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どうしてもネガティブ思考が止まらない…。2020年をポジティブでイキイキなマインドで生きるためには?

2020年はポジティブな気持ちで明るく楽しく過ごすことを目標のひとつとして掲げた人も少なくないと思います。

日ごろからネガディブ思考な人ほど、1年の区切りというタイミングでポジティブになろう! と決意するものです。

しかし、どうしてもネガティブ思考が止まらず、悩む方も多いのではないでしょうか?
本日はネガティブ思考を克服するための方法についてご紹介します。

ネガティブな方向に思いが走る理由は?ネガティブ思考の悪影響

ネガティブな方向に思いが走る理由は?ネガティブ思考の悪影響

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

そもそも、ネガティブ思考、マイナス思考に陥ってしまう原因はどのようなところにあるのでしょうか?

日々生活をしていると、嬉しいことも、悲しいことも、腹が立つことも、感動することも人それぞれあるでしょう。
こうした感情の揺らぎは生きている限り誰にでもあるものです。

なかにはひどく気分が落ち込んでしまうことだって、程度の差こそあれありますよね。
気分が落ち込んだときは、ついついマイナス思考になっていってしまい、ネガティブな思考が心を渦巻きます。
こうした状況に陥ってしまうと、今までうまくいっていたこともうまくいかなくなったり、今まで楽しいと思えていたことさえ楽しく思えなくなってしまうこともあるでしょう。

ネガティブ思考とは一体どのような原因があり、どのような思考なのでしょうか?

ネガティブ思考って何?

消極的、悲観的、否定的な思考になってしまう状態のことをネガティブ思考と言います。

どのような角度から、よく捉えようと思ってもついついマイナス方向にばかり目が行ってしまい、感情までマイナス方向になってしまう状態ですね。

ネガティブ思考に陥ってしまうと、良い点を否定し、ダメな点を肯定するようになります。
例を挙げると、「この仕事、お客さん喜んでいたよ」と営業から言われたとしても、「でも納期ギリギリだったし。出来も完璧ともいえないし…」とうじうじしてしまうような状態です。

せっかく相手がポジティブな言葉をかけてくれたとしても、自らがそのポジティブさを否定し、どんどんドツボにハマっていってしまうのです。

ネガティブ思考に陥りやすい人ってどんな人?

では、どのような人がネガティブ思考に陥りやすいのでしょうか?

アメリカの精神科医アーロン・ベックが基礎を築き、弟子のデビッド・D・バーンズが研究を引き継ぎ完成させたのが「認知の歪み」。
認知の歪みは誇張的で非合理的な思考パターンであり、ネガティブ思考が強化されてしまう、と言われています。

参考

Wikipedia:認知の歪み
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E3%81%AE%E6%AD%AA%E3%81%BF

認知の歪みは10パターンあるので、まずはその10パターンを見ていきましょう。

  • 全か無かの思考
    正解不正解、白黒と対極にあるふたつで物事を考えてしまう。曖昧な状態がなく、完璧主義ともいえる思考パターンです。ちょっとのミスでも失敗だとみなしてしまいます。
  • 行き過ぎた一般化
    たった1度うまくいったことを過剰に信じ、あるいは一度の経験で物事を判断してしまうという思考パターン。
  • 心のフィルター
    物事の一面だけに集中し、ほかを排除する状態。ひとつのことしか見えて折らず、肯定的な面が排除され否定的な面だけが残る。
  • マイナス思考
    名前の通り、プラスの出来事であってもマイナスに捉えてしまう状態。
  • 論理の飛躍
    根拠なく決めつけを行う状態。勝手に否定的に捉えて悲観的な気持ちに陥る。
  • 拡大解釈、過小解釈
    自分の失敗などのネガティブな状態はより大きく捉えて、成功したというポジティブな状態を小さく捉えてしまう。
  • 感情の理由づけ
    自分の感情だけを根拠に結論を決めてしまう。
  • ~すべき思考
    しなければならない、すべき、という画一的な思考に捕らわれてしまっている状態。
  • レッテル貼り
    一般化を過度に行ってしまう。なおかつ、ネガティブな一般化を行う。
  • 誤った自己責任化(個人化)
    自分の範疇ではない部分で起こったトラブルも、自分が原因だと思い込んでしまう。

誰でも一度はあてはまるような思考に陥ったことがあるのではないでしょうか?
ネガティブ思考な人は、常にこのどれかの思考を続けていると考えられます。
そのため、なかなか改善していくのは難しいのです。

ネガティブ思考が治らない…ネガティブ思考を改善・克服するためには?

