【けんこうアプリ調査隊】天気の変化で頭痛を予測

この頭痛は「天気痛」？

台風シーズン到来。天気が悪くなるにつれて、頭が痛くなる気がする…ということはありませんか？

気圧や気温、湿度の変化によって生じる頭痛や関節痛などの痛みは「天気痛」と呼ばれ、もともと片頭痛に悩んでいる人が、梅雨や台風の時期に症状を悪化させることは少なくありません。

自分の頭痛が天気の変化と関係しているかどうかは、頭痛日記をつけると分かります。毎日の天気や気圧、湿度、温度と、頭痛の程度を記録しておけば、どんな時に頭痛が起こりやすいかを把握することができます。

「そうは言っても、頭痛がひどい時に記録なんてつけていられないし、痛みが過ぎたら忘れてしまう」…そんな人におすすめのスマートフォンアプリが、「頭痛ーる（ずつーる）」です。

「痛みノート」で傾向を把握

「頭痛～る」は、自分の居場所を登録すると、気圧の変化から頭痛を予測するアプリです。痛みや服薬の記録を残すことができ、頭痛日記としても活用できます。

気圧グラフが下がると「警戒」マークでお知らせ（左）。「痛みノート」に記録を残せる（右）

アプリをダウンロードしたら、まずは居場所を設定し、気圧グラフを確認。3時間ごとの天気と温度、気圧の変化が表示されます。東京都千代田区は、朝9時の時点では快晴でしたが、グラフでは午後12時前後から気圧の低下が予測され、「警戒」マークが表示されています。

朝から頭が重い感じがした日は、「痛みノート」に記録。気圧グラフは「注意」を示しています。過去の記録は一覧できるので、一定期間記録を続ければ、痛みの傾向を把握するのに役立ちます。

また、「全国マップ」では、あさってまでの気圧と天気、気温、風向き、湿度の全国予報を確認することができます。翌日の気圧が大きく下がると予想される時は、前日の夕方に知らせてくれる「プッシュ通知」機能も（札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・高松・福岡に限定）。

頭痛に限らず、ひざ痛など、ほかの「天気痛」にも活用できそうです。

■アプリ紹介

「頭痛ーる」

価格：無料（iPhone、Android対応）