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身だしなみは手先から!爪が伸びる速度は人それぞれ?正しく管理する方法をご紹介

みなさんは爪をケアをどれくらいの頻度で行っていますか?爪のケアといっても基準は人それぞれ。一般的かつ皆さんが必ず行うのは「爪切り」でしょう。
爪が長い状態を好む人もいれば、短い状態を好む方もいますよね。爪のケアの正しい方法はあるのでしょうか?

本日は爪のケア方法についてご紹介します。

爪が長くなる速度は人によってみんなバラバラ?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

皆さんはどのくらいの頻度で爪切りを行っていますか?
爪は髪と同様に、人によって伸びる速さは異なるもの。日本人の髪の毛は1日あたり0.3ミリから0.4ミリ程度伸びるといわれています。1ヶ月だと約1センチ程度ですね。爪は1日に0.1ミリほどだと言われています。遅い人だと1日あたり0.08ミリ程度、早い人だと1.2ミリほども伸びるそうです。手の爪が伸びるスピードは足の爪の倍ほどなのだとか。

手の爪が伸びるスピードが速い人ほど手先への刺激が多いということ。人の爪は刺激が多いほど早く伸びると言われているので、一般的には利き手の爪の方が早く伸びます。個人差はありますが、成人の場合、爪は4ヶ月〜6ヶ月程度で全てが生え替わるそうです。

爪の正体

指先にある爪。非常に硬いですが、その正体はどのようなものなのでしょうか?

爪は皮膚が角質化したもので、甘皮の下にある爪母基(そうぼき)というところで作られています。髪の毛や皮膚と同様にタンパク質の一種であるケラチンでできています。爪母基には爪母細胞が集まっていて、細胞分裂を繰り返しながら、新しい爪を作り出し、古い爪を押し上げて伸びてくる、というメカニズムです。
爪の根元の白い部分(甘皮の下の部分)は爪半月(そうはんげつ)と呼ばれていて、この部分は作られたばかりの爪なので、まだ角質化しておらず、水分が多く、柔らかいのが特徴です。水分を多く含んでいるため、白く見えるというわけですね。



迷信として、爪半月が大きいほど健康、と言われたりしますが、実際には健康とは無関係だそうです。爪半月の大きさは生まれつきがほとんどで、子どもの頃からある人もいればない人もいます。爪母の中で甘皮に覆われているのが正しい部位なので、見えるか見えないかは甘皮の位置で決定されます。指先を頻繁に使う人ほど甘皮が剥がれやすく、結果として爪半月が大きく見えたりもするそう。爪半月の大きさで健康を測ることはできなさそうですね。

このほか、爪の伸びるスピードには男女差もあるそうです。一般的に男性の方が女性よりも筋肉量が多いため、基礎代謝が高く、新陳代謝が活発なため、爪が伸びるのが早いのだとか。
また、季節によっても爪の伸びるスピードは異なります。夏の方が爪が早く伸びるそうなので、これからやってくる本格的な夏は、爪切りの頻度を確認してみるのも面白いかもしれませんね。さらに1日のなかで比べてみても、夜よりも昼の方が爪は早く伸びるそうです。

指によっても爪が伸びるスピードは異なり、使う頻度が多い人差し指、中指、薬指は爪が伸びやすい指。同じペースで切っているはずなのに、爪の長さが異なるというのは爪切りがヘタなわけでは無く、人体の構造上当たり前というわけですね。ちなみにもっとも爪が伸びるのが遅いのは小指。たしかに小指の爪は他の指よりも爪が短いと感じませんか?

爪が伸びるスピードのピークは20歳頃だといわれています。50歳頃から伸びるスピードがガクンと落ちてきます。これは新陳代謝が関係しています。前述の通り、冬よりも夏の方が爪が伸びるスピードが速いのは、夏ほど新陳代謝が活発だから。同様に、新陳代謝が活発な子どもほど爪が伸びるスピードは速いのだとか。50歳を過ぎて新陳代謝が落ち着いてくると、1日に0.07ミリ程度爪が伸びるようになるそうです。

赤ちゃんの頃は爪は柔らかくて薄いもの。しかし、いつしか成長してくると硬い爪になっていきます。爪も肌と同様に老化するため、年齢を重ねるほど乾燥したり、縦じわがくっきりと見えてきたりします。縦じわが気になる、という方はハンドクリームなどで爪をしっかりと保湿することで改善することもあります。こまめに爪にもハンドクリームを塗り込みましょう。

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