認知症予防に欠かせない「社会参加」の要素も備えた「脳にいいアプリ」

対戦型でやる気アップ

数ある認知症対策アプリの中でも、評価の高い「脳にいいアプリ」。複数の脳科学の研究結果をもとに設計され、クイズ形式の脳トレだけでなく、歩数計や、食事内容を記録する機能など、「脳にいい」要素が総合的に盛り込まれているのが特徴です。

今年7月には、「脳の健康維持AI」機能を搭載。およそ3万人のユーザーのデータをもとに、AIがその人に合った目標値を提案してくれる機能です。初期設定で「40代・女性」と登録すると、1日の目標値は、歩数が5300歩、脳トレ6回、食事は、脳によいとされる9品目のうち4品目と設定されました。

脳トレ機能には、計算問題のほか、ご当地キャラを用いたスライドパズルや神経衰弱ゲームなどの問題が次々と出題されます。残り時間が表示されるため、最初は焦りますが、慣れてくると早く反応できるように。反射神経や記憶力を鍛えるのによさそうです。対戦相手を選ぶことができ、1ゲーム終わるたびに対戦結果が出るので、「負けるものか」とつい夢中に…。

1日の目標が自動で設定される（左）。神経衰弱にはご当地キャラが登場（中）。脳トレが終わると対戦結果を表示（右）。

家族による「見守り」サービスも

データを家族で共有することも可能です。たとえば、離れて暮らす高齢の母親が「脳にいいアプリ」を利用すると、家族はその活動実績を確認したり、脳トレで対戦したり、メッセージを送ったりと、コミュニケーションをとることができます。家族で参加することで、ユーザーを「見守る」ことができるのです。

認知症予防に欠かせない「社会参加」の要素も備えた「脳にいいアプリ」。家族や友人とのコミュニケーションツールとして活用するのもおすすめです。

■アプリ紹介
「脳にいいアプリ」
価格：無料（iPhone、Android対応）

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