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みんなで短歌

こんにちは(*^-^*) 短歌サークル 作りました。 少しでも短歌に興味のあるかたの、参加を募ります。 会員登録、コメントのみでも 大歓迎!! みなさんもご一緒に短歌を楽しみましょう。 日頃、思ったこと、感じたことを歌にして投稿してみませんか。 形を気にせず まずは五・七・五・七・七の三十一文字にして並べてみましょう。 楽しかったこと、ちょっと落ち込んだりしたこと 歌にして投稿してください。 楽しいサークルを目指します。

投稿の方法を書きます
トピックの新規作成に入って、トピック名に詠まれた短歌を書いて下さい。
トピック紹介文の所には、詠まれた心境や、それにまつわる話を書いて下さい。
投稿された短歌にコメントを書く時は、「書き込み」という欄にお願いします。

 
2023.6.27
おき置いた一粒の豆に蟻群がり全て飲みこむブラックホール
2023.6.27
メコン眺めて「卒業写真」聴くぼくは何を捨てきし何を得ようと
2023.6.27
キングベット大の字にゴロゴロと動いてみても声もかからず
2023.6.21
満席のミッドナイトバス夜明け前無人の終着駅に我一人下車する
2023.6.21
パタヤではパッションジュース思いきり孤独ぶち込み飲める喜び
2023.6.21
バリハイの響き懐かしパタヤにてバックパッカーロンリーツディ(今日も一人)
2023.6.18
一日の時間の長さ変動すそんな気がする旅の途上では
2023.6.18
綿の海ザブンと雲の下に突入す海の底から地上が見えた
2023.6.18
ゆっくりと走る飛行機の向こうから急に飛び立つ飛行機が見え       
2023.5.2
悔いること 少なくはない 今を生きる まだ間に合うかも 時は迫れども
2023.3.27
この咳に 思いかえして 約半世紀 ベッドの上の 闘病の日々
2023.3.15
歳ゆけど すっぴんみせぬ 恥じらいは 女性は永遠に 美しくあれ
2023.3.14
初めて参加させてもらいます
2023.3.7
ひたむきに ただひたむきに 生きるすべ いつかは実り いつか花咲く
2023.3.5
紅梅に負けじと白梅花つけて庭に潤いようやく出でる
2023.2.19
ゆっくりと嚙んで味わい腹八分感謝忘れず笑顔で食事
2023.2.14
タバコより 酒、病より 恐ろしい 身体蝕む 孤独なるかな
2023.2.10
マスクする眼鏡が曇る前見えぬいろいろ工夫しても効果なし
2023.2.4
百五十測りなおせば百二十どちらがほんと血圧不思議
2023.1.29
一度見た商品広告頻繁に出で来るパソコン何とも不気味
2023.1.24
いつになく 部屋の隅々 片づける なんとはなしに こころ爽やか
2023.1.22
腰痛い肩が痛いと壊れ行く体鞭打ち空元気出す
2023.1.19
遅れるぞ急げ急げと声かけてもたつく足を踏ん張り急ぐ
2023.1.18
ペットロス 経験なき身の 心情で 悲しさ一つ 想いやれずに
2023.1.16
毎日の由無し事を短歌風にメモしてみたらなかなか楽し
2023.1.16
僅かなる 我が身の不調に 驚きて 医者に駆け込み 小心笑え
2023.1.2
かみしめる 年の初めの 静けさを 元気で過ごすは あと幾年か 
2022.12.16
いつまでも 恋を求めて シニアたち 婚活サイトは いま花ざかり
2022.12.7
はかなきは 人の生命か 疎遠さか 兄の死亡を 三月後に知る
2022.11.26
65歳以上の 単身者 230万人 ああこの国は どうなるのでしょう
2022.11.17
歳ゆけど すっぴん見せぬ 恥じらいは 女性は永遠に 美しくあれ
2022.11.9
古ギター 弾けば我が孫 踊りだす 末はダンサー? 健やかであれ
2022.11.6
我が街に 建立の歌碑 見かけたり 与謝野晶子の 生まれたる街
2022.11.5
通う日々 実家の母の ご機嫌は 曇りばかりで 我が心曇る
2022.11.4
在りし日の 元気な笑顔 今はなし 目の見えぬ友 いま本当の闇
2022.11.3
青空に 一期一会の 出会いあり 父が愛した 野山そこかしこ
2022.11.3
この地球 何処かで戦火 止むことはなし 屍の先 荒涼たる様
2022.11.1
カタツムリ ご機嫌いかが 紫陽花は とっくに枯れた 秋の時雨に
2022.10.30
誰も来ず 息遣いさえ 聞こえねど 一人で過ごす 贅沢な部屋
2022.10.30
良い季節 早く行くなと 引き留めど 暦は進む 師走向かって
2022.10.28
扇風機 やっと仕舞って 秋本番 紅葉まだかと 急かす身勝手
2022.10.27
山が好き 唱えていても 山は来ず 亀足抱え 牛歩するのみ
2022.10.27
今一度 生まれ変わって 男性に 好きな野山を 闊歩する夢
2022.5.5
