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「切崖(きりぎし)に立てば夜空は青く晴れさそり座を追ひて天の川ゆるる」(だまちょ)

damachoさん
トピック作成者:damacho さん
2016.5.6
五月5日の未明、又も黒岳に行きました。
前回は雲に邪魔され不調だったので。

「星は去り明け近きそらぞ美ししけれ灯りさえまさりてぞ見ゆる」

「日は赤く空を染めぬき朝風のなか泰然と富士はそびえる」

「日は赤く空を染めぬき朝風のなか泰然と富士はそびえる」

「春の空に雲はすがたも見せぬよき日の精進湖に咲くやえざくらかな」

「尾を垂れてうつむきショゲるコイノボリ空青く澄み風無き草原」

帰宅途中、朝霧高原と言う牧場地帯でコイノボリと富士山の
コラボを狙いましたが、風は止んでいました。

「晩春の風静まれば河口の水面の揺らぎただおもしろき」

「春の日にモーターサーフィンすべりきて一時われを楽しませける」

「東より出でて浮かびぬ南天にさそり座追って天の川は揺れる」

「さそり座の尾の上に立つ天の川すがたやさしく夜にうごめく」

「風荒ぶ黒岳の上朝まだき星の光りも街の灯に消える」

とにかくこの日は風が強かったです。崖に立つのも怖いほど。

「ツツジ咲く山のきりぎり風やまず鳴きつる声は鹿ぞとも思う」

「黒岳の崖の夜風は夜を通し葉音せわしく止む時を知らず」

「風の音は絶えず吹きつく夜なれど星も流れて天の川見ゆる」

「風のなか騒めく木々のあいだより夜の鳥はた鹿の声する」

「黒岳に山小屋の跡痛々し やがては土に戻りて埋もるか」

山頂の近くに山小屋跡が有るんです。
もー 50年位前につぶれたんじゃないでしょうか・・・・・
なんだか・・・・ この山の古い歴史の流れを感じました。

「山頂の崖にも桜咲く時よ朝日は巡り人を和ましむ」

「春の夜は未だ明けやらず星あまた南の空を西に動きぬ」

「朝露に風は吹きつく切崖にフジザクラ咲き遅い春来る」

「河口湖を渡る夜風ぞ冷ややかに湖水は揺れつつ灯りに染まる」

「朝露に風は吹きしき空は赤く朝日に染まり雲一つ無し」

「八重桜茂れる湖は賑わいて風無きままに春は過ぎゆく」

「精進湖に咲き残りもがなの思いして訪れしども早や葉桜となりぬ」

「風をいたみ波立つ湖に砕け飛ぶ水の色にも遅春を思う」

「風荒ぶ山のきりぎり未だ明けぬも僅かに赤き東の山かい」

「フジザクラ咲く日は僅か短くも山の彩りいと美しく」

「明けぬれば見えざるものとは知りながら尚恋しきは天の川かな」

「春の野の低く照れたるホトケノザやや風かぶり揺れて立ちけり」

「春風に吹かれる湖はつかの間に光りて富士の雪にも勝る」

「山の木はいまだ芽ぐまずおし照れて いつ咲くやらも思うことなく」

「空をゆくさそり座の光わずかにても離されまいと天の川かな」

「河口を吹き来る風は暖かしたちまちにして木は花咲くも」

「束の間に夜をすごして黒岳のツツジの木立は芽ふきそろわず」

ミツバツツジかな。と思いました。葉っぱが三枚でしたから。

「吹く風に揺れつつ咲けるマメザクラ色も乏しくうつろひにけり」

「八重桜のもとにタンポポ花は咲き精進の湖は春もたけなわ」

「先達の歌碑に向かいて歌詠むも届く筈無く八重桜咲く」

黒岳から下った後、精進湖にも立ち寄りました。
ここには、与謝野晶子さんの歌碑も有ります。
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damachoさん
2016.5.7 9:44
>>[1] さん
お早うございます。
質を高めたいんですが。こればかりは中々。

「歌碑を前に歌を詠めども先達に届く筈なき桜咲く湖畔」

5日には、帰宅途中に精進湖にも立ち寄りました。
与謝野晶子さんの歌碑も有ります。
今はちょうど八重桜が満開でした。
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