朝起きたら喉がすごくいたい!寝てる間知らぬうちに「いびき」しているかもしれません!
朝起きた時に喉がすごく乾燥していたり、鼻と喉がつながっているところが痛かったりしていませんか?
夜寝ている間にいびきをしている証拠かもしれません。
本日はいびきの症状を改善する方法についてご紹介します。
自分がいびきをしているかどうか確認する方法は?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
睡眠時のことですから、自分自身がいびきをかいているかどうかはなかなかわからないもの。
セルフチェックできる方法はアルのでしょうか?
海外の報告によると、音量が50デシベル以上の場合は寝息であってもいびきだそうです。
50デシベルというとわかりにくいですが、これはささやき声での会話くらいの音量。思ったよりも小さな音でいびきだと判断されてしまいます。
自分がいびきをかいているかどうかをチェックするには、スマートフォンアプリやICレコーダーを使ってみましょう。
スマートフォンアプリなら、いびきをかいているその瞬間だけを録音してくれます。
使い方はアプリによって異なりますが、多くは枕から30センチほど離してそのまま寝るだけ。
とても簡単に録音することができます。
【いびきが録音できる睡眠アプリ】
<iphone>
いびきラボ – いびき対策アプリ (SnoreLab)
<Android>
いびきラボ – いびき対策アプリ (SnoreLab)
いびきの原因は?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
いびきはやかましいですが、その裏には病気リスクが潜んでいることもあります。
いびきの原因は大きくわけてふたつ。
単純性のいびきと、睡眠の際に無呼吸をともなういびきがあります。
病気の心配が少ないのは単純性のいびき。飲酒時や疲労が溜まっているとき、風邪が起因のいびきで、原因が改善したときになくなります。
気をつけなければならないのは常にいびきがあり、耳をふさぐほどの騒音の場合です。放置してしまうと徐々に症状が悪化し、日中に眠くて仕方なくなってしまったり、睡眠の際に無呼吸をともなういびきは、寿命に直結するいびきだと言えます。
いびきの途中で呼吸が止まったり(無呼吸)、低呼吸状態が睡眠時にたびたび繰り返す状態は、睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome=SAS)と呼び、呼吸が止まっている状態や、呼吸が止まりかけている状態が1時間に5回以上認められる場合は睡眠時無呼吸症候群の疑いが強いでしょう。
睡眠時無呼吸症候群の特徴は呼吸が浅くなったり、止まったりするたびに、脳が覚醒してしまうこと。
脳が覚醒するために眠りが浅くなり、起床時に頭が痛い、日中の強い眠気、取れない疲労、集中力の低下、記憶力の低下といった症状を引き起こします。
SASの原因の多くは肥満による首周りの脂肪だったり、扁桃腺肥大やアデノイド、気道に舌が落ち込む(入り込む)、舌が大きい、鼻が曲がっているといったもの。
欧米人では肥満者の多くがなりますが、日本では痩せ型の人でも患うことがあります。
日本人は欧米人と比較し顎が小さいため、骨格の影響によって引き起こしてしまうそうです。
睡眠時無呼吸症候群は重症化すると、死亡率が4倍跳ね上がると言われています。
その理由として挙げられるのが高血圧や動脈硬化。睡眠時に呼吸が止まってしまうと、血中の酸素が不足するため、動脈硬化や不整脈を引き起こしやすくなります。
動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞の原因にもつながってしまうので注意が必要です。
また、新陳代謝異常を起こし、太りやすくなる傾向もあり、生活習慣病を患う可能性も上昇。
SAS患者のなかには、高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病などありとあらゆる病気を合併している場合も多いそうです。
このほか、無呼吸を伴わないいびきでも治療を必要とする病気が潜んでいることも。
鼻の中の仕切りが極端に曲がっている(大人であれば少し曲がっています)鼻中隔湾曲症や鼻炎、副鼻腔炎、習慣性扁桃炎等の場合は、医療機関を受診を。
治療せずに放置すると、SASの原因にもなります。病気を治療すれば多くの場合改善が期待できるので、いびきを指摘されたことがある場合はいちど耳鼻咽喉科を受診すると良いでしょう。
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