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目の健康「気になる」が97.2%ー老眼鏡の理想の使い方とは

小さい文字が見えにくい

目の疲れやかすみ、見えづらさ。目の健康について、最も気になるのは、どんなことですか?

「オレンジページくらし予報」が50~60代の男女398人に行ったアンケート調査によると、「普段、目の健康について気になることがある」と回答した人は97.2%。ほとんどの人が、目に何らかの不調を感じていることがわかりました。

「気になること」のトップ5は、1位が「小さい文字が見えにくい」で、2位「目が疲れる」、3位「視力が以前より下がっている」、4位「目がかすむ」、5位「ピントが合いにくい」で、老眼によるものと思われる回答が多くを占めています。

老眼(老視)とは、目のピントが合わなくなり、近くのものが見えにくくなる状態を言います。目のレンズの役割を果たしている水晶体が、加齢によって硬くなったり、水晶体を支える毛様体筋が衰えたりすることで、ピント調節がうまくいかなくなるために起こります。

老眼鏡、シーンで使い分け

よく「近視の人は老眼にならない」という話を耳にしますが、老眼は、誰にでも起こる現象です。近視の人は近くに焦点が合いやすいため、老眼の症状に気づきにくいことはあっても、老眼にならないわけではありません。

また、「老眼鏡をかけると老眼が進む」と思われがちですが、むしろ、放置すると目に負担がかかり、肩こりや頭痛、吐き気などの原因になるので、早めに対策をするのがおすすめです。

最近の老眼鏡は、近くから遠くまで、自然に見えるよう段階的に度数を変えた「累進レンズ」が主流で、遠くを重視した「遠近両用レンズ」、手元から3~5メートル先までが良く見える「中近レンズ」、手元と約1メートル先までが見やすい「近々レンズ」があります。外出時や運転用には遠近両用レンズ、室内では中近レンズ、読書やデスクワークには近々レンズというように、シーンに合わせて使い分けるのが理想です。

一般に、老眼は40代に始まり、60歳くらいまで進行します。定期的に度数を測り、自分に合ったレンズを使いましょう。

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