在宅時間が増えた今。家にいる時間はほとんど座ってるか、横になっているあなたにおすすめの便利用品をご紹介します!
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、今までよりも外出時間が減少し、家にいる時間が増えた、という方も多いのではないでしょうか?
家にいるときはだいたい座っているか、横になっているという方もいるでしょう。
いけないいけないとは思いつつも、なんだか面倒でゴロゴロしてしまう。
しかし、それが運動不足につながり、筋力低下になることをご存じですか?
とはいえ、家で楽な姿勢は我慢できないですね。
座りすぎがよくない理由は?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
普段、1日にどのくらいの時間座っていますか? ある調査によると1日に座っている時間は日本人が世界で一番長いそうです。
座りすぎは体にどのような影響があるのでしょうか?
長時間のデスクワーク、自宅では座ってテレビを見るなど日常生活を見渡してみると、年齢性別を問わず多いもの。
現代人の多くは1日の多くの時間を座って過ごしていますよね。
長い時間座って過ごすと筋力が低下してしまったり、血行が悪くなったりといった影響があることをご存じの方は多いでしょう。
1日の中で座っている時間が長いほど肥満や糖尿病、がんや脳血管疾患、認知症などのリスクが高い、という研究報告もあります。
座りすぎは寿命が縮まる可能性があるのです。
具体的に見ていきましょう。
1日8時間以上座っている人は、3時間未満の人と比較すると、死亡リスクが1.2倍にもなるそうです。
週末に運動をするといった運動では取り返すことは難しいといわれています。
食後のゴロ寝は牛になる
食べてすぐ寝ると牛なると昔からいいますよね。
実際には食べてすぐ寝ても牛になりませんし、なんなら体にも良い影響があるそうです。
人間が食事をすると、食物を消化するために、胃や腸に大量の血液が必要です。
このほか、血液中に取り込まれた栄養分を分解し、肝臓に蓄えるためにも大量の血液を必要とします。
食後すぐに動くと血液が脳や筋肉にも必要になるため、消化器官への血流量が減少してしまうのです。
肝臓に流れ込む血液量は横になっているときがもっとも多く、立つと横になっているときの70パーセント、歩いたり走ったりすると20〜30パーセントまで減少すると言われています。だからこそ、食後すぐに動くのはあまり良いことではないのです。
食事をしてから30分〜1時間ほどはゆっくりと休む時間が大切。ごろ寝でも良いですし、イスに腰掛けても良いのです。
ここで一番気をつけなければならないのは「寝てしまう」ということ。眠ってしまうと胃や腸の働きが低下し、消化不良を起こしやすくなってしまうためです。
「食べてすぐ寝ると牛になる」
そもそもこの言葉は食後すぐに横なるのは行儀が悪いことを戒めるための言葉だそうです。
食後すぐに横になると反芻(はんすう)しやすいですよね。牛は草を食べるとき反芻するので、牛が用いられたと考えられています。
体のことを考えると、食後すぐはゆっくりと休むようにしましょう。
足の筋肉が衰えると、寝たきりになってしまうことも
座っていたり、横になっている時間が長くなってしまうと、足腰が徐々に弱っていくもの。
厚生労働省の調査によると、寝たきり状態の筋肉の変化について、以下のような結果が出ています。
・1週間寝たきり…20パーセントの筋力低下
・2週間寝たきり…36パーセントの筋力低下
・3週間寝たきり…68パーセントの筋力低下
・4週間寝たきり…88パーセントの筋力低下
・5週間寝たきり…96パーセントの筋力低下
低下してしまった筋力は、元に戻すのはとても大変。筋力をつけるのはとても大変なのに、ただ1週間寝ているだけで20パーセントも落ちてしまいます。
しかも、調査によると1日中寝ていて落ちてしまった筋肉を取り戻すには1週間もかかるといわれています。
趣味がなく外に出る用事がないからといって、1日中家でごろごろしている方は要注意!
- 最近手すりがないと階段の昇り降りが怖い
- 何もないところでつまずく
- 足がもつれることがある
- 壁にぶつかる
- 知らないうちに青あざができる
- 歩幅が狭くなった
- よろけることが多くなった
- 姿勢が前かがみになった
こうした症状がある方はウォーキングを始めてみませんか? ウォーキング始めることで、筋力低下を防げるだけでなく、筋肉量も増やすことができます。
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