もう二度と 同じ暮らしは 出来ぬとも 望みは捨てず コロナの時代
2022.3.8
同人誌 セピアの色に 染まりたる ページ開けば 夢は駆け巡る
2022.1.31
遥かなる 啄木生まれし 故郷を 訪れたくて 歌碑などを見て
2022.1.5
年賀状 書かなくなりて 十余年 何も届かず 時は流れて
2021.12.13
おおよそは 聖人君子の 作品は 感動すること ほぼ何もない
2021.12.8
ウォーキング ラジオ体操 健康に 役立たせよう 今が始まり
2021.12.1
不確実 この道の果て 見えぬ時 未来はどこに 今日、今を生きる
2021.11.21
短歌をまた歌いたくなってまいりました
2021.11.16
高速の 追突事故で 思うこと 車間あけれぱ 防げるものを
2021.11.10
さまざまな 病のもとを 知りながら よる年並みに 何をか思う
2021.10.27
暇あれば 散歩に向かい 早歩き 健康増進 アンチエイジング
2021.10.21
急激な 秋の訪れ 慌て舞う やれ灯油どこ やれ毛布どこ
2021.10.15
今ならば きっと言えるよ ありがとう 亡き母想い 時は過ぎゆく
2021.10.12
ネットでは ネガティヴばかり 溢れてる 明るい話題 切望しきり
2021.10.11
肥満とは かくも恐怖の ことなりや 万病のもと コロナ禍にて知る
2021.10.6
はや二年 過ぎることなき コロナ禍に 取り出したるは 新しきマスク
2021.10.1
指先まで祈りを込めて病む友の髪をあらいぬ九月尺の夜
2021.9.30
何故に 急ぐ人々 慌てずに 早く着いても 5分と変わらず
2021.9.27
とぼとぼと 歩けし人を 見るにつけ こうはなるまい 我が身引き締め
2021.9.20
今未来 並んで歩く 遠い道 二人の誓いは 永遠となれ
2021.9.19
ネギきざむ音が黄昏つれてきて夫を顕たしむ花いちもんめ
2021.9.17
夫婦間 敬語で会話 思いやる その生きざまが 理想の姿
2021.9.15
下手から 話して損は 何もなし 無益な争い 未然に防ぐ
2021.9.14
今日よりも 素晴らしい明日 夢見ることなく 人は眠りに つけないだろう
2021.9.12
空の底キンコンカンと夏は去り地球が少し傾いて 秋
2021.9.12
愛しさが 余りて月日 流れるまま 遅すぎたるかな このラブソング
2021.9.12
たわわなる柴栗落ちてその昔古人(いにしえびと)の夕餉賑わう
2021.9.11
若蜘蛛の粋でいなせなごあいさつ軒下三寸キリリと巢張り
2021.9.10
大阪の おばちゃん図太い 傘をさし バイクで逆行 堂々たるもの
2021.9.9
老いの坂上る一歩に掛け声をつけてオイッチニのリズムを刻む
2021.9.9
いま思う 艱難辛苦を 乗り越えて 笑顔の母は 勇者の姿
2021.9.9
堀割りに銀の雨降る高瀬舟憩う柳の糸たおやかに
2021.9.8
「とりで山」と名付けて一人悦にいる旗指物のようなる木立
2021.9.8
この地球 どこかで戦火 止むことなし 屍の先 荒涼たるさま
2021.9.6
快晴の 今日さわやかな 秋の日に 窓を開けよう 風と飛び出そう
2021.9.6
雲わたり朝日を浴びて輝ける鬼ノ城(きのじょう)はるか神話を語る
2021.9.5
わが友は 異国で暮らし 帰国もままならず ”いいね”をクリック 生きてる証
2021.9.5
夕まぐれ夏の名残りの風受けて古都の香りの凌霄花(のうぜんかづら)
2021.9.5
若き頃 長きの闘病 ライラック 今もむらさき 思いは遥かに
2021.9.4
コロナゆえ本を友としこよい読むジュンパ・ラヒリの「停電の夜に」
2021.9.4
「あっ」と思えども心動かざればまた言葉なければ短歌は詠めぬ
2021.9.3
人なくて夏草しげるあずまやの夜空の向こうに花火が見える
2021.9.2
友がみな 一人二人と 逝ってしまい 哀れなるかな 古希のたそがれ
2021.9.2
銀鼠の雨のすだれをまきあげて吉備の小富士は微笑み返す
2021.9.1
山間に苔むし佇む一里塚今は昔の賑わい聴こゆ
2021.8.31
水攻めの高松城址に風わたり城主の最期しずかに語る
2021.8.31
コロナ禍の 雇用調整 助成金 休むも収入 思わぬ特典
2021.8.25
毎日の 仕事は暇な 倉庫番 鳴らぬ電話に 届かぬ荷物
2021.8.23
コロナ禍の 不遇な時代 豊かなる 現代(いま)の暮らしで 如何に耐えるか
2021.8.20
高齢の 一人暮らしも はや九年 寂しくはなし 自由に生きる
2021.8.19
このたびの 人事異動に 不満なし 働きすぎは これで終わりに
2021.8.18
ワクチンで 一喜一憂 収束迄は 遥かな道のり 光は見えず
2020.10.6
満月を三笠の山の上に見るいにしえ人の想いいかにと
2019.11.4
短歌など読める感性ないけれど天に引かれりゃ爺でも詠う
