【贈答用お線香】チョコレートにコーヒーも。大切なあの人の好きな香りは？

「生前のあの人はコーヒーが好きだったよね」「この香りを嗅ぐとあの人との大切な思い出が蘇る」生前に大切な人と一緒に過ごした時間はとても大切な思い出として刻まれます。共に見た風景や、さまざまな経験など例を上げればキリがないほど。
「香り」も亡くなった人を思い出すポイントのひとつではないでしょうか？　「毎朝一緒に飲んでいたコーヒーの香り」「大好物でよく食べていたチョコレートの香り」「銭湯のお風呂上りにいつも飲んだコーヒー牛乳の香り」。ふとした瞬間に嗅いだ香りで大切な人を思い出すこともあるでしょう。大切な人が好きだった香りをもしも届けることができたら嬉しいですよね。
今回はさまざまな種類の香りがある新しいスタイルの「お線香」を紹介します。

香りの種類も豊富！　きっと見つかるあの人の好きな香り

「お線香の香り」と聞けば、一般的には「あの独特な香り」を連想する人がほとんどのはず。しかし最近では従来の香りからは想像もつかないような、香りのお線香がたくさんあるんです。香り付きのお線香と聞いてどんな香りを想像するでしょうか？　真っ先に思いつくのは桜やラベンダーなどの「花」が一般的かもしれませんね。
もちろん花の香りのお線香も種類豊富にあります。しかし、最近では耳を疑うような香りのお線香がどんどん登場してきています！　例えば「コーヒー」「チョコレート」「蜜柑」といったまるでキャンディーのような香りですよね。
もちろんこれだけではありません。なんとキャンディーの「ミルキー」「いちごミルク」や「サクマドロップス」「夕張メロンキャラメル」、さらには「ハッカ」「カレー」など、従来では考えられないほど数多くのお線香ラインナップが登場しているのです。好きな香りは人それぞれですが、これだけの種類のお線香があるのなら「大切な人が大好きだった香り」も見つかるのではないでしょうか？

贈答にも最適な「香りのギフト」という新スタイル

「大切な方との思い出の香り」がコンセプトの「香りの記憶シリーズ」から。これまでの贈答用のお線香にはなかった「故人との思い出」をメインの目的にした新しいスタイルの商品もあります。
通常「お線香」は先祖や仏様に向けて使用するものですが、思い出の香りを贈ることで「故人を大切に思っていた」という気持ちを伝えることができ、「贈る人」「贈られる人」「弔われる人」の3者の絆を深めることができるはずです。大切だった故人がまるでそこにいるかのような香りに包まれると、思い出話も花が咲きそうですよね。

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大切な気持ちは香りに乗せて伝えよう！

線香の歴史はとても古く、なんと聖徳太子が生きていた時代にまで遡ります。「香木」と呼ばれるものが起源になり、「蘭奢待」という香木が「東大寺正倉院」に収められているほどです。本来は信仰のための大切な供養物であったお線香。線香の香りには時間や場所の不浄なものを清めて徳をもたらし、心身の汚れをキレイにしてくれる意味合いがありました。
ところが、近年供養に対する価値観は、時代の流れと共に少しずつですが変化してきています。従来のような宗教観や信仰心の変化からか、「仏様」や「先祖」に向けて手を合わせていた時代から「共に同じ時を過ごした大切な人」に手を合わすように変化。どれだけ時間が流れても「故人を偲ぶ気持ち」は変わりません。故人を偲ぶ気持ちと、現在の価値観の融合から生まれたのが、さまざまな香りがある「お線香」なのではないでしょうか。
お墓の前で手を合わせる時に故人の好きな香りの線香を使用することで、重たい気持ちや、沈んだ気持ちを少しでも軽くしてくれるだけではなく、大切なあの人と心を通わせることができるかもしれませんね。

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