朝起きたら喉がすごくいたい!寝てる間知らぬうちに「いびき」しているかもしれません!
いびきを改善するためには?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
いびき対策の基本は鼻づまりを解消すること。
いびきの悩みで病院を受診すると、血管収縮剤の入った点鼻薬が処方されることが多いようです。
点鼻薬を使いいびきが改善できれば、いびきの原因は「鼻づまり」にあったと判断し、レーザーメスによる簡単な手術など鼻づまりを改善するための治療を行います。
厄介なのは鼻づまりを改善しても、いびき良くならない場合。
その場合はまず睡眠時呼吸の検査を行い、睡眠時無呼吸症候群が認められた場合は、SASの治療を開始します。SASの治療は中度異常の場合、鼻に空気を送り込む持続陽圧換気(CPAP)療法が用いられます。軽度の場合はマウスピースを使った治療を行うのが一般的です。また、原因が肥満にある場合は肥満解消も同時に行います。
とはいえ、家族が迷惑しているから病院に行って欲しいと伝えても「病院に行かない!」ということは往々にしてあるものです。
また、日頃忙しくてなかなか病院に行けない! という場合は、睡眠時や日常生活のなかで工夫することで、いびきが改善するかもしれません。
横向きに寝る
仰向けはいびきが発生しやすい寝方。
仰向けでの睡眠は、重力に引っ張られ、気道が塞がりやすくなります。気道が塞がると呼吸が苦しくなり、口呼吸になり、いびきが発生してしまいます。
横向きになると、気道がふさがらなくなるため、いびきを低減することができるでしょう。
横向きでも首や肩回りが疲れない横向き専用の枕を使ってみるのも良いかもしれません。
寝酒はしない
喉の筋肉をゆるめてしまう飲酒は、気道を塞ぎやすくします。お酒を飲んでいる人がいびきをかいているのもそういう理由からです。
寝酒はやめて横向きで寝るようにしましょう。
湿度は適正に
いびきをするときは口が空いたままですよね。
口呼吸状態だと喉が乾燥しやすい状態になり、ちょっとした刺激も炎症の原因になってしまいます。
炎症を起こしてしまうと気道が狭くなってしまうため、いびきが大きくなる原因に。
特に乾燥する季節は加湿器を使うなど、いびきから喉を守る環境を整えましょう。
いびきを防止することを目的に、専用のテープも売られています。
口が自然に開いてしまう人の場合は、口をテープで止めると口を開かなくなるので、利用してみてはいかがでしょうか?
ダイエットする
肥満が原因の場合、痩せると改善するかもしれません。
肥満はいびきやSASの大きな原因。
運動やバランスの良い食事などで、体重の5%を目標にダイエットをしてみては?
いびき防止グッズを使う
それでは最後にいびきの原因別で見るオススメ商品をご紹介します。
鼻炎などが原因でいびきをかく場合には、気道を確保するために、自分に合った高さのイビキ・首肩こり対策枕を使うことが肝心です。
最適な角度、高さを測ることで、気道が開きやすい姿勢を保てるようになります。
どうしても口を開いてしまう場合は鼻呼吸をサポートするノーズ品を使用しましょう。鼻を拡げることで、呼吸を楽にしてくれます。
さまざまなサイズが展開されているので、男性だけでなく、女性も使用OK。これらは幅広い商品が展開されています。
鼻腔の奥にあるアデノイドが肥大した顔が特徴のアデノイド顔貌。顔の形が面長、上顎・下顎ともに横幅が狭く、V字型がったり、突顎、上顎前突症だったり、睡眠時を含めて口をぽかんと開けるクセがある方、もしかするとアデノイド顔貌かもしれません。
アデノイド気味という場合はマウスピースでの対策がオススメです。
現在ではいびき対策専用のマウスピースが販売されているので、呼吸はしやすく、いびきを防止できる商品です。
マウスピースが向いているのは、下顎が下がってしまう人で、マウスピースを装着することで、下顎を普段よりも少し前方に保つことができるため、気道を確保することが出来ます。はじめのうちは慣れないので、寝にくいですが、慣れると快適な睡眠をとることができます。
同居している家族がいる場合、いびきは本人だけでなく、家族にも迷惑をかけているかもしれません。
いびきをしっかりと対策して、安心した睡眠環境を整えましょう。
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