第46部・第11回　ストアアプリをみつけに行こう

第46部・第11回　ストアアプリをみつけに行こう

第46部・第11回　ストアアプリをみつけに行こう

　彼らがお送りする時空を超えた『NEWぱそこんライフ講座』、さて今回のお話は……。

Windowsストアでアプリをダウンロードしよう

アナ六「毎日こんなに寒いってえのに、町ではけっこうたくさんの人が出歩いていますぜ」

デジ形「師走だから人出も多くなるはずだな」

ミドリ「年末になると、何となくあれもこれも買いたくなるものさ」

アナ六「あれもこれも買える金があれば、あっしも買い物に行くんですけどね」

デジ形「まあ、買い物は家にいてもできるけどな」

アナ六「そいつはインターネットショッピングのことですね。今も何か買い物中で？」

デジ形「いや、今はWindowsストアに寄り道中っていうところかな」

アナ六「Windowsストアっていえば、いろいろなアプリをダウンロードできるところでしたね」

ミドリ「アプリだけじゃなくて、ゲームや音楽、映画やドラマも買えるようになったんだよっ」

アナ六「親分は何を見ているので？」

デジ形「そりゃあもちろんストアアプリだ。おもしろそうなアプリをみつけては、ダウンロードしているぞ」

アナ六「おもしろいアプリがあるんなら、あっしにも教えてくださいっ！」

デジ形「よし、今回はいろいろなWindowsストアアプリを紹介していこう」

利用者個人にカスタマイズされた「おすすめのアプリ」

アナ六「でも、こんなにたくさんのアプリの中から、どうやって選んだらいいんでしょうねえ？」

デジ形
「まあ、検索で絞りこむっていう手があるが、アプリの画面を一番下までスクロールすると、カテゴリの一覧が現れる。ここで好きなカテゴリを選ぶっていうのもひとつの方法だ」

アナ六「検索ワードを入力するよりも楽でいいですぜ」

ミドリ「下までスクロールするのが、ちょいと面倒だけどね」

デジ形「あとは、アプリの画面の一番上に出ている『おすすめのアプリ』もいいぞ」

アナ六「ダウンロードの多いアプリとか、評判のアプリを紹介してもらえるわけで」

デジ形「そういう要素もあるだろうが、基本的にアプリのダウンロード履歴などを参考にして選ぶから、求めているアプリに出会える確率も上がるかもしれねえな」

アナ六「へえーっ、人によっておすすめアプリが変わってくるわけで」

ミドリ「まあ、今使っているアプリと同じようなものばかりになるかもしれないけどね」

世界の音楽やコミュニティFMが聴ける「TurnIn Radio」

デジ形「それじゃあ、いくつかストアアプリを紹介していこう。まずは『TurnIn Radio』というアプリだ」

アナ六「名前からして、ラジオを聴くアプリっていうわけで」

デジ形「インターネットでも放送している世界中のラジオ局が聴けるっていうアプリだ。以前にも紹介したことがあるが、リニューアルして画面が新しくなったようだな」

ミドリ「ラジオ局っていっても、音楽が中心の局がほとんどだけどね」

アナ六
「じゃあ、言葉がわからなくても楽しめそうですね」

デジ形「あと、ここでいう世界のラジオ局っていうのは、日本も含まれるぞ」

アナ六「へえーっ、日本のラジオ局も聴けるので」

デジ形「うむ、全国各地のコミュニティFM局のほかに、一部の局のインターネット放送が聴けるようだ」

アナ六「世界から日本のローカルまでとは、幅広いことで」

ミドリ
「故郷のニュースを、ご当地の言葉で聴けたりするわけだねっ」

マイクロソフト社製のテレビ番組表「テレBing」

デジ形「次に紹介するのは、『テレBing』というアプリだ」

アナ六「『てれびんぐ』って読むんですかい？まるでテレビの現在進行形ですね」

デジ形「『Bing』っていうのはマイクロソフトの検索エンジンの名前だ。つまり、マイクロソフト社製のテレビ番組表っていうことだな」

ミドリ「Bingは検索以外にも『Bing翻訳』とかがあるね」

アナ六「パソコンの会社がテレビ番組表を作るとは、変わったことで」

アナ六「でも、パソコンにどうしてテレビ番組表が必要なので？」

デジ形「便利なところは、それぞれの番組にアラームをつけられることだ。これをやっておけば、パソコンに夢中になっているときでも、見たい番組が始まる前にアラームで知らせてくれるわけだな」

