梅雨バテ・夏バテ対策に!パソコンを活用して男の料理にチャレンジしよう
梅雨バテ・夏バテ対策に!パソコンを活用して男の料理にチャレンジしよう
梅雨バテ・夏バテ対策に!パソコンを活用して男の料理にチャレンジしよう
●講座で使用しているノートパソコン
「梅雨バテ」の対策に料理を作ろう
アナ六「なんとなく、ここのところ、体がだるいような気がしますぜ」
デジ形「冷房が効いた場所にいすぎて、風邪でもひいたんじゃねえのか」
アナ六「風邪じゃあないと思うんですが、何もしてねえのに疲れた感じもしますねえ」
ミドリ「それは梅雨バテの症状かもしれないよっ」
アナ六「夏バテなら知ってますが、梅雨バテっていうのは初耳ですぜ」
デジ形「梅雨の時期ってえのは、日によって気温や気圧がかなり変化するし、なによりジトジトとして湿っぽい。それによって自律神経が乱れ、体がだるくなるとか、体調が悪くなる症状のことだ」
ミドリ「梅雨が終わっても、そのまま夏バテにつながることもあるらしいから、十分に注意したいねえ」
アナ六「なるほど、それじゃあ、バテないようにウナギでも食いに行きますかねえ、親分!」
デジ形「おごってくれるなら、一緒に行ってもいいぞ」
アナ六「ええっ、普通は親分があっしにおごってくれるものでは?」
ミドリ「ウナギは高いんだから、簡単におごるわけにはいかないよっ!」
デジ形「というわけだ」
アナ六「じゃあ、あっしがこのままバテて倒れてもいいんですかい?」
ミドリ「別にウナギを食べなくたって、梅雨バテとかの疲労回復に効果のある食材はたくさんあるさっ」
デジ形「そういうのを使って、自分で料理を作ればいいじゃねえか」
アナ六「じゃあ今回は、親分があっしに料理を教えてくれるので?」
ミドリ「おや、『ぱそこんライフ講座』の看板を入れ替えるのかい?」
デジ形「いや、パソコンを活用して料理をするっていう流れでやるぞ」
アナ六「『デジ形の男のクッキング講座』になるのかと思いましたぜ!」
男性も料理をしたほうがいい理由は?
デジ形「アナ六はふだんからろくに料理をしてねえようだが、食事はどうしているんだ?」
アナ六「そりゃあ、外に食べにいくか、弁当や総菜を買って家で食べるっていう具合で」
ミドリ「独り者だと、そうなりがちだねえ」
デジ形「まあ、忙しいときは仕方がねえが、時間があるときは料理したほうがいいんじゃねえか?」
アナ六「そういう親分は、いつもおかみさんが作ってくれるから、楽でいいですねえ」
デジ形「いや、オレも最近は、だんだんと料理の仕方を覚えるようになったぞ」
アナ六「それはどういうわけで?」
ミドリ「あたしだって、いつも家にいるわけじゃあないからね。何日か実家の様子を見に帰ることもあるし、夕方からお芝居を見に行って、遅くに帰ってくることもあるさ」
デジ形「そんなときに、オレがインスタントの食事ですませているのを見て、簡単な料理ぐらい作れるようにしたほうがいいって言われたんだ」
ミドリ「今は大丈夫だけど、いつかは病気やケガで長く入院することがあるかもしれないからね」
アナ六「なるほど、それで親分は、あっしを料理に引きずりこもうとしているわけですね」
デジ形「引きずりこむとは、人聞きが悪いな」
ミドリ「パソコンと同じように、何でもアナ六に教えたいのさっ」
梅雨バテ・夏バテの対策になる食品は?
アナ六「じゃあ、手始めにどんな料理を作るので?」
デジ形「そもそも、梅雨バテ・夏バテの疲労回復っていうのが目的だったな」
アナ六「その疲労回復には、どんなものがいいんですかい?」
ミドリ「よく言われるのが、ビタミンB1やクエン酸を含む食品だね」
アナ六「そういう名前のサプリメントを飲めばいいんですかね?」
デジ形「そうしたら料理する意味がなくなるじゃねえか。ビタミンB1は豚肉や小麦胚芽などに多く含まれていて、クエン酸は梅干しや、レモンなどのかんきつ類に多く含まれているぞ」
アナ六「ということは、トンカツを買ってきて、ごはんに梅干しをのっければバッチリっていうわけで」
デジ形「だから、料理をしなけりゃ教える意味がねえだろうが」
ミドリ「豚肉だったら、生姜焼きとか、薄切り肉を茹でて冷しゃぶサラダみたいにするのが初心者にはオススメだねっ」
アナ六「おおっ、生姜焼きは大好物ですぜ。で、一方の梅干しは、どんな料理があるんでしょう?」
デジ形「そこでパソコンの出番だ。レシピのサイトで検索すれば、その条件に合った料理がいくつか出てくるはずだ」
アナ六「そういえば、料理を作るところを動画で見せてくれるサイトを、前に教えてもらいましたね」
デジ形「うむ。『Kurashiru(クラシル)』( https://www.kurashiru.com/ )というサイトだ。ここなら材料を切るところから見せてくれるから、初心者にもオススメだな」
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第46部・第5回 パソコンで楽しむ食欲の秋
https://slownet.ne.jp/c/it/post-16207/
認知症予防にもなる食材は?
