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寒がり、熱がりのあなたにぴったりのお風呂温度は?

入浴効果をより高めるためのコツ

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

最後に入浴効果を高める入浴方法などをご紹介いたします。
まず身体を洗うだけならシャワーでもOKですが、なぜ入浴が良いのでしょうか?

湯船につかると、温熱作用・水圧作用・浮力作用という3つの作用があります。

まずは温熱作用ですが、こちらは疲労回復や痛みが和らぐといった作用になります。湯船に浸かると体温が上がり、血流がよくなります。その結果、新陳代謝が高まって体内の老廃物や疲労物質が排出され、疲労回復や肩こり、慢性的な痛みなどが和らぐことでしょう。

水圧作用についても見ていきましょう。湯船に浸かるとウエストが3センチ〜5センチも細くなるといわれています。これは水圧がかかっているから。皮下の血管にも圧力がかかるので、手足に溜まった血液が心臓に押し戻され、心臓の動きが活発化。結果として血液やリンパの流れが良くなるのです。お風呂に入るとむくみが改善した経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか? それはこの「水圧作用」によるところが大きいのです。

そして浮力作用ですが、水中にいることで発生する浮力によって、湯船の中では体重は体感で10パーセントほどになるそうです。体重を支えている筋肉や関節を休ませることができるので、全身の緊張がほぐれるのです。

入浴にはこれらの作用があるので、何も考えずに入浴するだけでOKなのですが、より効果を高める入浴方法も存在します。

眼精疲労

眼精疲労を回復させるなら、お湯に浸かって、お湯や水につけてしっかりと絞ったタオルを目に10分ほど当てましょう。目を温めることで血行が良くなり、緊張していた目のまわりの筋肉が和らいでいきます。一方で目を冷やすと血管が収縮し、充血などを改善できるでしょう。もちろん、タオルを当てなくなると血流は回復し、血液が流れることで、疲労回復効果も期待できます。

全身疲労

全身の疲れを取るなら、しっかりとお湯に浸かって、手を握ったり開いたり、足をばたつかせたりします。その後、手首から肘、足首からひざに向けて血を流すことをイメージしながらマッサージしてみましょう。
水中で手足を動かすと血のめぐりが良くなって、疲労物質の排泄が促されます。

肩・腰

肩や腰の疲れをとるなら、入浴中に肩を上下に動かしたり、回したりすると良いでしょう。特に肩甲骨を意識して、しっかりと回すようにすると、疲れがとれやすくなります。このほか、強めのシャワーを腰や肩に当て続けるのも効果的。
凝り固まっていた筋肉を動かすことで、血流が促され、緊張がほぐれるでしょう。

【入浴効果に関する書籍の紹介】

アロマ

このほか、リラックスしたいならアロマを使ってみましょう。湯船に5滴ほど入れるだけで良い香りが浴室中に広がります。香りで十分、精神が癒やされることでしょう。
入浴方法にちょっと気を使うだけで、得られる効果が大きく異なります。できるだけ効率良く入浴して、身体を癒やしましょう。

【入浴時におすすめのアロマ商品の紹介】

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