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Society(ソサエティ)5.0時代はもう秒読み!社会はどのように変わる?

人間の代わりにすべてがAIシステムに変わった時代を想像したことはありますか?

実際にイタリアの銀行・ウニクレディトは12月3日、約8,000人のリストラ計画を発表しました。
このほかにも世界各国の銀行の人員削減は2020年に入り、世界で7万3,400人にも上るそうです。
約86パーセントが欧米に集中しているようで、欧米でのAI導入はかなり進んでいます。

このようにAIが普及し、今までの生活が変わっていくような時代を「Society5.0」といいます。
本日はSociety5.0についてご紹介します。

Society5.0とは?

Society5.0とは?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

内閣府の科学技術政策のページにSociety5.0の説明が書かれています。

サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)

狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。

内閣府:Society5.0(https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html)

ざっくりと説明が書かれていますが、人類の歴史は狩猟から始まり、農耕、工業、情報と進化してきました。
Society(ソサエティ)とは社会や共同体といった意味。

まずはSociety1.0からどのように変化してきたのかを見ていきましょう。

Society1.0〜4.0

マンモスを狩ったり、動物を狩ったりして、いわゆるその日暮らしが中心だったのがSociety1.0。
この頃は食糧が安定せず、餓死の危険性が高かったことが想像できますよね。

次に訪れたのが農耕社会であるSociety2.0。

日本においては米を作り始めたのがこの時代です。
農耕社会においては耕作が富の第一の源でした。
生活や仕事は農耕以外にも存在しましたが、際だって農耕の重要度が高いのが特徴です。
農耕社会は旧石器時代の新石器革命(農耕革命)によって始まったとされ、その後1万年間、世界のさまざまな場所で存在してきています。

その後、工業が発展したことで訪れたのがSociety3.0、産業社会です。

この頃には都市化、画一化・均一化、家族構成員数の低下、企業組織の発達、分業の発達、生産性上昇に伴う大量生産・大量消費といったことが行われるようになりました。
時期としては19世紀からが該当します。
ちょうど「産業革命」という言葉が出始めたあたりですね。
Society3.0は第二次世界大戦前後で分けられるのが一般的で、第二次世界大戦前まではヨーロッパが中心。
第二次世界大戦後はアメリカが中心となりました。

日本においては1960年代には脱産業社会論や知識社会論の影響を受け、情報社会論がブームとなりました。

そして訪れたのがSociety4.0の情報化社会です。

1990年代半ば以降、インターネットや携帯電話が普及したことで、情報社会や情報化社会の語り、概念などが広く用いられるようになりました。
この頃の情報化社会の着想は前述の通り、1960年代に出来上がっていたのです。
Society4.0の頃には、情報の製造・加工、流通を主とする産業やそれに準ずる産業が国民総生産に占める割合が高くなったり、情報を扱う職種の労働力が大きくなったり、といった変化がありました。
ホリエモンが目立ちはじめたのはこの頃ですよね。
まさにSociety4.0の寵児ともいえる存在でしょう。

Society5.0

これから訪れるといわれるのがSociety5.0です。
これ以上進化しようがないような気がしますが、Society5.0は「IoT社会」といわれています。

IoT(Internet of Things)とはモノのインターネット。
さまざまなモノがインターネットに接続され、情報交換することで相互に制御する仕組みです。
スマートスピーカーで家電が操作できるようになったり、冷蔵庫や洗濯機にいたるまでインターネットに接続できるようになりました。
また、最近注目を集める自動車の自動運転において、IoTは必要不可欠な技術。
自動運転はクラウドにデータを共有し、AIが運転の指示を与える必要があります。
このとき、位置情報や走行状態のデータ収集にIoTは欠かせないのです。

これからは自動運転をはじめとする「自動化」「省力化」がさらに進む時代となるでしょう。
冒頭でお伝えしていますが、AI技術が普及したことで、従来の事務職の職員が不要となり始めています。
実際に経理部門や事務部門は社内に置かず、外注化している企業も増えていますよね。

経団連が考えるアクションプラン

Society5.0時代を迎えるに当たって、経団連は日本の目指すべき方向性を「日本を解き放つアクションプラン」として示しています。

2020年代中に目に見える形で大きく変容することが必要。

国民や企業、行政が協働して、社会需要、経済活動、法制度を共に変え、整備することが重要。

経団連より(https://www.keidanren.or.jp/policy/2018/095_honbun.pdf)

日本はSociety5.0時代を先導したいと考えています。
しかし、これまでの社会で構築してきたものがSociety5.0時代を実現するにあたり、障害になるケースも少なくありません。
2020年代中に目に見える形で変容し、日本の力を解き放つ必要がある、と経団連はいいます。
この時代をリードするのは経済界なので、経団連が果たす役割が大きい、というわけですね。

Society5.0以前の社会が抱える課題・問題点とは?

