温湿布、冷湿布あなたはどっち派?症状に合う湿布を選ぶ方法は?
湿布の貼りすぎには注意を!

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
痛みが続く限り、痛みを鎮めてくれる湿布薬を使い続けたいもの。しかし、湿布はあくまで医薬品。使いすぎると思わぬ副作用に苦しむことがあるかもしれません。
一般的な湿布の作用時間は1日1回貼り付けのものは24時間、1日2回貼り付けのものは12時間程度効果が持続します。ここで気をつけたいのは1日1回貼り付けのものを半日で剥がしてしまっても、成分の多くがすでに皮膚に浸透しているため、剥がしたあとも効果が持続します。剥がれてしまったから、と新たなものを貼り付けるのは辞めましょう。
気軽な医薬品、湿布薬にも重篤な副作用があります。
代表的なのは光過敏症でしょう。湿布薬のなかでも「モーラス」という湿布薬は、有効成分にケトプロフェンを使用しています。
ケトプロフェンは紫外線に注意しなければなりません。ケトプロフェンが浸透している皮膚に紫外線を当てると過敏症が起きてしまうことがあるのです。
これを光過敏症といいます。
モーラスをはじめ、ケトプロフェンを含有する湿布薬は特に気をつけなければなりません。
例えば首が痛いとき、モーラスを首に貼り付けたとしましょう。剥がしたあと、首が太陽にさらされるとやけどのような炎症を起こしてしまいます。
剥がした後も4週間は成分が残ると言われているので、太陽にさらされる位置に湿布を貼る際は成分などをしっかりとチェックしましょう。
湿布薬は手軽に利用できますが、きちんと用法を守らなければ思わぬ副作用に悩むことになります。きちんと使い方の説明を読んでから正しく使いましょう。
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