日焼け止めに書いてあるSPFの区別方法、あなたは知っている?今年は正しく日焼け止め対策をしよう!
最近、昼間は日差しが強くなってきました。
強い日差しから肌を守るために日焼け止めを塗ったりしている方も多いのではないでしょうか?
皆さんはどのような日焼け止め対策を行っていますか?
帽子をかぶったり、ながそでの服を着たりする人も多いと思います。
日焼け止めの定番といえば日焼け止めクリーム。
本日は「日焼け止め」クリームの選び方や室内での日焼け対策についてご紹介します。
日焼け止めクリームの効果

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
例年日本では春頃から紫外線量が増え始め、5月初旬を過ぎる頃には晴天が続いたりするため、日焼け止めは欠かせません。紫外線対策は女性だけでなく、男性も行ったほうが、いつまでも若々しい肌を保てることは知られているので、しっかりと対策を行いましょう。
紫外線対策は外出時はもちろんですが、屋内でも行いたいところ。屋内でも効率的な紫外線対策を行うことで、肌の老化・劣化を防ぐことができます。
日焼け止めクリームに書いてあるSPFはどういう意味?高ければ高いほどいいの?
日焼け止め対策として一般的な日焼け止めクリームには「SPF」という数値が書かれています。SPFはどのような意味があって、どのような効果を得られるものなのでしょうか?
SPFは「Sun Protection Factor」の略で、肌に炎症を起こす「UV-B」への防御効果を示すもの。SPFは40や50、50+などの数値があります。一般的には数値が大きいほど防止力は高まります。
もうひとつの基準としてPAがあります。PAは「Protection Grade of UVA」の略で、肌を黒くする「UV-A」に対する防止効果を示しています。PA+〜PA++++までの4段階あって、+が多いほど防止効果が高いのが特徴です。
数値がとにかく大きなものを選べば良いのか?というとそうではなくて、日焼け止め選びで大切なのは、どのくらいの時間、紫外線を浴びるのかということ。効果が高いものはそれだけ肌荒れにも繋がります。数値だけで選ぶのではなく、時間で選ぶようにしましょう。
買い物や散歩程度で、あまり外にいる時間が長くないなら、PA+〜PA++くらいまででSPF10〜20くらいでOK。炎天下で長い時間スポーツを楽しむならPA++++、SPF50+のものを選びましょう。
いずれのケースも日焼け止めが落ちてしまえば効果がなくなってしまいます。汗を多くかくことが想定されるときは、こまめに塗り直すようにしましょう。
室内にいるときは窓から紫外線が入るのを防ぐ
室内における紫外線対策は肌を守るためだけではありません。
外から室内に入り込んだ紫外線は家具や床などの日焼けにも繋がります。しっかりとした紫外線対策を行うことで、自分も、家も長く美しく保つことができるのです。
紫外線は基本的に室内から生まれるものではありません。当たり前ですが、外から差し込む日差しなどによって紫外線が室内に入り込みます。室内なら窓から入ってくる紫外線を防ぐことで、肌の紫外線対策はもちろん、家具の日焼け対策も行うことができます。
ではどのように外から入る紫外線を防ぐのでしょうか?
最近ではUVカット機能がついたカーテンなどが多数販売されています。しかし、カーテンを締め切ってしまうと光を完全に遮ってしまい、暗い部屋になってしまいますよね。そこでおすすめしたいのがUVカット機能がついたレースカーテンです。UVカット機能付きレースカーテンなら室内が暗くなることもありませんし、しっかりと紫外線を防ぐこともできます。
ブラインドを使っているという場合、レースカーテンを取り付けるわけにはいきませんよね。そういった場合はUVカット機能がついたシートを窓ガラスに貼り付けるのもオススメです。ホームセンターなどで手頃な価格で販売されているので、ぜひ貼り付けてみてはいかがでしょうか?
レースカーテンと併用することでより効果が高まるので、可能なら併用がオススメです。
ボディケア商品で紫外線から身を守る
女性なら使用する基礎化粧品などにUVカット機能が含まれていたりするので、対策は万全! という方も多いでしょう。しかし、化粧をしない男性の場合、肌はむき出しの状態となります。市販されている日焼け止めクリームを塗る習慣を身につけるとよいでしょう。
最近では髪や頭皮の日焼けを防ぐことができるUVケアスプレーなども販売されているので、併用するのがオススメです。
目から入る紫外線もしっかりとカット
目から入る紫外線は将来的に白内障を患うことにも繋がりかねません。肌と同様に目も日焼けすることが最近では一般にも知られることとなりました。
目の紫外線対策として有効なのがUVカット機能付きのメガネやサングラス、コンタクトレンズなどの装着。手頃な価格で販売されているので、外出時はこれらを用いるようにしましょう。
UVカット機能の衣類もおすすめ!
このほか、最近ではUVカット機能がついた衣類も販売されています。TシャツやズボンなどにUVカット機能ついているので、日焼け止めと併用することでより効果が高まります。長時間日差しにさらされ続けると日焼け止めでは紫外線を防ぎきれないので、こうした衣料品と併用するのがオススメです。
紫外線は強弱にかかわらず、身体にダメージを与えたり、蓄積されたりします。
だからこそ、日々の紫外線対策をしっかりと行い、身体を守りましょう!
======
生活にお役立ちの情報がメールマガジンも受け取れる!【無料】Slownet会員登録はこちらから↓
>>次ページ 日焼け止めの進化、あなたは知っている?最近は飲む日焼け止めも出ている!
-
2025年5月22日
-
健康・美容
春の息吹を食卓へ! アスパラガスを味わおう!
春から初夏にかけて、店頭に並ぶ鮮やかな緑色が美しいアスパラガス。シャキシャキとした食感と、ほのかな甘みがたまらない、春を代表する野菜の一つですね。今回は、そんなアス...
-
2025年3月24日
-
健康・美容
苦みパワーで不調を改善
人間や動物は寒い冬を乗り切るため栄養分を体にため込む傾向があり、春になると、余分となった栄養分は老廃物となって外に排出されます。独特の苦みをもった春の山菜は、老廃物を外に出す成分を...
-
2025年3月10日
-
健康・美容
ランニングで脳を活性化!記憶力・集中力アップの秘訣
ランニングは単なる運動ではなく、脳を鍛える効果もあります。研究によると、ランニングによって記憶力や集中力を高める「海馬」や「前頭葉」が活性化し、新しい脳細胞が生まれることが分かって...
-
2024年8月1日
-
健康・美容
野菜・フルーツの老けない食べ方
老化の原因には、食事や生活習慣、ストレスなどさまざまな要因が挙げられますが、最近注目されているのが体の“酸化”。野菜や果物は、体の酸化を防いでくれる強い味方です。栄養素の長所を生か...
-
2024年7月1日
-
健康・美容
真夏に備えて、“汗活“をはじめよう!
気温が上昇すると、汗をかく機会や量も増えてきます。汗は体温調節などの重要な役割を担っており、“良い汗”をかくことも暑い時季を健康的に乗り切るポイントです。真夏に備えて“汗活”を始め...
-
2024年2月2日
-
健康・美容
めまいや頭痛の引き金に 気象病とその予防
低気圧が近づくと腰痛や関節痛がひどくなったり、季節の変わり目に片頭痛が出やすかったりしたことはありませんか? 天気の変化で不調を感じたら、それは「気象病」かもしれません。 「...

