色のパワーを取り入れよう

体の“サビ”を抑える

果物や野菜の色のバリエーションが増え、売り場を眺めているだけでも元気になれそうな気がしませんか？ 最近は食材の色素成分の研究が進み、その働きが明らかにされてきました。

色素成分とは、ポリフェノールやβカロテン、リコピンなど、植物が紫外線や害虫などから身を守るために作り出す成分のこと。

食事から摂ることで、生活習慣病やがん、老化の原因とされる活性酸素の抑制に役立つと考えられています。

また、肥満や加齢性の目の病気の予防に効果が期待できる成分もあります。

色を意識して食べる

色素成分を上手に取り入れるためには、赤・橙・黄・緑・紫・黒・白の7色の野菜や果物を意識して取ります。

普段は購入しない色の食材を試してみるのもよいでしょう。

また、色を意識して食べることで、栄養バランスを整えることにもつながります。

ただし、1日ですべての色をそろえることは難しいので、1週間程度を目安に長期的にバランスを考えるとよいでしょう。

なるべく鮮度のよい旬の素材を購入して、新鮮なうちに食べることも大切です。