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いつでもラインで健康相談ができる「LINEヘルスケア」がもうすぐ登場!

スマホをお持ちの方なら気軽にチャットが電話ができる、ということからLINEを利用している方も多いのではないでしょうか?
LINEの月間アクティブユーザーは8,200万人以上といわれており、日本人にとってインフラともいえるアプリケーションです。

LINEはチャット、電話はもちろんですが出前だったり、ショッピングだったりとさまざまな機能が備わっています。

そのLINEで今後ヘルスケアができる機能が追加されるようです。

本日は「LINEヘルスケア」についてご紹介します。

LINEとエムスリーで「LINEヘルスケア株式会社」設立。どんなことができるの?

LINEとエムスリーは合弁会社「LINEヘルスケア株式会社」を設立しました。
24時間365日、いつでも全国の医師にLINEで相談できるオンラインサービスを提供していきます。

現在はAndroid向けに先行テスト配信が開始されており、iPhone(iOS)版は2020年春頃を目標に提供されるようです。

参考

LINEヘルスケア
https://linehealthcarecorp.com/ja/lp/2019/1

LINE
https://linecorp.com/ja/

エムスリー
https://corporate.m3.com/

LINEヘルスケアは、LINEを通して医師に相談できるサービス。
チャット形式で相談することが可能です。

メニューは「いますぐ相談する」「相談を予約する」「あとから回答をもらう」の3種類を用意。
「いますぐ相談する(相談を予約する)」を選択すると、通常のLINEのチャットのようにテキストメッセージが表示されます。

緊急度が高い相談をしたい、医師に直接聞いてみたいことがある、という場合は「今すぐ相談する」や「相談を予約する」を選択します。
一方でなかなか相談の時間が取れない、すぐに回答を求めていない場合は「あとから回答をもらう」を選択することになります。

いますぐ相談する・相談を予約する

このふたつのメニューの違いは、待機中の医師に相談する場合は「いますぐ相談する」。
医師との相談日時を指定する場合は「相談を予約する」を選択することになります。

いずれも医師と30分間、リアルタイムで相談可能です。

例えば風邪を引いたとき、病院に行った方が良いのか、そのまま自宅で療養した方が良いのか、迷ったことはありませんか?
迷ったときに医師に相談できればとても良いですよね。
そんなときに利用するのが「いますぐ相談する」です。
特に小さなお子さんがいる場合は有効で、子どもが夜中熱を出したけれど病院に行った方が良いのか、または様子を見た方が良いのか、という判断を医師に委ねられます。

あとから回答をもらう

なかなか相談の時間が取れない、急ぎでない場合に利用する「あとから回答をもらう」を選択する場合については、質問を事前に送っておくことが可能です。

医師が質問を確認した後、回答がメッセージ形式で送られてきます。

健康診断で気になる結果が出たけれど、再検査を受けるときどのようなことを質問すれば良いのか、毎日どのような健康管理をすれば良いのか、といった質問を医師に投げかけることが出来ます。

現在対応している診療科目

現在のところ、内科、小児科、産婦人科、整形外科、皮膚科の相談に対応しているそうです。
今後はもちろん、対応する診療科目は拡大していくとLINEヘルスケア社は話します。



非常に簡単に質問ができるLINEヘルスケアですが、相談は「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の遠隔健康医療相談(医師)の範囲で実施。
いい加減ではないので安心できますよね。

料金

気になる利用料金ですが、「いますぐ相談する/相談を予約する」を行う場合、30分2,000円(税込)。
「あとから回答をもらう」を行う場合、最大1,000文字で1,000円(税込)となります。

支払い方法はLINE Payのみに対応するそうなので、利用したい、と考えている方は早めにLINE Payの登録を行っておきましょう。

参考

LINE Pay
https://pay.line.me/portal/jp/main

オンライン診察は現在、どのように行われているの?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

先ほど「オンライン診療の適切な実施に関する指針」という言葉が出てきましたよね。

これは厚生労働省が定めるガイドラインです。

参考

「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000201789.pdf

実際にオンライン診療を行っている医院も増え始めており、もしかするとご覧の方も利用しているのではないでしょうか?
オンライン診療は具体的にどのように行うのか、詳しく見ていきましょう。

オンライン診療を受けるステップ

オンライン診療を実施している病院では、以下のような流れが多いようです。

まずは初診診察を対面で行います。
対面で症状などをしっかりと把握し、オンライン診療に同意しなければなりません。
病院によって対応している症例が異なりますし、定期通院者に限定している場合もあるので、病院に確認してみましょう。

その後の通院の際にはパソコン、スマートフォンなどを用いてオンライン診療を行っていきます。
オンライン診療であってもLINEヘルスケアのようにチャットではなく、医師の顔を見ながら、こちらの顔を見せながら診察します。



診察が終わった後は処方箋が郵送されてきます。
このとき、手数料がかかる場合もあるのでご注意ください(自由診療の場合)。

その後は定期的なオンライン診療、または定期通院が求められる病院も。
病院の方針に従って診断を受けましょう。

決済方法ですがクレジットカードを用いる場合が多いようです。
クレジットカードをお持ちでない方はデビットカードなどでも決済できる場合があるので、作っておいた方が良さそうですね。

わざわざ病院に行く手間が省けるので、かなりありがたいサービスが始まったといえるでしょう。
症例や重症度によっては対応していない場合があるので、定期的な経過観察(診察)の人のみを対象にしている場合があります。
特に遠方の病院に定期的に経過観察で通院している方は、その病院がオンライン診療に対応しているならぜひご活用ください。

24時間チャットで医療相談ができるサービスは他になにがあるの?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

このほかにもさまざまな医師に相談できるチャットサービスが配信されています。

例えばつくば市の株式会社AGREEは2018年1月24日に、iPhone版医療相談アプリ「LEBER(リーバー)」をリリース。
2018年9月1日にはAndroid版も登場しました。

このサービスはアプリで問診票を作成し、医師に相談可能。
医師からアドバイスを受ける際には、「症状に合った市販薬」「近くの症状に合った医療機関」が表示されます。
医師からのアドバイスを参考に市販薬を購入したり、病院に行ったりできるのは嬉しいポイント。

参考

LEBER
https://www.leber11.com/

自分で判断するのが不安な方はこうしたチャットサービスをぜひご活用ください。

料金は症状によって100円・300円・500円のいずれか。
相談料金が上がると評価の高い医師がスピーディに回答してくれるようになります。



多くの医療アプリが登場しはじめています。
ぜひこうしたアプリを活用して、医療費を節約してみてくださいね。

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