ネガティブ思考が治らない…ネガティブ思考を改善・克服するためには?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

では、どのようにネガティブ思考を改善・克服していけばよいのでしょうか?

そもそも人間というのは「悪いこと」の方が記憶に残るもの。
楽しかった、という思い出よりも、枕を抱えて暴れたくなるような失敗をふと思い出したりしませんか?

こうした思考に陥るのは実は当たり前のことで、進化の結果だといいます。
危機を避けて、危機に素早く対応するために、このような思考回路に進化していったそうです。

とはいえ、こうした状態が常に続くとなると問題です。
幸福感を感じられず、常に不安を抱えて生きていかなければなりません。
過度なストレスがかかり続けるので、体調を崩してしまうこともあるでしょう。

こうしたネガティブ思考を改善するためには、いくつかのステップがあります。

「elite dialy」(https://www.elitedaily.com/p/6-habits-that-make-you-happier-even-if-youre-pessimistic-af-most-of-the-time-3188405)の記事によると、いくつかのことを実践することで徐々に改善していくそうですよ。

まずは前向きな人と一緒にいること。

人間というのは環境を共有し、その相手に好意を抱いていると自然と行動などが似てくるもの。
同様に明るくポジティブな友人と一緒にいることで、ポジティブなエネルギーを受け取ることが出来ます。
特に話す必要もありませんし、無理に何かをしなくても良いのです。
ただ一緒にいることが重要です。

次に「過去」と「現在」を分けて考えることが重要。
悲観的な人ほど過去にとらわれ、現在の自分を否定してしまいます。
しかし、過去は過去であり、現在の自分とは似て非なるもの。
だからこそ、人から言われたことはそのまま素直に受け取ってみましょう。


「面白い」「楽しかった」という肯定的なコメントは、あなたを陥れるために言っているのではなく、その人の本心なのです。

このほか、深呼吸や瞑想も効果的。
自分自身と1日5分、じっくりと向き合うことで見えてくることもあるでしょう。
考えを整理し、目的を見つめることでやる気が出たり、なんとなく明るい気分になれるでしょう。

ネガティブが悪いわけでもなく、ポジティブが必ずしも良いわけではありません。
でも、ネガティブ思考過ぎるのは良くないこと。
ここでご紹介した方法をいくつか試してみてくださいね。

ポジティブな生き方を作る習慣とは?ポジティブな言葉に言い換え、明るくイキイキ

ポジティブな生き方を作る習慣とは?ポジティブな言葉に言い換え、明るくイキイキ

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

ポジティブに生きていくためには自分の行動、言動から変えていくのが手っ取り早いです。

「私なんて」「どうせまた」というのが知らず知らずの間に口癖になっている人は要注意。
こうした言葉は無意識に自分を堕としてしまいます。

だからこそ、意識的にプラスの言葉を使っていきましょう。

「嬉しい」「楽しい」「幸せ」というプラスの言葉を積極的に使うのです。
「めんどくさい」と思っても、「楽しそうだしやってみるか!」というと同じ作業でも大きく印象が異なりますよね。

言葉のエネルギーはとても大きいもの。
マイナスの言葉を聞き続けると少しずつマイナス思考に偏ってしまいます。
だからこそ、自分の口で、プラスの言葉を言い続けることが重要です。


例えば報道番組の80パーセントは暗い話題なのだとか。
ニュースなどを見て情報を得るのは重要ですが、こればっかりになると80パーセントも暗い言葉を聞き続けます。
もしも気分が落ち込みやすい人は報道番組は避けた方が良いでしょう。

もしもネガティブ思考がつらくて、日常生活もままならない、または日常生活もままならくなった人が身近にいる、という場合は心療内科や精神科を勧めてあげてください。

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