【節約】高くなりがちな夏の電気代。電気代の平均はどのくらい?節約する方法は?気になる電気代の疑問を解消!
暑い夏はエアコンや扇風機をはじめ、冷たいものを求めて冷蔵庫を頻繁に開け閉めするなど、他の季節と比べ、電気代がかかる季節です。
みなさんは今の季節、どのぐらいの電気代を支払っていますか?
夏場は電気代が高くなりがちですよね。
そこで今回は夏の電気代を節約する方法など、電気代について詳しく解説していきます。
夏(7・8・9月)の電気代の平均は10,270円!あなたの家はどのくらい?一人暮らしはいくらくらい?
夏の電気代の平均を見ていく前に、そもそも電気代はどのような仕組みなのか? について見ていきましょう。
電気代は「その月の電気の使用量」「契約している電力会社の設定している電気料金単価」のかけ算で産出されます。
夏場の電気代が冬に比べると高いと感じる場合は、電気を何kWh(キロワットアワー。1時間あたりのワット数)を使用したかがポイント。
もちろん、使用量が増加したこと以外に電力会社が料金単価を変更したため、高くなることもありますが、毎月発生するものではありません。
基本的には使用した量が増えると、電気代が高くなるのです。
電気代を下げたい! と思ったら節電をするか、電気料金単価の安い電力会社に切り替えるか、方法はふたつ考えられるのです。
より安い電力会社を探す場合は、最後の項をご覧くださいね。
では、高くなりがちな夏の電気代の平均はどのくらいなのでしょうか?
最近のエアコンの場合、付けたり消したりを頻繁に行うよりも、つけっぱなしにするのが一番電気代が安いと言われています。
つけっぱなしにすることで、室内での熱中症も防げますし、毎日快適に過ごすことができますよね。
エアコンと合わせて扇風機やサーキュレーターを使うことで、冷房効率が上がり、結果的に電気代が安くなるとも言われています。
肝心の電気代は? というと、総務省発表のデータによると夏場(7,8,9月)が10,270円になるそう。
ほかの月も見ていきましょう。
- 1月 … 13,404円
- 2月 … 14,222円
- 3月 … 13,534円
- 4月 … 11,192円
- 5月 … 9,439円
- 6月 … 8,286円
- 7月 … 8,666円
- 8月 … 10,790円
- 9月 … 11,354円
- 10月 … 9,799円
- 11月 … 8,772円
- 12月 … 9,719円
(出典:総務省統計局:家計調査 二人以上の世帯2018年)
意外なことに夏場は電気代が安い季節なのです。
年間でもっとも電気を使う季節は1月~3月のいわゆる冬。
ではなぜ冬場は電気代が高くなるのでしょうか?
理由のひとつが照明器具です。
冬は日照時間が短くなるため、電気をつける時間が長くなりますよね。
照明をつけている時間が長くなると、それはそのまま電気代に跳ね返ってきます。
照明の使用電力はわずかですが、照明数が多い場合、1ヶ月という単位で見ると電気代に影響を与えているのです。
また、暖をとるための電気カーペットやヒーターなんかはダイレクトに電気代に影響を与えることが想像できるでしょう。
北海道などの北国などでは灯油暖房を使うことも多いので、ほかの地域よりも冬の電気代は低くなる傾向にありますが、灯油暖房を用いていない、冬の寒さがあまり厳しくない地域では電気代が高くなる傾向にあります。
このほか、エアコンも冬場の方が設定温度と室温の差が大きいため、必要電力が多くなります。
給湯から調理まで電気で行うオール電化の家庭場合は、冬場の電気代はさらに高くなりますよね。
冷たいお湯を温めるのに大きなエネルギーを使うためです。
という事情から冬場の方が電気代は高くなります。
冬にむけて、今から電気を見直した方が良いといえるのではないでしょうか?
単身世帯の電気代の平均はどのくらい?
ここでご紹介したのは二人世帯の場合。
単身世帯の電気代はどのくらいなのでしょうか?
単身世帯の電気代は年間70,227円(総務相の同調査より)。
月あたりにすると5,800円くらいとなります。
実際に単身世帯の方は電気代を比較してみて高いですか? 安いですか?
高い場合、電力消耗が大きい家電が原因かも知れません。
家電の中で一番消費電力が大きいのは何?電気代が上がる家電とは?電気代を節約する方法をご紹介。
家庭にある家電と言えば、「エアコン」「洗濯乾燥機」「食器洗い乾燥機」「冷蔵庫」「照明器具」「テレビ」「アイロン」「炊飯器」「ドライヤー」「電子レンジ」「掃除機」など。
では、これらの家電のなかで電力消費が大きな家電はどれでしょうか?
もっとも電気代が高いのは「エアコン」。
次いで高いのが「洗濯乾燥機」です。
これらの電気代を抑えるとともに、24時間使用する家電の電力消費を抑えられれば、電気代を安く抑えることが可能になります。
消費電力とは
改めて消費電力について確認しましょう。
電化製品をよく見てみると「消費電力(W)」という表記があるかと思います。
これはシールで貼られていたり、本体に直接記載されていたりとさまざまですが、基本的には表記することが義務づけられています。
そこに書かれているのは、製品を動かすのに必要な電力数です。
これが消費電力になります。
この消費電力(W)を見ることで、その電化製品がどのくらい電気を消費するのかがわかるのです。
電気代を節約するには
では消費電力の大きなエアコンの電気代節約方法をご紹介します。
まず大事なのは部屋の温度を低いまま保つこと。
そのため、エアコン単体だけでなく、サーキュレーターを併用するのがお勧めです。
サーキュレーターで空気を動かすことで、部屋全体の温度が均一になるため、エアコンが頑張らなくとも温度を一定に保ちやすくなります。
また、2週間に1度フィルターを掃除することで、空気の流れが良くなり、余計な電力を使いません。
このほか、エアコンは自動運転がオススメ。
自動運転は基本的にもっとも電力効率の良い運転方法なので、自分で風量などを調整しない方が良いのです。
最近では洗濯乾燥機を使っている家庭も増えました。
しかし、洗濯乾燥機は、乾燥の時に大きな電力が必要となります。
節約するにはどのような点に気をつければ良いのでしょうか?
洗濯乾燥機を使う場合、電気料金プランの「電気代が安い時間帯」を活用するのがオススメ。
夜間の電気代が安くなるプランを使っている場合、夜間に洗濯乾燥を済ませるように設定することで、電気代を半分にすることもできるのです。
食洗機(食器洗い乾燥機)も同様で、基本的には電気代が安くなる時間にまとめて稼働させるのがオススメ。
ちょっとしたタイミングやコツを知っているだけで、年間で大きく電気代を抑えることができます。
ぜひこれらの方法を試してみてくださいね。
エアコン、クーラーを使いつつも電気代を抑えるには
では、もっと電気代を抑えるにはどうすればよいのか?
今よりも安いプランを提供する電力会社に切り替えるのが生活を変えずとも電気代を抑えられる方法です。
オススメは株式会社エルピオが運営する「エルピオでんき」。
エルピオでんきは「基本料金」「解約手数料」「初期費用」「切り替えリスク」が格安というのが大きな特徴です。
電気代で厄介な部分を格安にしてくれているので、切り替えるだけで電気代が一気に下がることでしょう。
もちろん、現在の利用プランや利用状況によって料金は上下することもあります。
検針票を片手に料金がどのくらい安くなるのか、チェックしてみませんか?
電気代を抑えることはシニアライフに欠かせないポイントです。
日々の支出を減らすだけで、豊かな老後を送ることができるので、ぜひこの機会に見直してみてくださいね。
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