2019.11.2
50年守りし店の閉店で明日に生きろと店主励ます
2019.10.27
見慣れすぎ今じゃなんとも思わない穴ぼこだらけジーンズ姿
2019.10.26
一箱を二人で買って半分こ得したような買い物をする
2019.10.23
気心の知れた人とのお茶タイム心置きなく駄洒落飛び交う
2019.10.22
卒寿で新婚さんの番組に出てきて文枝驚きている
2019.10.20
これからも起こるであろう災害に人は無力をさらけ出し居る
2019.10.6
古希を過ぎ 働きづくめで 何思う これも一種の アンチェイジング
2019.10.2
永遠に遺せし笑顔 今もなお 八十路の夢に 現れ消える
2019.9.29
コミカルにかみ砕く音心地よく真白き歯にも若さ溢れる
2019.9.28
懐かしさ あまりて溢れ 高校の 同窓会の 案内ここに
2019.9.28
パソライフこんな素敵な日々があり友にもパソの面白さ説く
2019.9.27
真っ白いジーパン履いてカタカタと駆け行く娘(こ)らの長い脚見る
2019.9.26
永別の日から一年君との日次第に過去になって行くのね
2019.9.26
ハミングも心穏やか台風も雨のうるおい置きて去りゆく
2019.9.21
病院のカードの日付よく見れば7年前の8月2日
2019.9.14
つれずれに 詠い語りて 友を知る 心安らぐひと時が此処
2019.6.9
困難は 神が与えた 試練なり そう思えれば いいのだけれど
2019.5.1
連れ合いを 失くす悲しみ かくまでと 教えてくれし 夫に感謝す
2019.4.27
あの世とは かくも楽しき 場所なるか 帰り来る人 いまだにおらず
2019.4.10
降る雪や春を戻して銀世界今を盛りの桜花凍える
2019.3.25
あの人に見ててもらえること願い歌を歌って絵を描くわたし
2019.3.23
いつになく華やかに咲く庭つばき 逝きし娘に贈られた苗
2019.3.12
新しいシルバーカーに嬉し気な 妻誕生日八十二歳
2019.3.5
「ありがとう」一日何回言うだろうこれから言おう心を込めて
2019.3.2
そここゝに春訪れる気配する 草木も芽吹く弥生となりて
2019.2.26
身めぐりに春風ふかば出でゆかん萌葱の色のジャケットを着て
2019.2.25
思いつめ 母の言葉に 耳貸さぬ 子に平安の あれと祈りぬ
2019.2.24
働き方 改革あれど 休まれず 出た分手当 付くのだけれど
2019.2.24
艶やかな大粒イチゴにかぶりつく 練乳ミルクたっぷりとかけ
2019.2.20
雪は星の形のまま降ってきて 私を埋めない閉じ込めるだけ
2019.2.18
主無き家のさびしさ 花たちも何か足りぬと言いたげに咲く
2019.2.11
コーヒーを飲み過ぎぬよう言いくるる息子の煙草母は気になる
2019.2.10
匿名の 隠れ蓑着て あざ笑う ネットの妖怪 いつか消滅
2019.2.7
*クインテット引き込まれゆく旋律に心ゆだねて至福の時を
2019.2.5
所在なくページをめくるアルバムの 古き写真に蘇る日々
2019.1.24
*子守歌唄ってくれた父親のテノール響く夢の中でも
2019.1.22
不愉快な大腸検査無事終えて 結果OK 元気復活
2019.1.22
*極楽へ行き着く道をパソコンで検索したが未だ見つからず
2019.1.22
OBに送られてくる社内報 遥か昔の勤め先より
2019.1.18
*暗闇やローソク点し壁見れば大きく揺れる我の影カゲ
2019.1.13
何気なくワイングラスを取り落し 今更ながら老いを自覚す
2019.1.12
古希喜寿と行けると良いな笑顔にてその上傘寿となればまた佳し
2019.1.8
若き日の夫(つま)の写真の好もしく引き伸ばしみて額に飾りぬ
2019.1.6
*喫茶去(きっさこ)と 声かけられて 瞼(め)に浮かぶ 禅問答の 懐かしき日々
2019.1.3
来る年も 悩み困難 尽き果てず 今、未来さえ 道は見えずに
2019.1.3
愛犬を 亡くし友との 逢瀬あり 時は流れど どこか寂しげ
2019.1.3
*穏やかなノックの音に出てみれば茹で栗かかえた妙齢の女(ひと)
2018.12.30
年の瀬が迫り来たとてなにやかやするあてもなく年跨ぎする
2018.12.28
生きるのがつらいと愚痴をこぼしつつ真の私は生きたがってる
2018.12.24
*診察日いつもの微笑み和やかに 心休まり口笛を吹く
2018.12.23
今の世に どこに繋がり あるなしや フェイスブックで 新たなる友
2018.12.23
現場にて 語りて納得 我が仕事 緊張感こそ 若さの秘訣
2018.12.18
「愛してる」毎日言っときゃ良かったな永別(わかれ)思わぬ平和な日々に
2018.12.18
*城跡の闇を貫く笛の音や能面揺らす薪(たきぎ)の神事
2018.12.14
*久々の「エデンの東」見終わっていつも感じる宗教の意味?
