メニュー
 

あなたの髪は元気ですか? 夏のダメージ回復 秋のヘアケア

「抜け毛が増えた」「髪に元気がない」などと感じることはありませんか?
1年の中で最も髪が抜けやすいのが、夏の終わりから秋にかけてといわれています。ヘアケアを見直して髪へのダメージを減らしましょう。

夏のダメージを残さない!

暑さが和らぎ秋を感じるころになって夏の疲れが出ることがありませんか? 体だけでなく、髪の毛も夏のダメージを受けています。一般的に、自然に抜け落ちる毛は1日約100本程度といわれていますが、秋口は特に抜け毛が増え、1日200本も抜けることがあるそうです。
原因はさまざまですが、夏の間に浴びた強い紫外線の影響で、頭皮がダメージを受けたり、髪のキューティクルが傷つけられ切れ毛や枝毛が増加したりします。海やプールで泳いだ人は、塩分や塩素の影響で髪が傷んでパサパサになっているのではないでしょうか。また、冷房の影響による血行の悪化、夏バテや暑さによる体力低下、ストレスなども抜け毛が増える原因になるそうです。
個人差がありますが、秋の抜け毛は誰にでも見られる現象です。お手入れ次第ではダメージが回復しなかったり、そのまま薄毛につながったりする可能性もあるので、しっかりとヘアケアしましょう。

頭皮ケアが大切

健康な髪は健康な頭皮から生まれます。頭皮の皮脂が毛穴につまると発毛が妨げられ、毛穴に残った皮脂が酸化して、毛根を萎縮させてしまうこともあります。だからといって洗いすぎて必要な皮脂まで落としてしまうと、乾燥してフケやかゆみの原因になることも。ゴシゴシ洗うのではなく、やさしくマッサージするように洗いましょう。抜け毛が気になる場合は、アミノ酸系など頭皮に優しいシャンプーを使うとよいでしょう。育毛剤を用いて頭皮マッサージを行うのも効果的。
健康な頭皮は青白い色をしています。赤くなっている場合は炎症が起きているおそれがあるのでチェックしてみましょう。

【髪の洗い方】

(1)ブラッシングして汚れを落とす。髪が傷んでいるときはしない
(2)ぬるま湯で予洗いして汚れを落とす。よくぬらすほどシャンプーが泡立つ
(3)シャンプーは手にとってよく泡立ててから頭皮につける。爪を立てないようにして、指の腹で頭皮をもみほぐすように洗う
(4)すすぎは念入りに行いシャンプーをきちんと落とすことが大切。残っていると臭いや頭皮トラブルの原因になる。毛穴クレンジング剤などを用いるときは週
1回程度を目安に
(5)コンディショナーは頭皮ではなく髪の毛に練りこむようにつける。すすぐときはなでるようにやさしく洗い流す
(6)ぬれた髪はダメージを受けやすく頭皮にも細菌が繁殖しやすくなるので、自然乾燥よりドライヤーで手早く乾かすことが大事。毛先ではなく根元を乾かすのがポイント

睡眠と食事も気をつけて

正しい洗髪や育毛剤の使用に加え、生活習慣の改善も髪の健康のためには必要です。

髪の栄養をしっかり摂る

髪の毛の主成分はケラチンというたんぱく質です。肉・魚、卵、大豆などのたんぱく質が体内でアミノ酸に分解され、ケラチンに合成されます。この合成を促すために必要なのが緑黄色野菜、レバー、フルーツ、ナッツなどに含まれるビタミンB群、A、C、Eと、カキ、うなぎ、海草などに豊富に含まれる亜鉛などのミネラルです。髪のために、たんぱく質、ビタミン類、ミネラルをバランスよく取りましょう。

夜に洗髪、しっかり睡眠

毛根にある毛母細胞の細胞分裂は午後9時前後がピークで、髪は午後10時から午前2時頃に最も成長するといわれています。朝よりも夜に洗髪して頭皮を清潔にして、しっかり睡眠をとることが大切です

6割が薄毛に自覚

30~60歳代の男性を対象にした調査によると、約6割が薄毛を自覚。ところが、薄毛を気にしている人の6割が「何もしていない」と回答。

コメント

コメントを書く(クリックしてください)

関連記事
2025年3月24日

美容

苦みパワーで不調を改善

人間や動物は寒い冬を乗り切るため栄養分を体にため込む傾向があり、春になると、余分となった栄養分は老廃物となって外に排出されます。独特の苦みをもった春の山菜は、老廃物を外に出す成分を...
2025年3月10日

美容

ランニングで脳を活性化!記憶力・集中力アップの秘訣

ランニングは単なる運動ではなく、脳を鍛える効果もあります。研究によると、ランニングによって記憶力や集中力を高める「海馬」や「前頭葉」が活性化し、新しい脳細胞が生まれることが分かって...
2024年8月1日

美容

野菜・フルーツの老けない食べ方

老化の原因には、食事や生活習慣、ストレスなどさまざまな要因が挙げられますが、最近注目されているのが体の“酸化”。野菜や果物は、体の酸化を防いでくれる強い味方です。栄養素の長所を生か...
2024年7月1日

美容

真夏に備えて、“汗活“をはじめよう!

気温が上昇すると、汗をかく機会や量も増えてきます。汗は体温調節などの重要な役割を担っており、“良い汗”をかくことも暑い時季を健康的に乗り切るポイントです。真夏に備えて“汗活”を始め...
2024年2月2日

美容

めまいや頭痛の引き金に 気象病とその予防

低気圧が近づくと腰痛や関節痛がひどくなったり、季節の変わり目に片頭痛が出やすかったりしたことはありませんか? 天気の変化で不調を感じたら、それは「気象病」かもしれません。 「...
2023年11月17日

美容

インフルエンザを予防しよう! 冬のウイルス対策

新型コロナ感染症も気になりますが、この時期気になるのが、インフルエンザ。毎年12月から3月の寒い季節に流行のピークを迎えます。予防するためには、手洗いやうがい、マスクの着用を徹底し...
S