メニュー
ゲストさん
 

熱中症かな? と思ったら、すぐにやる3つのこと

「なんだか暑くて頭がぼーっとする……」

もしかするとそれ、熱中症のサインかも知れません。

熱中症が心配な季節。
「私は大丈夫」と思っていても、気温・室温が上がったり、水分補給を怠ったりすると、年齢に関係なくリスクは高まります。

桟橋とモーターボート

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

今回は熱中症の「こんなサインが出たら、要注意」と「そのときすぐやる3つのこと」をお伝えします。

めまいや顔のほてり…これが熱中症のサイン

熱中症のサインはさまざまあります。
ここでは「この症状が出たら熱中症かもしれない」というサインをご紹介していきます。

めまいや顔のほてり

熱中症の代表的なサインのひとつが、めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状。
なんでもない場面でこの症状が出たら、熱中症を疑いましょう。

一時的に意識が遠のいてしまったり、腹痛などを併発する場合があります。

普通の風邪ではなく、熱中症の場合もあるので注意が必要です。

筋肉痛や筋肉のけいれん

いわゆる「こむら返り」と呼ばれる、手足の筋肉が釣るなどの症状が出る場合があります。

筋肉がピクピクと痙攣したり、極端に筋肉が固くなる場合もありまうす。

筋肉痛になる覚えがないのにもかかわらず筋肉痛になった場合は、熱中症を疑いましょう。

体のだるさや吐き気

なんだか体に力が入らない、ぐったりする、吐き気がある、実際に嘔吐してしまう、頭痛がするなどの症状は熱中症のサイン。

見逃さずに、水分補給をして病院にいきましょう。

異常な汗・まったく汗をかかない

拭いても拭いても汗が止まらない、汗をまったくかかない、など汗のかきかたに以上がある場合、すでに熱中症かもしれません。

体温の急上昇、皮膚の赤み

発汗異常により、体温を下げられないため体温が急上昇したり、皮膚が赤く、乾いているといった症状は熱中症のサイン。

皮膚の状況にも気を配りましょう。

真っすぐ歩けない、反応が遅れる

声をかけても反応しなかったり、返答がおかしかったりする場合は熱中症かも。
また、体がガクガクとして力が入らなかったり、ひきつけを起こしたり、真っ直ぐ歩くことができない場合も熱中症かもしれません。

こうした症状が出ると、重度の熱中症が疑われます。
すぐに医療機関を受診しましょう。

水分補給ができない

自分で水分補給ができない場合はとても危険な状態が疑われます。
ここまで悪化してしまった場合は、無理やり水分補給させるのではなく、すぐに医療機関を受診しましょう。

熱中症が盛んに騒がれていますが、熱中症はとてもコワイ病気。
体は必ずサインを出すので、見逃さずにすぐに対応するようにしましょう。

応急処置はこの3つ、必ず実践を

医者

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

それでは実際に熱中症になってしまった場合、どのような応急処置が必要なのでしょうか?

ここからは熱中症になったときの応急処置について、詳しく見ていきましょう。

日陰、エアコンの効いた室内など涼しい場所へ

熱中症が疑われる場合、まず大事なのは涼しい場所への移動。

エアコンの効いた室内や、車のなかなどに速やかに移動しましょう。

もし屋外で涼しい場所がない場合、風通しの良い場所や日陰に移動しましょう。

移動した先では安静に過ごし、無理に動いたりしないよう注意を。

体を冷やし、体温を下げる

熱中症が疑われる場合、体温が上がっている場合が多いです。
そのため、熱中症かも? と疑ったら、体温を下げる応急処置が有効です。

衣服をゆるめ、体の熱を外に放出しましょう。
氷枕や保冷剤で大きな血管周辺(首筋、脇、足の付根)を冷やすと、体温は下がりやすいです。

また、皮膚に直接水をかけてうちわや扇子などであおぐことでも体温は下がります。

うちわなどがない場合、タオルを振るのも効果的。

とにかく風を起こし、涼しく感じられるようにしましょう。

塩分・水分補給を

ポカリなどスポーツ飲料のほか、OS1など経口補水液などで水分補給しましょう。

水だけの補給では、塩分が不足するため、体の中が塩分不足になってしまいます。
汗などで体の塩分も外に放出されてしまうので、必ず塩分をセットで摂取しましょう。

梅干しと麦茶のセットが特にオススメで、塩分とミネラルを同時に摂取できます。

おう吐の症状や意識混濁などの症状が出ている場合、無理に水分摂取をさせる必要はありません。
無理に水分補給をしたことで、気道に水分が入る危険性があります。
無理に飲ませることはやめましょう。

熱中症対策には水分補給と涼しい環境が必須。
また、熱中症予防も同様です。

正しい知識を持って、適切な水分補給をしましょう。

対策グッズを活用して、熱中症を予防しよう

波

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

熱中症対策は、日頃の水分補給の習慣と共に、さまざまなグッズを活用するのもひとつの手。

自分だけで対策できない夏の暑さは便利グッズを積極的に活用しましょう。



【免責事項について】
「Slownet特集記事」に掲載されている情報は可能な限り正確性を期しておりますが、正確性、安全性、有用性などを保証するものではありません。「Slownet」は読者様が当サイトの情報を用いて行う一切の行為について、責任を負いかねますので御了承ください。
「Slownet特集記事」に記載の情報の利用、商品の購入・利用につきましては、読者様の責任にてお願い致します。
「Slownet」からリンクする他のウェブサイトに記載された内容につきまして、当方は一切の責任を負わないものとします。「Slownet特集記事」上の情報やURLは、予告なしに変更または削除される場合があります。
その他、上記項目に含まれない事項については、当社が定める「利用規約」に準拠するものとします。

コメント

コメントを書く(クリックしてください)

関連記事
2025年5月22日

健康・美容

春の息吹を食卓へ! アスパラガスを味わおう!

春から初夏にかけて、店頭に並ぶ鮮やかな緑色が美しいアスパラガス。シャキシャキとした食感と、ほのかな甘みがたまらない、春を代表する野菜の一つですね。今回は、そんなアス...
2025年3月24日

健康・美容

苦みパワーで不調を改善

人間や動物は寒い冬を乗り切るため栄養分を体にため込む傾向があり、春になると、余分となった栄養分は老廃物となって外に排出されます。独特の苦みをもった春の山菜は、老廃物を外に出す成分を...
2025年3月10日

健康・美容

ランニングで脳を活性化!記憶力・集中力アップの秘訣

ランニングは単なる運動ではなく、脳を鍛える効果もあります。研究によると、ランニングによって記憶力や集中力を高める「海馬」や「前頭葉」が活性化し、新しい脳細胞が生まれることが分かって...
2024年8月1日

健康・美容

野菜・フルーツの老けない食べ方

老化の原因には、食事や生活習慣、ストレスなどさまざまな要因が挙げられますが、最近注目されているのが体の“酸化”。野菜や果物は、体の酸化を防いでくれる強い味方です。栄養素の長所を生か...
2024年7月1日

健康・美容

真夏に備えて、“汗活“をはじめよう!

気温が上昇すると、汗をかく機会や量も増えてきます。汗は体温調節などの重要な役割を担っており、“良い汗”をかくことも暑い時季を健康的に乗り切るポイントです。真夏に備えて“汗活”を始め...
2024年2月2日

健康・美容

めまいや頭痛の引き金に 気象病とその予防

低気圧が近づくと腰痛や関節痛がひどくなったり、季節の変わり目に片頭痛が出やすかったりしたことはありませんか? 天気の変化で不調を感じたら、それは「気象病」かもしれません。 「...