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コロナが収まらない!介護施設にいる親や知人とどのように連絡を取る?オンライン面会が増えています

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が未だ収束せず、状況が日々変わってきています。
介護施設や療養施設に家族や知人がいる家族は面会ができず、かなり心配されているのではないでしょうか。
昨年の緊急事態宣言後から全く顔を見ていないという方もいるでしょう。

また、介護施設や療養施設を運営している従事者の方々は新しい面会システムの投入で対応に悩まされていると思います。
コロナ禍での面会はどのように行われているのか、そしてオンライン面会は可能なのかご紹介します。

介護施設や療養施設では今、どのように面会が行われているの?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、介護施設等では家族を含め、面会に制限を設けている場合がほとんどでしょう。

厚生労働省は2020年10月、入居者の認知症予防などを目的として面会制限を緩和する方針を示しました。
しかし、対応の判断は施設に委ねられています。
そのため、新型コロナウイルス感染症予防の観点から多くの施設では面会の緩和に踏み切れないでいるところが多いです。

こうした状況にあっても元気な姿を家族に見せられないかと複数個所の老人ホームではオンライン面会サービスを開始しています。
テレビ電話システムを用いたもので、はじめは戸惑って緊張していた利用者も次第に「こんなに便利になったのね!」と驚く人もいたそうです。
慣れてくると家族との会話も弾み、あっという間に時間が経ってしまうのだとか。

しかし、まだ多くの老人ホームや介護施設では着信する人、受信する人両方会員登録が必要で、場合によってはアプリケーションをダウンロードしなければならないなど、
手間がかかる無料テレビ電話サービスを利用しています。
施設の人に会員登録から通話までお任せするには時間がかかる問題や個人情報管理など、さまざまな課題が生じているようです。

オンライン面会の課題するためにはどうすればよいのかお話していきましょう。

オンライン面会システムを行うために解決が必要な課題点は?

オンライン面会は非常に便利で、会えない状況であっても顔を見ながら会話ができます。一方で注意点などもいくつか存在します。

一つ目はまず機材やツールが必要な点。オンライン面会にはパソコンやタブレット、スマートフォンのいずれかと、ビデオ通話機能が搭載されたツールの用意が必須の要素です。これらは個々人が所有するだけでなく、施設側も準備している必要がありますよね。
施設によっては端末の持ち込みが必要でサポートを行っていないケースもあるので、オンライン面会が実施可能かどうかは施設側の体制にもよるといえるでしょう。

二つ目は環境が整っているかということ。
オンライン面会は他の施設利用者やスタッフの声、生活音が入りやすいため、面会を行う場所によっては声が聞き取りにくいこともあるでしょう。
こちらは正しく聞き取れても、周囲の音によって向こう側が聞き取れない、といったケースは十分に考えられます。

オンライン面会を行うと、楽しくなって声が大きくなることもあるでしょう。
周囲が静かで、比較的大きな声を出しても問題がない環境を用意できるのか?といった問題点も十分考えられます。
また、インターネット環境が正しく整備されているかも重要です。
インターネットを利用できても低速のインターネットでは映像のやりとりを行うことは困難でしょう。

オンライン面会は非常に便利ですが、さまざまな条件が整っていなければ難しいというのが現状。
これからオンライン面会サービスを新しく導入する施設なら、上記の3点をどう解決するのか考える必要があります。

スマホをもっていない親とビデオ通話の面会は可能なのか?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

施設利用者の携帯電話利用に制限がなく、タブレットやスマートフォンなどを利用者自身がある程度自由に操作できる、という方はラインなどを活用したビデオ通話をを行えるでしょう。
一方でこれらのツールに馴染みがなく、自身で操作できない方も多くいます。

ある特別養護老人ホームでは、以前から入居者の生活の様子が分かる写真などを家族に送るサービスを展開していましたが、2020年春からは新たに無料通信アプリのビデオ通話を利用し、入居者と家族が互いの顔を見ながら会話できる時間を設けました。
同施設では専用のタブレット端末を用意し、家族との通話ができる仕組みを採用しています。

また、新型コロナウイルス感染症拡大を受けて介護施設などに利用者と親族らの面会を当面の間見送るよう求めている厚生労働省は2020年5月15日、ビデオ通話によるオンライン面会の事例集を公表しました。

参考

厚生労働省:介護保険最新情報

この事例には共有スペースの一画や個室などを用いて、職員が利用者をサポートしながらオンライン面会を実施する方法などを例示しています。
施設や職員の端末を用いることも選択肢として挙げつつ、ICTの導入にかかる経費を補助する支援事業も紹介しています。

一方ですぐにオンライン面会に対応できない施設について、面会者に施設1階ロビーまで来てもらい、面会をしてもらうという方法については「施設内への感染経路を断つという主旨に飯しない範囲で」としています。

簡単につながるオンライン面会サービスが求められている!

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

端末等の問題はありますが、インターネットを通じて誰でも簡単に、安全にコミュニケーションできるオンラインビデオサービスは増え続けています。
そのひとつがイメージナビ社が提供しているOne toOneビデオ通話サービスです。

利用者はSMSやEメールなどのお知らせを送り、受け取った人はURLを開くだけで1対1のビデオ通話が実現させました。
パソコン、スマートフォン、タブレットなら機械の種類に関係なく利用でき、手間もないというのが大きな特徴です。

シンプルな作りになっており、アプリもアカウント登録も不要。必要なのはインターネット回線のみ、というのはあまり機械に強くない人にとっては嬉しいポイントではないでしょうか?
通信は暗号化通信を採用し、サーバを介さず直接1on1でつなぐことで、個人情報を残さない設計になっている点も安心ポイントです。

現在はオンライン面会システムの導入を検討している介護・療養施設及び老人ホームなどを対象に試用版を提供しています。
介護関連のお仕事をされている方や家族や知人が施設にいるけど、施設側でオンライン面会システムを難しく考えている場合はこのサービスを提案してみてはいかがでしょうか?

※本サービスは、企業・施設向けに提供されるものです。個人へのサービスの提供は現在行ってはおりません。

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