この症状、救急車呼ぶ…?判断がつかないときは「119」に電話をする前に救急相談を!救急相談AIも活用しよう!
急に体の症状がおかしい。でも、救急車を呼ぶぐらいではなさそう…?でもどうしよう! と悩む場面。経験したことはありますか?
救急車を呼ぶべきか、少し我慢すべきか、自力で病院に行くべきか?
自分で判断がつかない程度の症状の時は、救急相談番号に電話をかけて救急車を呼ぶべきかどうか指示を仰ぐのがオススメ。自分よりもっと危ない状況にいる人に優先的に救急車が出動できます。
今回は救急相談についてご紹介します。
そもそも救急車を呼ぶにはお金はかかる?呼ぶ前の注意点は?
日本の救急システムは、急病やケガなどで緊急を要する場合、救急医隊員がかけつけ、病院に搬送してくれますよね。
救急システムがあるおかげで、多くの命が救われてきました。
重症・軽症に関わらず、病院への距離、国籍、収入に関わらず、誰でも無料で利用可能なサービスです。
海外では救急車を呼ぶと有料という国もあります。
アメリカでは都市によって価格は異なりますが、300ドルから500ドルほどの料金がかかるそう。
このほか、救急車内で行われる応急手当にも医療費が発生し、病院で受ける治療のほかに請求されるのです。
一方で日本は先ほどの記載しましたが無料です。
これは救急車を運営する仕組みが異なるため。
日本における救急車の搬送は行政サービスの一環として行われています。
そのため、救急車にかかる費用は税金でまかなわれているのです。
救急隊員の人件費、救急車のガソリン代、メンテナンス費用、救急車内の医療機器、応急手当物品などすべて自治体が負担しています。
また、無料にしている理由には「緊急度の高くない搬送」を防ぐという目的もあるそう。
「お金を払うのだから呼んでも良いだろう」という不適切利用を正当化することを防ぐ狙いもあるそうです。
救急車の費用は無料。治療は当然有料
救急搬送された場合、救急車の費用は無料ですが、当然医療費は発生します。
救急車内には医師が同乗しており、現場に到着次第、医師による医療行為が可能なドクターカーがあります。
ドクターカー内で行われる医師による医療行為に関しても費用が発生します。
救急隊員による気道確保、胸骨圧迫などの処置は行政サービスなので、費用は発生しません。
これならば本当に緊急時は救急車を利用するのも安心できますね。
夜間、休日…時間帯によっては料金加算も
救急車自体は無料ですが、搬送される時間、呼んだ時間によっては料金が加算される場合があります。
診察時間外なら時間外加算、夜間・早朝なら深夜加算、休日なら休日加算、緊急入院が必要なら救急加算といったように、時間・症状に合わせて料金が加算される場合があります。
さらに病院によっては、緊急の受診が必要でないのに自己都合で時間外受診した場合、特別加算など割増料金が請求されることもあるので注意が必要です。
そんな救急車。有料化が検討されている?
これまで無料で利用できた救急車ですが、有料化の検討も進められているそうです。
2015年5月の財務省発表では、年間2兆円の消防関連費の抑制を図る目的で、救急車を利用し、軽症だった患者に料金負担を求める具体案も提案されていました。
その理由としては救急車を利用する人が増加したことが挙げられます。
消防庁によると、平成29年の救急車出動件数は634万2,096件、人数にすると573万5,915人(平成30年3月時点)にも上るそう。
出動件数、人数ともに過去最多を記録したそうです。
救急車の出動には1回あたり4万5,000円かかります。
600万回出動したとすると2,700億円にも上るのです。
さらに全国で5秒に1回出動しているという現状があります。
ここ8年間、毎年過去最高を更新し続けているので、抑制する狙いも有料化にはあるのでしょう。
実際に救急搬送された人の49.4%(平成29年消防白書)が入院の必要のない軽症患者だったそうです。
最近では軽症であっても救急車を呼んだり、タクシー代わりに救急車を呼んだりする人が多いことも問題になっています。
軽症者が救急車を呼ぶことで、本当に必要な人の元へかけつける時間が長くなってしまい、処置が遅くなり、間に合わないことも増えるでしょう。
有料化することで、軽症者の搬送を抑制できれば、重症者をすぐに搬送でき、助かる命も増えそうですね。
とはいえ、自分が重症なのか? 軽症なのか? といった判断は素人ではとても難しいもの。
もしも将来的に有料化されたとして、有料かも知れない、と思い、本当は重症なのに救急車を呼べない人が現れると問題ですよね。
自分の症状が本当に救急車を呼ぶべきなのか? 判断はどのように行えば良いのでしょうか?
