梅雨到来!食中毒を防ごう
梅雨に注意しなければならないのが、食中毒。高温多湿の気候は、細菌の活動が活発になり菌が増えやすくなるため、食中毒が起こりやすくなります。そこで、手軽にできる予防法を紹介します。
食中毒はどうして起こるの?
◆ 梅雨に多い細菌性の食中毒
食中毒は、主に細菌とウイルスが原因で起こりますが、この時期に多いのが、細菌によるものです。
私たちの身のまわりには食中毒の原因となる細菌がいます。これが飲み物や食べ物の中で一定量以上に増えたり、毒素を生み出し、体内に入ることで、細菌による食中毒が起こります。
【食中毒を引き起こす主な細菌】
○腸炎ビブリオ:海水に生息する細菌です。菌の増え方がとても速いのが特徴です。
○サルモネラ菌:牛や豚などの家畜に幅広く生息している細菌で、肉や卵、乳製品などに含まれます。
○病原性大腸菌:主に家畜の腸に生息する大腸菌です。近年、多くの食中毒をもたらしているO-157やO-111はこれに含まれます。
○黄色ブドウ球菌:ブドウの房のような形をしているのが特徴です。手指の傷から汚染されることもあり、手作りのおにぎりなどが原因になるケースがあります。
○ボツリヌス菌:自然界に広く存在する菌です。近年は、発生件数が減っているものの、今年3月には5年ぶりとなる食中毒が発生しています。
食中毒を防ぐための3原則
◆細菌をつけない
食中毒の原因となる菌を食品や調理器具につけないようにすることが大切です。調理や食事の前は、必ず手を洗いましょう。また、肉や魚を切った後に他の食品を切る場合は、まな板と包丁を洗って熱湯をかけます。できれば、調理器具や保存容器は肉用、魚用、野菜用と分けておくとよいでしょう。
◆細菌を増やさない
生鮮食品は購入後すぐに冷蔵庫に入れましょう。たとえ食品に菌がついていたとしても、危険な量まで増えなければ食中毒は起こりません。菌は時間の経過とともに増加しますが、10度以下で保存することで増えにくくなります。そして、調理
は手際よくして調理後はすぐに食べるようにしましょう。
◆ 細菌をやっつける
感染型食中毒の原因となる菌は熱に弱いものが多く、十分な加熱で死滅させることができます。調理する時は、食品の中心部の温度が75度以上で1分以上加熱するようにします。
食中毒の疑いがあるとき
◆ 潜伏期間が長い場合も
食べてから症状が出るまでの時間は、大きく個人差がありますが、菌によっては潜伏期間が一週間程度と長いものもあります。出てくる症状としては、腹痛、下痢、発熱、嘔吐などです。
◆ 下痢止めの薬は飲まない
下痢は、菌や毒素を体から出すために起こります。そのため、下痢止めの薬は飲まないようにします。また脱水症状を防ぐために水分をたくさん摂るようにしましょう。
◆ 二次感染を起こさないために
食中毒は人から人へ伝染することもあるので、できるだけ早いうちに、医療機関へ行くことが大切です。
身近なものにも菌がたくさん!
電化製品のリモコン、パソコンのキーボード、携帯電話のボタンなどにも、大量の細菌がついていることがあります。これらに触った後に調理をしたり、食事をする際にも注意が必要です。必ず手洗いをするようにしましょう。

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