夏はなぜかこむら返りになりやすい…。それ、脱水症状かもしれません
こむら返りを予防するためには?足・足首・足の指を伸ばして改善!痛いとき、湿布は有効?食事で改善する?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
こむら返りを防ぐためには軽いストレッチがオススメです。
はじめにオススメなのは足を前後に開き、後ろ足のふくらはぎを伸ばす運動。
いわゆるアキレス腱を伸ばす運動です。
反動をつけず、ぐーっと気持ち良いポイントまでしっかりと伸ばしましょう。
ふくらはぎの血流を促すことができます。
次に行いたいのが脚上げ運動。
仰向けに寝転がり、片足ずつ10回ずつ、かかとを天井に着き出すように上げます。
5秒数えたら今度はつま先をゆっくりと天井へ。
寝る前にもできる運動ですし、脚の冷えに悩んでいる方は改善するかもしれません。
また、眠っているとき、吊りそうな気配を感じたら行ってください。
ある程度予防することができるでしょう。
このほか、壁に手を添え、かかとを上げて背伸びをしたり、つま先を上げたりして、ふくらはぎ全体を鍛えるトレーニングもオススメ。
やはり最後は筋力トレーニングが有効です。
簡単にできる運動などでゆっくりつま先立ちしてふくらはぎを鍛えましょう。
効果的な漢方薬も
即効性がないというイメージもある漢方薬ですが、「芍薬甘草湯」は「こむら返り」に効果のある漢方薬です。
芍薬と甘草の組み合わせが筋肉の痙攣を抑制してくれるようです。
頻繁に足が吊る、という方はすぐに飲めるよう準備しておいた方が良いでしょう。
湿布の効果とは?
ここまでで理屈をご紹介した通り、こむら返りに有効なのは「温湿布」。
冷たさを感じる冷湿布は却って症状を悪化させる恐れがあります。
もしも日ごろこむら返りで悩んでいる、という方はぜひ温湿布を試してみてはいかがでしょうか?
結局は日ごろの食事
適度な運動習慣とともに大切なのは食事。
タウリンやビタミンB1が豊富に含まれた食材やカリウムを含んだ食材がオススメです。
具体的には鶏肉、牛肉、魚、大豆製品、酢などがよいでしょう。
これらの食品を日常的に摂取する習慣を身につけることでこむら返りの発生頻度を減らせるかもしれませんね。
ほかの病気にご用心
こむら返りはすぐに死に至る病気ではありません。
そのため、ひどい場合でも治療をすればほとんど良くなることでしょう。
しかし、病気のなかにはこむら返りとそっくりな症状であっても、重篤な病気、というケースも存在します。
たとえば、大胸筋がこむら返りが起こると、心筋梗塞や狭心症に似た痛みが現れると言われています。
もしも数分経っても痛みが改善しない場合、これらの病気を歌大、すぐに病院を受診しましょう。
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