口の臭いや乾きが気になる。歯磨きだけじゃ足りない? シニア世代に必要な口腔ケアとは
「歯磨きは欠かさないのになんだか口の臭いが気になる」「歯茎が腫れることがある。」 もしかすると、いつもの歯磨きだけでは足りないのかもしれません。正しい口腔ケアはどのように行えばよいのでしょうか? いつまでも健康な自分の歯で、美味しい食事を楽しみたいもの。今回は自歯、インプラント、入れ歯にわけて、正しい口腔ケアについてご紹介します。

画像提供:imagenavi(イメージナビ)
なぜ口腔ケアをきちんとしなければならないのか
おいしい食事や自立した生活は、健康は口腔内環境があってこそ。
一生涯食事をたのしみ、健康的な生活を送るにはお口と歯の健康を保つことが必要です。
まずは口の機能をチェックしていきましょう!
・固いものが噛みにくい
・お茶や汁物でむせてしまう
・飲み込むのがつらくなってきた
・口が乾く
・口の臭いが気になる
どれかひとつでも当てはまった方は、まず歯科医に相談の上、いますぐに口腔ケアを始めましょう!
とくにシニア世代は歯磨きだけでは足りません。
虫歯などはまずしっかりと治療を。入れ歯を入れている方、インプラントを入れているかたも、定期的に歯科に通院し、しっかりと食べ物を噛める状態なのかチェックを行いましょう。
虫歯も気がつけばできていたり、放置したりしているとどんどん悪化し、歯がボロボロになってしまいます。定期的な歯科医院通院は健康な歯への第一歩です。
毎日行う歯磨き。しかし、磨き残しがあっては意味がありません。
磨き残しがあると、口の中の最近が肺に入って肺炎を引き起こすこともあるのです。
磨き残しがないよう、歯や舌、入れ歯はしっかりと磨きましょう。
口の機能を保つためには、顔の体操も必要です。
舌、頬、唇を動かしたり、マッサージをしたりして、お口の機能を保ちましょう。
最後は必ず歯科医に相談を。かかりつけの歯科医があれば3ヶ月に1度など定期的に検診を受けましょう。80歳まで自分の歯をしっかりと残すことも可能です。
健康的な歯を目指していきましょう。
正しい口腔ケアを行おう
正しい歯磨きは10日続けるだけでも大きな効果が得られます。
最近の歯科医では歯磨き指導までしてくれるので、歯科医に相談するのがベスト。ここでは一般的な歯磨き方法をご紹介していきます。
1.歯の外側は歯にまっすぐ歯ブラシを当て、軽く振動するように小刻みに動かす(30回程度)
このとき、歯は1,2本ずつ、丁寧に磨いていきましょう
2.歯の内側は45度に角度をつけて歯ブラシを充てる
3.一番奥の歯の後ろ側は歯ブラシの毛先を使って
4.歯と歯の間はデンタルフロスを使用
ここでのポイントはデンタルフロス。
歯ブラシだけで磨いた場合は汚れの60%しか落とせないようです。
糸ようじのようなデンタルフロスを使用することで90%以上汚れが落とせるようになるので、歯磨きの際はぜひ使用しましょう。
口臭予防にもつながっていきます。
歯磨きは小刻みに、丁寧に磨くことがコツです。
自歯、インプラント、入れ歯別ケア
自分の歯のケアは上の方法を参考にしてみて下さい。
最後に書きましたが、糸ようじ(デンタルフロス)がポイント。
虫歯の可能性も減らせるので、ぜひ活用していきましょう。
インプラントの方は歯周ポケットが深くなりがち。歯茎もしっかりと磨きましょう。
なるべく歯ブラシを細かく動かし、ブラシで汚れをかき出すイメージをもって磨くと良いでしょう。
あまり強く磨いてしまうとインプラントに傷が付いてしまう可能性があります。
ブラシの選択や歯磨きの方法まで、しっかりと歯科医に教えてもらうと良いでしょう。
入れ歯の方はポリデントやタフデントといった洗浄剤とともに、超音波洗浄機がおすすめです。
超音波による細かい振動でしっかりと汚れを落としてくれるので、ぜひ購入をおすすめします。
安いものでは1つ3000円ほどで購入できるので、手軽に導入できます。
使い方は水を入れて、入れ歯を洗浄機に入れてボタンを押すだけ。
たったこれだけで清潔な入れ歯を維持できるので、購入がおすすめです。
歯は一生の友。
健康な口内環境を保つために、毎日の歯磨きを見直してみましょう。
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