2018.12.13
まだ生きていると知らせる年賀状 パソコンで作る年の暮れかな
2018.12.9
繰り返す日々の営みまた今日も 平穏というか単調というか
2018.12.9
*桑の実を食めば遥かな思い出が 瞼の中をゆきつ戻りつ  
2018.12.7
人並みに流行りのスマホ始めたが 使いこなせずガラケーに戻る
2018.12.6
この涙 承諾を得ず旅立った夫に地団太恨みの涙か
2018.12.6
毎日のざれ歌づくりもボケ防止 啄木気取り今日も一作
2018.12.3
朝ぼらけ見上げる空に星一つ 煌めく姿美の女神さま
2018.11.30
*句作りのキイポイントはまずセンス語彙の多さと脳のシワシワ  
2018.11.25
*秘めやかな触れ合うグラス音わずか風爽かにコスモス揺らす
2018.11.22
いつだって悲しみなんて無用です歌をうたって心軽やか
2018.11.19
*何もなく日々過ぎてゆく単調さ刺激を求め 探る毎日
2018.11.11
孫来訪 私のギターで 踊り舞う このきっかけで なついてきたかな
2018.11.11
しなくてもよかった喧嘩もあったっけ後の祭りさ二人でいた日々
2018.11.10
何もかも 夢中で向かうは 無理がある 適度に頑張る これが無難さ
2018.11.10
友からの 羨望される 境遇は この歳でなお 働けることなり
2018.11.7
亡き人のバトンをもらい走り出すきっと笑顔でこれから先も
2018.11.5
この苦悩きっと解決するだろう信じることしか選択肢無し
2018.10.23
言葉ひとつ何故か使えぬ相手です 口を閉ざして過ぎていく日々
2018.10.21
星流れ願い事する十三夜 叶うか否か誰か知るかも
2018.10.20
いまならば いまだからこそ 出来ること まだまだ未来は 開かれている
2018.10.18
☆何時の日か笑って話せる時が来るその日を信じ生きていきたい
2018.10.14
*ゆったりと 夕暮れ迫る森のはし 番(つが)いか 二羽が ワルツ舞い舞う 
2018.9.30
ゆったりと お気に入りの CD聴く コーヒータイムで 至福の時間 
2018.9.28
朝夕の 挨拶ラインで 届く日々 一人暮らしの 安否確認
2018.9.27
どっぷりと 悲しみの海に 浸かってた 詠うことすら 忘れ惚けて
2018.9.13
迷わずに 信じた道を 進むだけ 時は限られ 歩みは止めず
2018.9.13
☆たのしみは 氷の解けて行くように固い心のほぐれ行くとき
2018.8.21
あの世から 迎えが来ても 追い払う 歌こそいのち アンチェイジング
2018.8.19
今もなお 働き続け 汗流し これは誇りか 無駄な時間か?
2018.8.16
懸命に 覚えたはずの 花の名も 君亡き今は 思い出せざり
2018.8.15
奪われた わけでは無くて お借りした 貴方を神に 返したと知る
2018.8.12
春夏秋冬
2018.8.12
おかれゆくものの虚しき想いあれど時疾走して惑う暇なき
2018.7.13
酔い覚ましに
2018.7.8
天災に 一喜一憂 やむなしも いま求められる 地に足つけて
2018.7.8
殺人を是としたオーム真理教幹部死刑に長い道のり
2018.7.4
*独奏会 ニーノ・ロータの「道」を聴き ジェルソミーナの想いをなぞる。
2018.6.25
☆たのしみは野暮用多きこの頃を時にのんびり昼寝するとき
2018.6.19
出会いあり 別れありなん 人の世は 男と女 この先何処
2018.6.19
おかあさん今日のわたしを喜んでもらえますかと空を見上げる
2018.6.17
出すことがいかに大事かつくづくと感じています健康維持に
2018.6.13
一人だけ ただ一人だけ 貴女には ぼくの想いが 届けと祈る
2018.6.11
幾たびも辞めたくなりし苦しみのきょう突然に幕を下ろしぬ
2018.6.8
見つかって天衝くほどの喜びに物無くなるも良きことと知る
2018.6.8
