海外に住む日本に興味がある外国人と交流ができるサービス!お互いの文化をシェアする楽しさとは?
新型コロナウイルス(COVID-19)が収束しないなか、毎年定期的に海外旅行を計画する人は旅行の計画を断念して、寂しく感じるのではないでしょうか?
また、今年海外旅行を計画していた人も、旅行に行けず、悲しい思いをしているのではないでしょうか?
それでも海外の文化に触れて視野を広げたい方におすすめなのが「オンライン国際交流」です。
国際交流が重要な理由とは?
日本政府観光局(JNTO)によると2019年、日本を訪れた訪日外国人数は2018年と比較すると、2.2パーセントも増え3188万2100人でした。
これは過去最多だそうです。
市場別で見てみると、韓国を除く19市場で過去最高を記録。
中国が14.5パーセント増え959万4300人となり、全ての市場で初めて900万人を突破しました。
一方で韓国が25.9パーセント減り558万4600人。
これは昨年いろいろあったためだと推測されますが、2018年と比較すると約200万人減少していました。
多くの外国人が日本を訪れたきっかけのひとつはラグビーワールドカップでしょう。
市場別で見てみると、欧州やアメリカ、オーストラリアの市場は年間を通じても、好調な伸びで推移しました。
特に3チームが参加したイギリスは9月と10月に80パーセント増となり、年間でも27.0パーセント増の42万4200人で、初めて40万人を上回りました。
東南アジアに目を向けてみると、東南アジア市場は新規就航や増便が追い風となり、2019年後半にかけて慎重。
とりわけフィリピンは21.7パーセント増の61万3100人、ベトナムは27.3パーセント増の49万5100人となり年間で2割も増加しました。
一方で、2019年12月の訪日外国人数は、4.0パーセント減の252万6400人。
3か月連続で前年割れする結果となりました。
病院として日本政府観光局は、韓国市場の低迷が訪日外国人観光客数全体で前年を下回った要因だとしています。
観光産業で働いているという方ならば、韓国人観光客数の減少を肌で感じたのではないでしょうか?
訪日外国人観光客数の推移は?
ではここ10年ほど、訪日外国人観光客数はどのぐらいいたのでしょうか?
- 2010年 … 約860万人
- 2011年 … 約620万人
- 2012年 … 約840万人
- 2013年 … 約1040万人
- 2014年 … 約1340万人
- 2015年 … 約1970万人
- 2016年 … 約2400万人
- 2017年 … 約2870万人
- 2018年 … 約3120万人
訪日外国人旅行客の消費額は?
2019年、訪日外国人観光客は一人当たりどのぐらいのお金を日本に落としたのでしょうか?
2018年と比較すると6.5パーセントも増加したそうです。
その金額はなんと、4兆8113億円。
一人当たりの旅行支出の3.5パーセント増の15万8000円に増加しました。
しかし、一人当たりの旅行支出を市場別で見てみると、増加したのは10.1パーセント増のフランス、9.3パーセント増のイギリス、5.2パーセント増のタイなど8市場のみ。
日本に多く訪れる中国などの市場では、一人当たりの旅行支出は減少傾向となったそうです。
そこに来て現在の新型コロナウイルス問題。
ますますが訪日外国人観光客は減少していくでしょう。
日本に行きたいと思う人が多くいても、出国制限をされていたり、そもそも減便によって航空機が飛んでいなかったり、様々な問題がありますよね。
とはいえ、日本の外から来た人がお金を落としてくれるおかげで、ここ最近日本の景気は随分下支えされてきました。
国際交流を積極的に行うと、経済的なメリットもあるのです。
国際交流とは?
そもそも国際交流とはどのようなものなのでしょうか?
私たち日本人だけが用いる日本語という言語。
国際交流において、言語の壁が高くそびえ立ちます。
しかし、人間のコミュニケーションツールは言語だけではありません。
例えばジェスチャー、表情、声の調子など、私たちは日頃言葉でコミュニケーションを取っていると思いがちですが、コミュニケーションにおいては言葉以外の要素も非常に重要なのです。
自分が育った環境以外の文化に触れる国際交流では、共通する言語を用いることはとても重要です。
しかし共通する言語が一番重要なのか?と言うとそうではありません。
言葉よりもジェスチャー、動作、視線、表情などが重要です。
何より大切なのが「交流したい」という気持ちではないでしょうか?
国際交流をすることで異文化に触れることができます。
異文化を理解しようとする気持ちや態度、積極性こそが重要だと言えるでしょう。
挨拶から始めよう!シニアでも参加できる国際交流とは?
例えば自宅に居ながらにして国際交流を行うこともできるのです。
その一つの方法が「民泊」。
民泊とは一般の住宅に他人を宿泊させるサービスのこと。
数年前によく話題に上りましたが、住宅の全部や一部を活用し、旅行者に宿泊サービスを提供することを指して用いられる言葉です。
日本人は忌避しがちですが、外国人は民泊が大好き。
ホテルよりも安いですし、実際にその国の文化を体験できるというのも理由のひとつでしょう。
しかし、文化の違いも大きいので、完璧に理解することは難しそうですね。
例えばこの民泊を活用し、訪日外国人を自宅の空き部屋に泊めて、もてなすシニア世代も多いそうです。
子供などが育って空いた部屋のなどの活用、老後の生きがい、泊めることで費用を得る老後の副業、という様々な理由で行っている人が多いのだとか。
例えば泊めるだけではなく、日本の食事を提供したり、神社の参拝マナーを教えたり、相手の国や文化を教えてもらったり。
民泊をすることで自然とコミュニケーションを取ることができます。
もしも同居する家族がいる場合、民泊した外国人観光客をきっかけに家族のコミュニケーションが活発になるかもしれません。
日本に興味のある外国人と日本語で交流ができる「Sail」とは?仲良くなってパーティやイベントを開催したり、遊びに行ったりも叶う?
アプリを活用し、日本語を学びたい外国人と日本語でコミュニケーションを取ることも可能です。
そのサービスが「Sail」。
Sailは日本の高齢者が世界で日本語を勉強している人々の先生となり、日本の文化や歴史、経験や知恵を伝える日本語教育サービス。
現在世界には、日本語学習者が360万に存在するといわれています。
外国人労働者数は、平成19年に外国人雇用状況の届出が義務付けられて以来、過去最高の約130万人にものぼります。
Sailは日本語を話せるようになったり、将来日本で就労したい、と願う若い日本語学習者と、人生の達人であるシニア世代という両極端の存在を繋ぎたい、という思いでサービスをスタートさせました。
Sailの使い方
使い方はとても簡単でスマートフォンアプリをインストール後、新規会員登録をしてアカウントを作成。
登録後は、日本語学習者との会話が可能な日時を予約することで利用できます。
とても簡単ですよね。
外出自粛が叫ばれる今だからこそ、自宅でできる新たな刺激として、国際交流をしてみませんか?
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