊飯器が故障してしまうリスクが高くなるだけではなく、炊きムラができる原因にもなるので、水気はしっかりと拭き取ってから炊飯器にセットし、スイッチを入れましょう。

STEP5:お米が炊けたら

お米が炊けたら蓋をオープン!
すると、ふたの表面にポタポタと垂れるほど水が付着していますよね。
この水滴が炊けたご飯の上に落ちると、せっかく綺麗に炊けているのに、水っぽい仕上がりになってしまいます。
炊き上がったらふたや釜の上についた水滴を拭き取るようにしましょう。

STEP6:炊けたご飯はよくほぐす

水滴を拭き取ったらしゃもじを使ってシャリ切りです。
しっとりとご飯をほぐすことで余分な水分が飛び、釜の中の炊きムラが均一になるのです。
全くほぐさずに長い時間放置していると、かまについている部分だけが硬くなってしまいます。

お米をほぐす際にはしゃもじで十字に区切り、その4箇所を上下を入れ替えるようにほぐしましょう。
このとき、お米は潰さないように優しくほぐします。

STEP7:山を作って保温

最近の炊飯器は進化しており低温保存の機能がついているものなど、長時間保温することを想定されている炊飯器もあります。
しかし、炊けたご飯は炊き上がってから2〜3時間もするとご飯が少し硬くなり、風味も落ちてしまいます。

保温中は、できるだけ熱を余分にかけないことが大事。
そのため、炊飯器の中で少しでも釜に触れる部分を少なくするように、 山を作って保温すると良いでしょう。

ひとつひとつの工程で、ほんの少しだけ手間をかけることで、美味しいご飯が炊けます。
この炊飯方法を是非一度、試してみてはいかがでしょうか?

美味しい冷凍保存法

お米はまだまだ美味しくなる 炊飯器でできる美味しいお米の炊き方

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

ご飯を食べきれないほど炊いてしまった場合は、炊きあがってすぐに冷凍するのがおすすめです。
まとめて冷凍するのではなく、一膳ずつラップに包んで冷凍しましょう。
ラップに包む際はおにぎりのように丸く、高さがあるように形作るのではなく、できるだけ平らにするようにしましょう。
座布団型が理想です。
これは冷凍するときの表面積を増やすため。

冷凍する際は急速冷凍機能がある場合は、急速冷凍を。
なければアルミトレーに乗せて冷凍するなど、可能な限り早く冷凍される工夫をするのがベスト。

ご飯は凍る間にでんぷん質が変化します。
冷凍にかける時間を短くすることで、でんぷん質の変化を最小限に抑えることができるので、おいしいまま冷凍することができるのです。

いかがでしたでしょうか?
美味しいご飯を食べるために、1つ1つにほんの小さな工夫が大切なのです。
どれも手間がかかるだけで、簡単にできることなのでぜひ今夜にでも試してみてくださいね。

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