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親はお金持ち?老々介護時代に潜む「親子破たんリスク」

「人生100年時代は、老々介護時代」といっても過言ではありません。

今は80代の親を50代の子が介護できますが、10年後には90台の親を60代の子が介護することに。

まさに老々介護時代です。

笑顔の看護師と患者

画像提供:imagenavi(イメージナビ

ここに潜むのが、「親子破たん」の危険性です。
親の介護や定年のために離職して収入が激減した、子供を経済援助するうちに、親の生活が厳しくなったなど、シニアに身近な問題なのです。

今回は、今そこにある「親子破たんの危機」を防ぐ方法を考えます。

親の家計のリスクは医療・介護費と低年金

親世代の「破たん」は、実は10年ほど前から注目を集め始めています。
そして、10年が経ち、老老介護家庭が増えたことから、親子で家計が共倒れしてしまう、親子リレー破たんが問題になっているのです。

総務省の調査によると、年金を主な収入源とする高齢者の月収は年々減少傾向にあるそう。
しかし、税金や社会保険料の負担率は増加してきています。
収入は減っているのに、支出は年々増加しているのです。
また、車の買い替え、持ち家のリフォームといった大きな支出は避けられず、気がつけば貯金ゼロ、という家庭が多いのだとか。

また、細かな支出も増えています。

仕事をしていない場合、今まで自由ではなかった日中の時間を埋めることはとても難しいもの。
はじめはのんびりとあれをやって、これをやって、と考えていた高齢者も、実際に時間を手にしてみると、有り余るほどの時間があることに気付かされます。
そこでそんな時間を埋めようと、あまりお金のかからない趣味を始めたとしても、毎日時間が有り余るわけですから、当然頻度は高くなります。
頻度が高くなると支出も増えてしまうのです。

さらに年を追う毎に増えていく「医療費」「介護リスク」も考えておかなければなりません。

また、ついつい孫可愛さに教育費やレジャー費を出してしまう「孫リスク」と数々の支出(リスク)が親世代に襲いかかり、気がついたらシニア破たんしている、という人が多いのです。

これは親世代の話でしたが、子世代にも思わぬ問題があるものです。

そのひとつが身の丈に合わない生活。

「親はお金持ちだから」と根拠もなく、ぼんやりと考えていると危険なのです。
親から住宅購入費や教育を援助してもらっているケースが典型的で、親は「自分たちは家を買えたのに子どもたちが買えないのは可愛そう」とついつい援助してしまうものです。
この援助費用は老後のために使うお金なはずなのに。
また、こうして親の援助を受けて建てた住宅は、身の丈にあったものではありませんよね。
ドーピングみたいなもので、親のお金がなくなった時点で今までの生活を維持することができなくなってしまいます。
一度上げた生活レベルはなかなか下げられないもの。
高水準の生活を続けるのは困難になり、結果的にせっかく手にした住宅を手放す例も少なくありません。

子供が介護離職するのは危険

リハビリテーション

画像提供:imagenavi(イメージナビ


子世代にとって深刻なのは、親が年齢を重ねるたびに増える「介護費」です。

制度が複雑過ぎて高齢者には理解できないことも多く、もしかすると不要な支出がある可能性もあります。
この辺りは子世代がしっかりと見て上げる必要があるのです。

高齢者の場合、医療費の自己負担は原則1割。
そのため、医療費や介護費で破綻するケースは実はとても少ないのです。
もちろん、難病等で保険適用外(自由診療)の治療を受けていなければ、医療費自体はそう大きな負担ではありません。

介護費を少しでも減らそうと「介護離職」するのはとても危険なケース。

介護施設に預けたくてもどこの施設も定員いっぱいでなかなか順番が回ってきません。
そうこうしている間にどんどん症状が進行し、自活困難になるといよいよ家族が介護しなければならなくなります。

そのため、会社をやめて介護をする人が増えています。

しかし、その間の収入は親の年金のみになってしまいます。

不足分のお金はすべて貯金で賄わなければなりません。
子世代の老後資金をここで使ってしまうリスクが潜んでいるのです。

さらに深刻なのは親が他界した後。

介護のために仕方なく退職したとはいえ、ブランク(空白期間)ができてしまいます。
ブランクが長くなればなるほど再就職は難しくなり、離職前と同程度の収入が得られる仕事に就ける人はほんのわずかです。
実際再就職する人の多くは、離職前の収入の半分以下というケースが目立つそう。

いきなり寝たきり状態になることは稀です。
寝たきりになるまでの期間にしっかりと準備することはもちろん、いつ介護になってもいいようにヘルパーなどにも当たっておくと良いでしょう。

一時の出費は増えますが、将来的な目でみると、子どもはマネジメント(管理)に徹したほうが親子関係も良好なまま、最期のときを迎えられる可能性が高くなります

介護は突然やってくると思いがちですが、その予兆は必ずあります。
細かなサインを見落とさず、親と密なコミュニケーションをとることで、いざというときの問題を早めに解決できるでしょう。

介護保険の積極利用と子の経済的自立がポイント

窓際の車椅子

画像提供:imagenavi(イメージナビ

親を遠距離介護する場合は「地域包括支援センター」に足を運ぶのがオススメです。

地域包括支援センターは高齢期の医療や介護、生活支援等高齢者のありとあらゆる相談を受け付ける駆け込み寺のような場所。

地域ごとに担当が決まっており、支所を含めると全国に7000箇所以上存在します。
予め親の病状、現状などを伝えておくことでスムーズに介護することができます。

また、介護保険証のチェックもお忘れなく。
介護保険証は65歳になると送られてくるので、親と一緒に細かく確認しましょう。

介護保険はあらゆるサービスを利用することが可能です。

食事の宅配サービスや入浴補助・介助といったことは介護保険の適用範囲内。
介護保険がどこまで、何回まで使えるのかといった確認は怠らないようにしましょう。

 

親子破たんの原因は親だけでも子だけでもありません。
お互いが経済的に完全自立していれば、いざ介護が始まったとしても破綻リスクは少なく済みます。

親から援助を受けると生活レベルが簡単に上がり、快適な毎日を過ごすことができるでしょう。
しかし、いつかくるその時は大きな爆弾になりかねません。
早めに完全自立した生活を心がけることが親子リレー破たんを避けるための近道です。

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