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日本人は貧困?高齢者の9割が貧困化。わずか13万円の年金で暮らす生活苦の実情とは?

高齢者は裕福だ、というイメージはもう昔のものなのかもしれません。

高齢者が裕福だったのは「団塊の世代」以前までだと言われています。
今の50代では半数近くが「国民年金未納」状態。あと10年もすると、無年金、低年金のまま退職したシニア世代が街に溢れることでしょう。職なし、貯蓄なし、年金なし、と高齢者の三重苦ともいえる状態を迎えそうな人たちが増えてきているのです。

今回は貧困問題について考えてみます。

※月収13万円は夫婦ともに国民年金受給の場合
国民年金を40年納めた場合、支給額は月額約6万4,941円、夫婦ふたりで約13万円となります。

貧困層となった高齢者の人数が問題に。なぜ援助を受けられない貧困人口が増えたのか?

貧困層となった高齢者の人数が問題に。なぜ援助を受けられない貧困人口が増えたのか?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

昨年定年を迎えた人のなかには、40代後半くらいから給与の減額が始まった、という人もいるのではないでしょうか?
この減額は定年時まで続き、年収はピーク時の半分まで減少したという人も多いのです。
最近では65歳まで働くことができる「定年後再雇用制度」を採用している企業も多いですが、業務内容は現役時代と変わらず、給料は退職時の半分ほど、ということも少なくありません。
こうした事情から再雇用を断り、自分で仕事を探す、という人も多いのです。

また、退職金制度の変更が行われた世代でもありますよね。

自分が想定していたよりもはるかに退職金が少なかった、という人も多いはず。
それでも、定年退職後もなんらかの仕事をすれば生活は成り立つと計算していたとしても、職安や就職媒体、ツテを使っても、職がなかなか見つからない人は多いのです。
企業勤めであっても、年金だけでは老後の生活が成り立たない、という人が急増中。

こうした「貧困高齢者予備軍」は今後爆発的に増加しそうです。
2016年末には、生活保護受給世帯の半数以上が高齢者世帯となっています。今後は増々高齢者の生活保護受給世帯が増えていくでしょう。

団塊の世代以前の高齢者であれば、今よりもお金を持っている人も多かったでしょう。
1950年から60年代前半に生まれた世代は、バブル崩壊以降、減給やリストラの対象となった人も多く、老後資金を満足に貯められていない人も多いのです。

厚生労働省が発表している「国民生活基礎調査」を見てみると、65歳以上の高齢者世帯の生活は年々厳しいものになっていることがわかります。
生活意識について「大変苦しい」「やや苦しい」と回答した人の合計は1995年37.8%、1999年46.1%、2004年50.0%、2014年58.8%となり、厳しい状況が伺えるでしょう。
近年ではやや持ち直してきてはいますが、1995年と比較すると、以前厳しい状況だと言えます。
反面、「ゆとりがある」「ややゆとりがある」と回答している人は増加傾向にあり、高齢者の経済状況は二極化してきているといえるでしょう。

厚労省の「国民年金被保険者実態調査」では、1940年代後半生まれの団塊の世代では年金未納・免除者率が30%ほどだったのに対し、1950年代前半生まれで35%、後半で45%、60年代前半生まれで40%代後半と、生まれが若くなるにつれて増加傾向にあります。
保険料を納めていない、ということは受給できる年金額は当然低くなります。
低収入で年金が納められず、もらえる年金が少なくなる。

まさに貧困のスパイラル、といった状況です。



無年金や低年金は現役時代の低収入が原因です。
原因の一端は非正規雇用者の増加でしょう。賃金労働者の4割がパートや派遣などの非正社員です。
1990年には非正社員の割合は2割ほどだったので、非正社員の割合は倍にまで増えていることがわかります。

非正規雇用率が上昇している理由のひとつが団塊の世代の定年後再雇用。
正規社員として働いていた団塊の世代が再雇用で非正規社員として働き始めたことも、この割合を大きくしている要因のひとつです。