迷うときは119の前に#7119にダイヤルして電話で相談!
救急車を呼ぶときは「119」に電話をかけます。
しかし、「救急車を呼ぶべきか迷う」「今すぐに病院に行った方が良いのか?」という判断はなるべくプロに任せたいもの。
そこで活用したいのが「#7119」(救命救急安心システム)です。
シャープ7119は相談員や看護師が行う緊急度の判定や相談対応を行ってくれます。
さらに病気やケガの症状を把握してもらえるため、緊急性、応急手当の方法を教えてくれたり、受診の手段(自力、救急車など)、適切な医療機関(受診科や病院)などもアドバイスしてもらえるのです。
このほか、緊急性がある場合は、#7119から救急車を依頼してもらえるので、再度自分で依頼する必要はありません。
原則24時間365日対応しているため、救急車を呼ぶか迷ったときは#7119に電話すると良いでしょう。
まだまだすべての自治体で#7119が普及しているわけではないので、あらかじめ自分の自治体が#7119を行っているかの確認が必要な点はご注意を。
アプリ・AIチャットでも相談できる機能が全国に普及する?医療機関案内サービスひまわり
NECは自動応答ソフトウェア(チャット)を医療分野に展開し始めました。
埼玉県で試験運用を行い、2019年7月から本格運用開始の予定です。
このチャットボットは各自治体が抱える救急車のパンク問題(定員オーバー)を解決するために用いられる予定で、人工知能(AI)救急相談。
看護師の代わりにボット(AI)救急相談に応えるサービスです。
使い方は簡単で、専用のウェブページで年齢、性別などの基本情報を入力。
すると「どのような症状ですか?」と質問が投げかけられるので、それに答えていく、という形です。
選択肢から症状を選べるほか、自由に回答も可能。
入力した内容から108種類に分類した症状のどれに当てはまるのか? をAIが判断してくれます。
もしも緊急度が高いと判断されると、画面に119にすぐ電話がかけられるボタンが表示される点も安心できるポイント。
救急車を呼ぶまででもない場合は、対処方法を示してくれるので、対処方法についても安心できますね。
現在、まだまだ埼玉県だけでの運用ですが、全国に展開することも検討しているよう。
まずは埼玉県に住んでいる方は利用してみてはいかがでしょうか?
このほか、東京都福祉保健局では24時間医療機関案内を行っています。
医療機関案内サービスひまわりは毎日24時間、コンピュータが問合せ時間に診察を行っている医療機関を音声またはFAXで案内。
東京都に住んでいる方はこちらのサービスも覚えておいて損はないでしょう。
医療機関案内サービス ひまわり
03-5272-0303
一人暮らしでどうしようもない場合は、救急車を呼ぶしかありません。
しかし、家族の不調の場合は「#7119」に電話して、判断を仰ぐのが良さそうですね。
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京都市の「安心ネット 119」に登録してます。結構高い利用老ですが・・・富士ツーが儲ける?
すると・・・ ドコモのスマホに「119」のアイコンが出来て・・・クリックすると・・・
位置情報(GPS、またはキャリアーエリア)が起動して・・・オペレーターが出て・・・
「どうしましたか?」と 簡易診断を行い 必要なら救急車を手配して 登録してる通院中の病院とも
連絡取ってくれて 80才で一人暮らしの上 メニエール症状が良く起る私には 地獄に仏です。
利用料が・・・富士通(テンの残滓?)が提供する モデムみたいな接続機器と登録料で月1,917円
は高いです。同じ機能を持つ 電話機で 2万程で買えます。
せいぜいで・・・月600円程(モデムのレンタル料)が適当で・・・利用者情報登録は
自治体の住民サービスで 無料が望ましい。