Society5.0以前の社会が抱える課題・問題点とは?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

なぜ、Society5.0が必要なのでしょうか?

Society4.0までの社会は情報共有や作業工程を細かく分析し、高度にシステム化してきました。
しかし、労働力、行動範囲、工数など人に依存する部分がまだまだ非常に重要です。
少子高齢化が進み、労働力が減少しているため、従来の働き方では維持が難しくなってきました。
今後さらに人不足の問題は加速し、深刻化していくことが予測されます。

現在の労働集約型の業務だったり、知識の集積に基づいた業務だったりは、「人」が不足するとあっという間に崩壊してしまいます。
人口が増えている間は良いですが、すでに減少に転じている日本においては、従来の取り組みでは取り残されてしまう可能性があるのです。

こうした背景からSociety5.0が提唱されました。
AIやIoTを活用し、人不足を補えれば、より少ない人数で発展を続けられるでしょう。

一方で、人がますます不要になる社会であるともいえます。

労働者を取り巻く環境について、こんな話もあります。

昔は電卓で帳簿の計算をし、記入していました。
しかし、今はパソコンに数字を入力するだけで、簡単に管理ができます。
これだけでも作業時間を大きく削減することができますよね。
ほんの30年前と比較すると、現在の方が労働の密度は高くなっています。
時間内にやれる仕事、やるべき仕事は増えているのです。

実際に平成2年の国勢調査では存在していた仕事も、平成27年の国勢調査では消滅していたりします。
たとえばタイピスト、ワードプロセッサ操作員なんかは今ほとんど聞きませんよね。
誰もがパソコンで文字を入力できる時代になったので、こうした職業は徐々になくなっていきました。

Society5.0の未来はどんな風に変わるの?どうイノベーションが創出される?

Society5.0の未来はどんな風に変わるの?どうイノベーションが創出される?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

超スマート社会に突き進むことで、人不足を解決できますが、働き先もなくなっていくでしょう。
その分、何もしなくてもお金を得られればいいですが、お金がいらない社会になるにはもっともっと時間が必要になることは予想できますよね。

しかし、地域、年齢、性別、言語の格差がなくなっていく社会であるともいえます。
日本だけでの活躍ではなく、世界で活躍する人材が非常に重要になるでしょう。
モノやサービスを求める時、必要な分だけ提供できる社会になることで、経済発展と現在抱える社会的な問題の両方が解決されます。
人は質の高い作業に充てる時間やプライベートの時間を確保できるようになり、仕事とプライベートの両立が今よりもしやすくなります。

ところが、質の高い作業ができない人にとっては厳しい社会になるでしょう。
これからの時代、活躍できる人材になるためには、先々を見据え最新のテクノロジーを使いこなしていくことが重要です。

コメント
  1. 質の高い作業ができない人は、正規分布から推測すると全体の8割がた存在すると思います。
    そういう人は、仕事がなくなり奴隷か別世界に送りこまれて違う世界で生きていくことになる
    でしょうね。人の社会の2分化が起こり高効率猛烈社会と自然融合体社会(のんびり社会)に
    分かれていかざるを得なくなるでしょう。どちらの社会に行くかのふるい分けは、例えば小学入学
    中学、高校、大学各卒業時や社会人のそれぞれの節目といったところでしょうか。
    そのような社会になると人口(出生)は、抑制され人口は減少の一途をたどり、超高速高効率
    高刺激などの高競争社会の中で活躍できる人しか生きていけなくなり、人は人工の人つまり人工頭脳
    ロボットの社会に進んでいくでしょう。その時人は生き残れるか?今とは違う価値観が生まれるか?
    何か人が欲望(希望)を持てる社会が生み出せないと今の社会は、人工頭脳ロボットなどに取って
    変わられるでしょう。人類消滅です。これが将来の姿のように思います。わかっていても人の欲望
    は、抑えることはできません/出来ないでしょう。

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