友ありて 宵の飲み会 途中下車 子犬の世話が 彼の生きがい
2018.5.28
今未来 並んで歩く 遠い道 二人の夢は 永遠となれ
2018.5.27
弱い弱い わがまま心 顔を出し つい一言の 余分をなせり
2018.5.25
今年また ツバメ来たれり去年のもの?遠い国より私の街へ
2018.5.23
初めまして
2018.5.20
悲しさも 苦しささえも 母は胸に ただ生き抜いた 勇者の姿
2018.5.18
たのしみは 行人岩の 鐘鳴らし うまし景観 共有するとき
2018.5.12
守銭奴と 言われずもなが 愛という 霞を食べて 生きるすべなし
2018.5.11
初めまして~よろしくお願いします。
2018.5.9
わが道を阻むものありそんな時また違う道たのしみの在り
2018.5.6
世話役を 仰せつかりて 煩雑だが むしろ喜び 好きならばこそ
2018.5.5
うたかたのあしたにながることだまの つれくるうたぞかくもかなしき
2018.5.5
大いなる何かに全てを許されて 愛が欲しいと静かに思ふ
2018.5.5
片恋がこんなに切ないとは知らなんだ 泣くには明るい春の夕暮れ
2018.5.5
さわさわと葉を打つ音に眼をやれば ああ新緑に雨の降りたる
2018.5.4
老犬に話しかければ大人しく解ったように落ち着く仕草
2018.4.28
犬たちのいるこの時をたのしもう心のつながりかがやくこの場で
2018.4.23
好奇心 求めてやまぬ 姿勢こそ アンチェィジングの ホルモンなるかな
2018.4.23
目と耳と身体と足と肩と腕じわじわ来てる老化実感
2018.4.22
ゆったりと BG Mの中 コーヒーの 香りほのかな 日曜の朝
2018.4.16
執拗な苛めも何か意味有りと外の世界を歩き始めぬ
2018.4.14
最近に よく聞くことが わけもなく キレる老人 反面教師
2018.4.10
我が職場 私の歳を 加味したか やけに優しく 嬉しくもあり
2018.4.10
店先に咲きし桔梗は控へめに揺れて花びら秋空も見ず
2018.4.9
今はもう叶わないことまぶた閉じ夢であいたしまぶたを閉じて
2018.4.9
コーヒーの香りほのかに漂いて集いし友らのカップ暖たむ
2018.4.7
遠き日に摘み取り編んだタンポポの輪に戯れた時ぞ恋しき
2018.4.4
不思議なり 理解不能な 女なのに 何故に男は 恋焦がれる
2018.4.2
気落ちしているけどきっと立ち直るそんなに遠くなかろう未来に
2018.3.30
休みごと ギター抱えて 出歩きて 気恥ずかしさ消え いま誇らしげ
2018.3.28
大声で歌を歌ってすがすがし歌声喫茶に1時間半
2018.3.27
ネットには 魔物が潜む 匿名性 一喜一憂 するよしもなし
2018.3.21
解らぬは 女心の 不可解さ 感情起伏 激しすぎたり
2018.3.20
赤いバラ 胸元につけ わが子の手 とりて卒園 雨に輝く
2018.3.18
どなたなの? 思いもよらぬ 荷重かけ ヘルスメーター 泣きの涙か
2018.3.17
酒あれば 少しの憂い 遠ざかる 明日になれば 元気になれる
2018.3.16
共に語る 仕事の中で 出会いし人 働けるうちが 華なるかもと
2018.3.11
勉強僅か 放送大学 テスト受け 思いもかけず 単位がとれた
2018.3.10
病む床で歌を作るは強靭な精神力の必要と知る
2018.3.8
人の世は 出会いがあれば 別れあり 寂寥の中 歩みは止めず
2018.3.6
煙草より 酒、病より 恐ろしい 身体蝕む 孤独なるかな
2018.3.6
深夜より雪降り積もる新聞を配りし人の靴あとふかし
2018.3.4
病床に在っても心元気です痛みは心を傷つけなくて
2018.3.4
知らぬ間にフォロー解除に触れたらしいみんなで短歌を脱会するとは
2018.3.3
辛口の 忠告ありて その時は 反発するも 我がためなるか
2018.2.27
高血圧 肥満に糖尿 脳梗塞に まっしぐらなり まだ、間に合うかも?