ミドリ「テレBing が起動していないときも、アラームはちゃんと鳴るよっ」

アナ六「確かに、見ようと思った番組を見忘れてしまうことってよくありますぜ」

ミドリ「忘れないように録画予約しておいてもいいんだけどね」

デジ形「あとは、見たい番組をジャンルで絞りこむことができる。映画なんか、いつどこのチャンネルでどんなタイトルが見られるかわからねえから、けっこう便利だぞ」

アナ六「見たい番組がみつかったら、例のアラームをかけておくわけですね」

ミドリ「数が多すぎて探すのが大変なときもあるけどね」

ゲーム感覚で英語を学ぶ「えいご上手W」

デジ形「次に紹介するのは、『えいご上手W』っていうアプリだ」

アナ六「いかにも英語学習アプリっていう名前ですね」

ミドリ「東京オリンピックに備えて、英語ぐらい話せないとって思うんだけどね」

アナ六「あっしはとうにあきらめていますぜ」

デジ形「そんなアナ六にも楽しくできる中・高校生レベルのものだ。ゲーム形式で学べるぞ」

アナ六「ゲームと聞いたら興味が湧いてきましたぜ」

デジ形「まずは、単語をゲーム形式で学習するものが三つついている。ひとつは単語の意味を四択から選ぶもの、残りの二つは、日本語の単語を英訳して、そのつづりを入力するものだ」

アナ六「中・高校生レベルだったら、けっこう簡単なのでは？」

デジ形「いや、それがなかなかうまくはいかねえぞ。四択ならともかく、英単語を入力するのはかなり大変だ」

ミドリ「ヒントもついていて、答えの英単語を発音してくれるんだけど、つづりも忘れているからね」

アナ六「四択なら勘も働きますが、英単語のつづりはお手上げですぜ」

デジ形「ほかには、会話文を学習するメニューもあって、リスニングもできるようになっている」

アナ六「英語の聞き取りっていうやつですかい。そいつもあっしは苦手ですぜ」

デジ形「会話のスピードを何段階かに分けて、繰り返し流してくれるから、頑張れば聞き取りができるようになるかもしれねえぞ」

ミドリ「新年からの習い事として、アナ六もやってみたらどうだい？」

アナ六「いやあ、新年はまだまだ先ですぜ」

モノクロ写真の一部をカラーにする「Photo Splash Editor」

デジ形「最後にユニークな写真加工アプリを紹介しよう。『Photo Splash Editor』っていう名前だ」

アナ六「いったい、どこがユニークなので？」

デジ形「まず、アプリに読みこんだ写真は、いったんモノクロ写真になる」

アナ六「そういうのはよくありますよね」

デジ形「で、カラーの筆で写真の表面をなぞると、そこだけ元の色が出てくるっていう仕組みだ」

アナ六「おおっ、こいつはおもしろいですねえ」

デジ形「さらに、これだけでなく、カラー部分とモノクロ部分それぞれに、別々のフィルターをかけることができる」

アナ六「カラーとモノクロが、まったく別の調子になるんですね」

ミドリ「ほかにもテキスト入力とかスタンプとか、写真加工アプリによくある機能も使えるようだね」

デジ形「これから年賀状を作るっていうなら、こいつで写真加工してもおもしろいかもしれねえな」

アナ六「集合写真で、あっしの顔だけカラーにしたら、目立っていいですねえ」

デジ形「そんな使い方をしたら、ほかのヤツらに嫌がられるぞ」

ミドリ「どこの部分の色を出すかで、写真の印象も違ってきそうだね」

デジ形「どうだアナ六、ストアアプリにもなかなかおもしろいものがあるだろう」

アナ六「これだけいろいろあれば、ずっと家の中にいても退屈しませんぜ」

ミドリ「師走でみんな忙しいって言ってるのに、家にこもっていて大丈夫なのかい？」

デジ形「そういえば、今日は出かけていたようだが、何の用事があったんだ？」

アナ六「しまった、裏のご隠居に頼まれた買い物を、すっかり忘れていましたぜ」

ミドリ「相変わらずうっかりしているねえ」

アナ六「いやあ、町にあんまりたくさんの人がいたもので、つい頼まれごとを忘れて引き返してしまいました」

デジ形「人混みがイヤなら、人通りが少ないところを遠回りしていけばいいんじゃねえか」

アナ六「遠回りしていると、道に迷ってしまいそうで」

デジ形「やれやれ、それでも岡っ引の端くれか？」

ミドリ「道に迷うのはともかく、外に出たら風邪をひかないように注意したいねえ」