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「やえざくら精進の岸に遅く咲き風うらうらと吹きわたるそら」

damachoさん
トピック作成者:damacho さん
2016.5.10
「助動詞の迷路に嵌り夢の中もがいてもがいて目覚めれば朝」

「背を向けて座る母にはただ涙夢の中にも済まぬ済まぬと」

「亡き母に重ねた不幸を詫びも出来ず戒名の字にただ涙する」

「孫の顔も見せられぬまま別れたる母を偲ぶも記憶は薄れる」

「丹沢の峰より落つる沢を集め水無川の淵となりぬる」

「爛漫のうちにも散るを急ぐみれば桜の花ぞ儚く思えり」

先日、母の命日でした。 夢の中でさえも寂しそうにしているのは
流石に後悔しました。

「虫とらえ喜び転げるすずめ一羽みちばたの草に見えつかくれつ」

「しみじみと横顔見れば皺顔になりたる妻の声もしわがれ」

「日の下にゆれる萱の穂やわらかに河口の湖ひかりのどけく」

「春うたた眠るともなきまどろみの窓の外にぞ子ら遊ぶ声」

「春すぎて生いつくしたる野の葦のほそ身みだれて雨注ぐ見ゆ」

「夏めけば早や咲きいでしアジサイの花にこぼれる春雨のつゆ」

「この齢で学ぶべきこと数おおく いまさらの反省ついついグチに」

「長雨のなごりの風はしめじめと吹けり里やま茶の葉もぬれる」

「湖はまどかに明けり大橋の灯りは湖をみかんに染めつつ」

「山は明けて湖のおもてに暫らくのうす灯りある河口の街」

「せわしなく鳥鳴ける山の谷底に雲わずかあり集落は見ゆる」

「山岨に目にも艶やかカンヒザクラ紅の色して崖に取りつく」

「見めぐらす眼の下の街はまどかにもゆるりと明けて日は赤く射す」

「仰ぎ見れば天の川出でて闇のなか湖の上に光りてゆらめく」
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damachoさん
2016.5.12 10:33
>>[3] とみさん さん
親孝行 したい時には 親は無く と
そんな感じですね。

「不孝詫びる心は常に変わらねど我が息子には意見は鈍る」

と、親に似て、とんだ不孝者ですが、自分を振り返ると
怒りにくいかな・・・・・ と思っています。
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とみさんさん
2016.5.11 20:14
damachoさん、
こんばんは。
母親に対する愛情がにじみでてますね。
私も、そのような思いは持ってます。
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2
damachoさん
2016.5.11 5:06
最後の短歌は、先日、河口湖北側の頃岳と言う山に登った時の印象です。

2時間ほどかかるんですが、毎週でも登りたいと思うほど
ここから見下ろす光景は気に入っています。
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