2018.2.26
世の中に歌なるものの有ることでこんなに幸せ感じられてる
2018.2.26
歳ゆけど すっぴん見せぬ 恥じらいは 女性は永遠に 美しくあれ
2018.2.25
知りたいな解りたいなの一心で慣れない本を読み解く夕べ
2018.2.25
手間暇を かけるのならば 可能なり 格安スマホに やっと変更
2018.2.23
パピヨンという種類なるフランス犬わが家に於いては俺様風なり
2018.2.23
年上と年下の友それぞれにメールやりとり出来る幸せ
2018.2.21
安穏と するほど生活 余裕なし でも安穏たるは 今も憧れ
2018.2.18
あまりにも時の流れの速すぎてわが存在の意味ぼやけけり
2018.2.17
遠慮なし 隣の奥さん 口さがない 我が家に助言 余計なお世話
2018.2.17
エサ台にメジロいるゆえ庭に出ることを暫し遅らすとする
2018.2.14
大丈夫おおよその事上手くいく気楽にいれば運気上昇
2018.2.13
ことさらに 悠々自適も 善悪し 出歩きもせぬ 老化を加速
2018.2.12
今年こそ 未練なくして 断捨離を 決心つかぬ
2018.2.9
スーパーで 値札を見ずに 買い物し 後で驚き 反省しきり
2018.2.7
あと何年などと思えばきょうひと日嫌な思い煩い無縁に
2018.2.6
時は移り 性善説は あろうとも 個別のいさかい たゆることなし
2018.2.3
夏過ぎて一人の孫が生まれ来る嬉しい便り叶いますよう
2018.2.3
気にやまず 一人娘は たくましい 便りの伴侶に 任せるばかり
2018.1.26
始まりは とあるカラオケ サークルで いまやどっぷり 音楽の海
2018.1.24
何ゆえに こんなに灯油 要るものか 今年の寒さ 家計も震え
2018.1.23
何有ろうと己を信じ生きて行く有り難きかな友にも恵まれ
2018.1.21
いつの世も 女心は 不可解だ 怒り、称賛 なすすべもなし
2018.1.19
中傷は わが身にまでは 届かない 疑心暗鬼 魑魅朦朧
2018.1.18
そうなのよそうなのほんとはそうなのよなんてくどくどつぶやいている
2018.1.15
思い出す 若かりし頃 ゆえ知らず 無意味に人を 傷つけたる事
2018.1.13
お年玉目指して明日来る孫のためビンゴの景品袋に詰める
2018.1.9
歌を作り作った歌に励まされ作歌は楽しお金もかからず
2018.1.8
この歳で フルタイムにて 働くこと 最近とみに 感心されし
2018.1.8
好かれたい願望有ってセーターの色を「ピンク」がきょうの選択
2018.1.4
いけますよ 貴女の幸運 なお続く 私のおみくじ 無難な小吉
2018.1.4
ひょっとして2度目の幸運あるかもと又も挑戦川柳応募
2018.1.1
見えぬ壁きっと打破してその奥の世界を見よう自分を信じて
2017.12.30
一途なら きっと想いは 届くはず 迷わずに行け 成就は近い
2017.12.30
きょうこそは仕上げようぞと意気込んで机に座るこの頃の朝
2017.12.28
良いことも悪いことでも半分ずつ有って私の一年過ぎる
2017.12.12
待ち合わせ孤独と絶望交差した携帯スマホもなかった時代
2017.12.8
品あれど 思いもよらぬ 変貌に げに恐ろしきは 女なるかな
2017.12.5
久方の出会いを明日に控えたる夜はうれしく鼻歌歌う
2017.11.26
ガールズバー さすがにこの年 無理がある シニア割引 あるなしにせよ
2017.11.22
在りし日の 母の形見に 袖通し 遠い昔の 母の背中
2017.11.22
イチタスイチなぜか2とはならぬ時立ち位置変えてその謎を解く
2017.11.19
断捨離を 今日こそはと思いつつ 決心つかず 月日流れて
2017.11.13
2時間は稽古しようと決めてから三味線肌身離さずに置く
2017.11.11
絶望に 浮かぶすべなし 禁断の 重い扉を いま押し開ける
2017.11.9
生きなさい 誰かの声で ふと気付く 希望が持てぬ 病持てども
2017.11.9
雪深く 漆黒の森 くすりのむ 死を望みつつ 叶わずにいて
2017.11.5
信じよう 人の善意は 無限なり 因果応報 明るい未来
2017.10.31
悲しくとも ひとそれぞれに 生きている 希望の光は 必ずや来る
2017.10.29
逢いにきて 逢いにおいでと 綱引きの 気持ちできっと 私が負ける
2017.10.25
物憂げな 秋の雨の日 ながなしに ギターをボロンと 弾いてみるかな
2017.10.25
雨続き 秋入梅の その空を 切り取りたまえ 草薙の剣よ
2017.10.25
シリアにて 夜毎夜毎の パトロール 内戦ばかり 平和祈る君
2017.10.25
秋風に 紅葉麗し 山々の うつろってゆく 日本美し
2017.10.18
移りゆく 女心と 秋の空 昭和の格言 いま身にしみて
2017.10.18
白い足袋 ポツリとポツリと 涙おち 二人で歩む おわりの夜更け
2017.10.18
永遠に 美しくあれと 願うけど 歳は重なる 鏡の中に
2017.10.18
