【けんこうアプリ調査隊】その睡眠はよい睡眠ですか？―睡眠時間や眠りの深さをアプリで計測

まずは睡眠の質を知ることから

「毎日8時間寝ているのに疲れがとれない」「ちょっとした物音でも目が覚めてしまう」ということはありませんか？　思い当たる人は、質の良い睡眠がとれていないかもしれません。一度、自分の睡眠の状態を測ってみてはいかがでしょうか。

睡眠の質を測る睡眠計は健康機器メーカーなどから販売されていますが、スマートフォンアプリでも手軽に睡眠の質を測ることができます。今回は、無料アプリ「Sleep Meister（スリープマイスター）」を試してみました。

枕元に置いて寝るだけで睡眠の質を計測

「Sleep Meister」は、枕元にスマートフォンを置いて寝るだけで、睡眠の質を分析し、わかりやすく可視化してくれるアプリです。

使い方は簡単で、起きたい時間にアラームをセットし、枕元など自分の振動が伝わるところにスマートフォンを置いて寝れば、眠りの深さや睡眠効率などを計測し、グラフに表してくれます。

睡眠時間と眠りの深さの関係を表したグラフ（左）と睡眠の質を表したレーダーチャート（右）

眠りの深さの状態がグラフで見られるというのはなかなか面白いものです。浅い眠りと深い眠りが一定の間隔で繰り返されるのがよい睡眠と言われますが、自分の睡眠はどうだったかが目に見えると、よい睡眠を目指したいという気持ちがわいてきます。

アルコールやカフェインを取ったか、運動したかなどの行動を記録しておく機能もあり、当日のどんな行動が睡眠にどれだけ影響を与えたかを、レーダーチャートの日頃の睡眠の質（平均値）と比べることで、確認することができます。

寝る前にカフェインを取った日は寝つきが悪い、運動をした日は眠りが深いなど、どんな行動が睡眠にどのような影響を与えているのかがわかるので、必要な生改善ができ、睡眠をよりよいものにしていくことができそうです。

■アプリ紹介
「Sleep Meister（スリープマイスター）」
価格：無料（iPhone対応）

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