バブル崩壊、アジア通貨危機、リーマンショック、ITバブル崩壊などさまざまなマイナス要因が重なり、減給やリストラを経験した人も多いでしょう。
こうした経済危機に巻き込まれた1950年代生まれた年金生活者の仲間入りをしはじめたことで、収入が最低生活費(東京都で200万円ほど)に満たない世帯が急増しているのです。

地方でも都会でも高齢者の貧困の3つの要因と対策、解決策

地方でも都会でも高齢者の貧困の3つの要因と対策、解決策

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

高齢者の貧困はさまざまな要因が絡み合っており、これと断定することはできません。
ここからは5つの要因を見ていきましょう。

高齢者の貧困要因1:病気

原因の1つ目は病気。
病気を患ったことで働けなくなったり、高額な医療費がかかるケース。
がん保険に加入していたけれど、現在の先進医療に合っていなかったなどで自費診療を受けた場合などは高額な医療費となってしまいます。
また、すぐに復職できなかったり、退職を余儀なくされた場合、一気に貧困に陥ってしまうのです。

高齢者の貧困要因2:子どもが親により掛かる

親世代も生活が苦しいのはもちろんですが、その子世代も「就職氷河期」と呼ばれる世代(1993年~2005年卒、2010年~2013年卒)。
非正規雇用者も多く、未だに自立できない子どもを抱えている場合、親に寄りかかっているケースも多いよう。
自分ひとりだけ、夫婦だけの生活ならなんとかなるけれど、子どもまで抱えるとなると生活苦、というケースは多いようです。

高齢者の貧困要因3:熟年離婚

定年退職後に離婚した場合、財産を半分に分けたりなど生活苦に陥るケースも多いようです。
特に夫婦ふたりでの生活を考えていた場合は、人生設計が大きく変わってきます。



高齢者が貧困に陥る理由はさまざまあることがわかります。
長年働き続けても低賃金だった、というケースでは貧困がより顕著になるでしょう。

有効な対策としては、きちんと年金を納め、できる限り長く働くということ。
「お金がなければ死ぬまで働け」という時代になっているのです。

貧困化した老人にならないためには40代からの対策が重要。40歳から始めるべき「終活」とは

貧困化した老人にならないためには40代からの対策が重要。40歳から始めるべき「終活」とは

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貧困老人にならないためには40歳から準備を始めなければなりません。
現在の制度では事実上、老後の生活を年金のみで支えることはできません。
また、年金制度は現役世代が納めたお金を高齢者が受け取る制度。
現役世代が減少してきているため、高齢者を支えきれなくなってきています。
そのため、年金受給年齢の引き上げ、という議論は活発に行われていますよね。
だからこそ、60歳から準備したのでは遅すぎるのです。

仮に年金受給年齢が70歳になり、受給額が減額されるということになるのならば、現在の価値観では対処することはできません。
生涯雇用制度によって、65歳以上であっても職につける可能性は高くなるでしょう。
しかし、若い頃のような働き方を継続させることは体力的に難しいといえるでしょう。

だからこそ、若い内から老後の生活を想定したコンパクトな生活にシフトしていく必要があります。
現在60代で年金受給前というかたも、日々の支出を見直し、生活自体をコンパクトにしていく必要があるでしょう。
40歳から始めれば、すぐに生活を切り詰める必要はありません。
徐々に切り詰めた生活にしていけばよいのです。
しかし、60歳であれば、すぐにでも固定費など生活にかかる費用を見直し、生活をコンパクトにした状態で年金受給を迎えるのが貧困老人にならないための大きなポイントといえそうです。

老後の収入や支出を意識し、早め早めに行動していくのが貧困老人にならないためのポイント。
すでに60歳という方は、これらを急ピッチで進める必要があります。
自分がもらえる年金額、月々の支出、特に今後はずっと健康でもいられず、医療費の増大も予想されます。
収入、支出をきっちりと計算し、貧困老人にならないための対策を行いましょう。



コメント
  1. 誤変換が多っかたです。説得力にダメージありです。

  2. ¥13万はひと月の生活費でしょうか?
    具体的な内訳は?

  3. タイトルと本文が合致していない。ツリのタイトルで、本文を読ませるのは止めていただきたい。本文は、きわめてありふれた内容にしかすぎない。

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