長き髪 紅きくちびる 乳房さえ 僕のものだと あなたは言うけど
2017.10.15
いつになく 部屋の隅々 片づける 何とはなしに 心爽やか
2017.10.12
病ほど 生きることへの 執着心 増え続けたる 今が現実
2017.10.2
繁華街 人ごみの中 見失う 己が立ち位置 存在すらも
2017.10.2
炎立つ そのかくされしは 若き日の 我の疼きと ひみつの扉
2017.10.2
飛び込めば 忘れてしまう 名前さえ 波に抱かれ 海に抱かれ
2017.10.1
蒼き山 白き芒の 穂をいだき 十五夜の夜 月に会えるか
2017.9.21
この時代 婚活サイトは 花盛り ときめき続ける シニアたちかな
2017.9.21
その紅き くちびる二枚 血がゆらぐ 今日をかぎりの ふたつの命
2017.9.18
若者の 二極化は 顕著なり このたびの新人 まれなる素直さ
2017.9.17
ペットロス 経験なき身の 心情で 悲しさ一つ 思いやれずに
2017.9.16
一目惚れ インターネットで お買い物 悲しからずや サイズ合わない
2017.9.16
ひとすじの 線香の煙 ただよいて 母の香りの 思いださるる
2017.9.15
笑顔さえ 忘れし境遇 不憫な日々 歌よ子供の 中にも生まれよ
2017.9.15
涙ひとつ 全身の痛みに 耐えかねて ガガさまも同じ 病名公表
2017.9.15
冬早い 彼の地に住まう 我が娘 今年の冬は 寒くはないか
2017.9.15
秋空に 映ゆる秋桜 さくら色 この砂利道を 二人で歩む
2017.9.15
逢瀬の夜(よ) いつもはしない マニュキュアを コットンでそっと 拭い取る
2017.9.13
年齢と 共に増え行く 病の元 精密検査は 恐怖の始まり
2017.9.12
寝たきりじゃ 季節の変わりが わからない いつの間にかに 虫の音聞ゆ
2017.9.12
香りさえ とどかぬ君に 儚くも 名残りの夏の 線香花火
2017.9.11
ひたむきに ただひたむきに 生きるすべ いつかは実り いつか花咲く
2017.8.25
雨音の激しく続き不安増す実りし稲田に心走りて
2017.7.4
先行きの 見えた人生 何思う やり直せるなら 時を戻して
2017.7.1
胸の奥に
2017.6.11
高齢者 免許返納 考えよう 事故のあとでは もう遅かりし
2017.4.23
娘から 忘れたころに LINEくる わが孫けだし 健やかなりし
2017.4.6
良いことはきっとあるからめげないで今この時を抱きしめている
2017.4.6
庭に出て時間を忘れ撮る写真思うようなる写真の撮れず
2017.3.21
下手な歌それでも歌うその時の喜び何とも言い難くあり
2017.3.5
在りし日の 元気な笑顔 今はなし 目の見えぬ友 いま本当のやみ
2017.2.18
なかなかに出でこぬ歌を細々と作りゆかむとサークルに入る
2017.2.7
僅かなる 我が身の不調に 驚きて 医者に駆け込む 小心笑え
2017.1.23
女一人 場末の食堂 夕ご飯 寂しくもある 人間模様
2017.1.21
窓揺らす夜の吹雪に枕持ち階下に降りる足裏冷たし
2017.1.19
景品にもらいしカメラ試さんと嫌がる妻を冬日に立たす
2017.1.17
高齢化 葬儀の知らせは 多くとも 子等の歓声 聞こえぬこの町
2017.1.15
雪降れば夜もほの青いひかり満ち冬のソナタを思いていたり
2017.1.12
雪起こしの雷が窓を震わす夜白山の雪はいかほどだろう
2016.12.30
友はいま 異国の街で 暮らしてる ”いいね”をクリック はるかな便り
2016.12.4
リタイア後 見るたび衰弱 同世代 明日は我が身と ならざるように
2016.11.12
はかなきは 人の命か 疎遠さか兄の死亡を 三月後に知る
2016.10.28
闘病の 窓より見ゆる ライラック 淡いムラサキ 希望のひかり
2016.10.9
人混みに ふと孤独を 感じたる 雑踏の中 ただ歩くのみ
2016.9.25
長月の守歌にする虫しぐれ、あれはマツムシあれはコオロギ
2016.9.19
漠然と 見えざる不安 年と共 わが心にも わが身体にも
2016.9.7
歳行きて 語れる友の別れあり ネットの中に 暫し安らぐ
2016.9.5
この夏の 電気料金 驚きて エアコンつけすぎ 熱中症よりまし
2016.9.1
裏庭ゆコオロギの音(ね)の聞こえ来てしみじみ思う九月朔日
2016.8.29
大雨は地面をたたき水しぶき傘のお陰で頭は濡れず
2016.8.28
友ありて 僅かとはいえ 金無心 貸してと言われ あげたと思え
2016.8.23
腰痛に負けてなるかと気合い入れお婆ちゃん亀ノロノロ歩む
2016.8.22
雨のなか着物姿の小池知事 しっかと受けとる五輪の旗を
2016.8.18
蟻たちも働くことは生きること蝉の骸(むくろ)をくずして運ぶ
2016.8.9
熊蝉の骸散らばる晩夏なりオリンピックの金メダルにわく
2016.8.7
我よりも 成績優れし 友二人 今は不遇に 行方も知れず
2016.8.6
腰痛にサポーター付け労わらん壊れかけるシニア人生
2016.7.28