アナ六「これで梅干しや豚肉を使った料理を作れば、梅雨バテ・夏バテ対策は万全ですけど、ほかにどんな料理を作ればいいですかね?」
デジ形「夏の旬というところでは、アジやイワシがオススメだな」
アナ六「疲労回復みたいに、何か効果があるんですかい?」
デジ形「うむ。頭がよくなるぞ」
アナ六「ええっ、そいつは本当のことなので?」
デジ形「こういった青魚には、DHAやEPAっていう『不飽和脂肪酸』が多く含まれている。これは脳に作用して、記憶力を向上させる効果があるらしい」
ミドリ「血液をサラサラにする効果もあるっていう話だね。あと、亜麻仁油やエゴマ油にふくまれている『α-リノレン酸』っていう脂肪酸も、食べたあとの体内でDHAやEPAに変化するっていうことで、注目されているよっ」
デジ形「まあ、子どもだったら成績がアップするかもしれねえし、大人だったら認知症予防にもなるっていうわけだ」
アナ六「でも、あっしはガキのころからアジやイワシを食べていますが、そんな効果はさっぱりありませんでしたぜ」
ミドリ「記憶力がよくなっても、勉強しないとダメだよっ」
アナ六「なるほど、そいつはごもっともで」
減塩料理でいつまでも健康に
デジ形「あと、アナ六もそろそろ注意したほうがいいのが、塩分のとりすぎだ」
アナ六「確かに、あっしは濃い味が好みですからねえ」
デジ形「厚生労働省が決めた塩分摂取の目標値っていうのがあって、それによると男性が8グラム未満、女性が7グラム未満っていうことになっている」
アナ六「目標っていうことは、実際にはどの程度とっているんですかい?」
デジ形「平成27年の厚生労働省の調査によると、日本人の塩分の平均摂取量は1日あたり男性11グラム、女性9.2グラムっていうことだ」
アナ六「へえーっ、目標をかなり上回っているんですね」
ミドリ「ちなみに、WHO(世界保健機構)のガイドラインでは、5グラム未満っていうことになっているよっ。日本人は塩分をとりすぎているっていうのがよくわかるね」
デジ形「塩分のとりすぎは高血圧の原因となり、それによって脳卒中、心筋梗塞、腎障害などになるリスクが高くなる。そういうわけで、料理はできるだけ塩分を減らしたほうがいいんだ」
アナ六「薄味だと物足りなくてイヤだなあ」
デジ形「そこは、だしをしっかりとるとか、スパイスを効かせるとか、いろいろな方法で減塩しているレシピがあるぞ」
ミドリ「自分で作って食べていれば、いずれ薄味にも慣れるさっ」
アナ六「ポットチップスのうすしお味なら好物なんですけどねえ」
写真を撮って「思い出フォトビューアクッキングプラス」で整理
デジ形「料理を続けるコツとして、でき上った料理の写真を撮って記録しておくっていう手があるぞ」
アナ六「なるほど、写真に撮るんだったら、いいかげんには作れませんね」
ミドリ「SNSなんかでその写真を親しい人に見せて、感想や意見をもらうと、やる気がアップするかもしれないね」
デジ形「あと、撮った写真を整理するなら、dynabook付属のアプリ『思い出フォトビューアクッキングプラス』が便利だぞ」
アナ六「『思い出フォトビューア』のクッキング版っていうことですね」
デジ形「こいつは、撮った料理の写真をカレンダー表示、季節表示などで見られるほかに、写真ごとにコメントを書いたり、料理のジャンルを記録したりできる」
ミドリ「料理が失敗したら、その原因とか改良すべきところを書いておけば、次はうまく作れるかもしれないね」
アナ六「なるほど、こいつを続ければ、料理が楽しくなって、腕も上がるっていうことですね」
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(数日後)
デジ形「どうだ、アナ六、あれから料理を作ったか?」
アナ六「教わった食材を買ってきて、作ってみましたぜ!」
デジ形「で、出来はどうだったんだ?」
アナ六「いやあ、材料を包丁で切ったりする自信がなかったもので、とりあえず鍋物を作る要領で、豚肉やら梅干しやらイワシやらを、そのまま鍋に入れてグツグツ煮てみたんです」
ミドリ「ただ煮ただけなのかい。何だか心配だねえ」
アナ六「お察しのとおり、よくわからない料理ができ上りましたぜ。しかも薄味で」
デジ形「うーむ、残念な結果に終わったわけだな」
アナ六「でも、自分で作ったものなので、味は今ひとつでも、完食しましたぜ」
ミドリ「そこが自分で作る料理のいいところだねっ」
アナ六「次回は、ぜひお二人にも食べてもらいたいですねえ」
デジ形「すっかりやる気になったのはいいが、それだけは遠慮しておくぞ」
ミドリ「親分の料理も、人に食べてもらうには、まだまだ修業が必要だけどね」
アナ六「おや、親分はあっしのいいライバルになりそうですねえ」
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