ハーブティーレモングラスを愛でており氷を浮かべ揺れるイエロー
2016.7.26
横断路 右左折車来る 危険帯
2016.7.25
桃色の花びら零すサルスベリ庭の娘と日々愛でており
2016.7.22
蝶の影日傘の前を過ぎりゆく炎熱の道にあれは幻
2016.7.22
「この頃は煮物でお酒が美味しい」といひし大ちゃん三十一歳
2016.7.18
二人して歩んだ道は何ゆえに交わることなく永遠の錯誤か
2016.7.17
隣屋の南天覗くさやさやと我が家の山椒さやさや応えぬ
2016.7.16
弟が土産に呉れし瓶詰めを開ければ充つる知多の磯の香
2016.7.16
むせるよな緑の息吹夏若葉無人駅にて一人降り立つ
2016.7.15
飼い犬も蒸し暑からんひたすらに耐えているのか舌を出しおり
2016.7.11
夕まぐれキャベツをきざみしつつ聞くカラスの鳴き声遠くなりゆく
2016.7.3
とある町 憧れだけで 訪れて 何もできずに 寂寥感ばかり
2016.6.17
電柱に大きな烏止まりいてかあかあかあと語りかけ来る
2016.6.9
ありもせぬ 妄想めぐらせ 嫉妬する 短絡思考の 可愛い女
2016.6.4
大原を最澄の影追ひ歩く鶯鳴けり「ホー、法華経」と
2016.6.2
わが猫を呼べば短きしっぽふり首をかしげる仕草たまらぬ
2016.5.30
春来たと思う間もなくもう夏日熱中症に脅えて過ごす
2016.5.24
助動詞だ接続詞だとややこしきことは忘れてただ瞑想す
2016.5.22
朝が来た体操をして散歩する平穏感謝の大深呼吸
2016.5.21
あなたの家で
2016.5.17
左手で歯を磨こうとするけれど何度やってもうまく出来ない
2016.5.13
桜背に病をもちし夫(つま)立てばホーホ、ホーホとキジバトが鳴く
2016.5.10
「やえざくら精進の岸に遅く咲き風うらうらと吹きわたるそら」
2016.5.10
公園でラジオ体操一二三薫風胸に元気を仮装
2016.5.9
息子から「おふくろの味はどて煮だ」といわれしきょうは高き味噌買ふ
2016.5.7
母がいふ願ひを一つ叶えしと子を二人連れ里帰りする
2016.5.6
「切崖(きりぎし)に立てば夜空は青く晴れさそり座を追ひて天の川ゆるる」(だまちょ)
2016.5.3
「黒岳から観る河口ぞ灯は繁く湖水を照らし又来まほしく」
2016.5.1
遥かなる 憧れの旅 チミケップ 雪降る季節に いつか訪ねん
2016.4.28
「湖面ゆれ むらさきつつじは咲く朝に ミズスマシも又ゆられて見えり」
2016.4.28
暖かな 日差しはあれど 曇るこころ 生きるすべてが 苦しきことのみ
2016.4.28
関を越え手作りの酒届きたる氷を染めしレモンチェッロなり
2016.4.28
どうしたかやればやるほどちぐはぐで遂にパソコン動かなくなる
2016.4.27
「助動詞の迷路に嵌り夢の中もがいてもがいて目覚めれば朝」
2016.4.27
「助動詞の迷路に落ちて指導書を読むこともなく本棚に置く」
2016.4.25
 「小エビ追い遊びし川の水清く年老いて想う故郷の野山」
2016.4.24
降り注ぐ 愛の光を 浴びながら 産まれし孫は 小さな命
2016.4.23
生きる喜び
2016.4.22
ぽつねんと雑踏の中に立ってみる袋に詰めたビーズに似ている
2016.4.20
診察を待ってる時間は長いけどその一日は速く過ぎ行く
2016.4.17
ほろ酔ひの息子の寝顔に呟きぬ「あなたは実の親でいいね」と
2016.4.16
快晴の 今日さわやかな 春の日に 窓を開けよう 風と飛び出そう
2016.4.12
両の手でバランスとって懸命に歩く幼子何とも可愛
2016.4.11
まな板に置けば静かに動かざる、包丁研げば河豚の目光り
2016.4.7
ただ僅か 金の無心に 友去りて 浮世のあわれ じっとかみしめ
2016.4.6
寒椿路地を彩る二つ三つ斜光を受けて赤輝けり
2016.4.4
雨の夜の ライトに映る 黒い傘 あっ、危ないと 思わずブレーキ
2016.4.3
雲おほう墨絵のごとき山里の鼓動しうるは信号の赤
2016.4.2
散歩にて山だ川だと題探すあ~ぁ、と座ればタンポポの花
2016.4.1
古きよき 時代のなごり 文通の 滲んだ文字に 想いを込める
2016.4.1
わが財布諭吉と漱石入り乱れ最後はさみしく漱石一人
2016.3.31
身障児 仲間と比して まだしもと よりそう母の 笑顔が哀し
2016.3.30
「がんばりや」、大阪ことばに触れし時ふつと心の温かきをしる
2016.3.30
春がきて また春がきて桜咲く子を養いて華甲(かこう)の桜
2016.3.28
竹林の落葉踏みゆく深山路(みやまじ)は音のみぞしてカサコソカサコソ
2016.3.28
この咳に 思い出したる 病の日 不安けちらし ただ、酒を飲む
2016.3.27
『夕霧』の巻までよんで、おやすみと、夜空に言ひて あっ、流れ星
2016.3.27
貧しさに 負けることなく 生き抜いた 明るく笑う 母の背悲し
2016.3.27
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