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もし蒸し暑い日に大地震など災害が起きたらどうする?夏の防災策をご紹介します

夏の防災でとくに気にするべきことは?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

そんな夏の防災対策は、ほかの季節と少し異なります。夏は「暑さ」と「衛生」の2点をより重点的に対策しなければならないのです。

暑さ対策において真っ先に考えなければならないのが「熱中症」。熱中症は環境、身体、行動が引き起こすといわれています。
それぞれ環境は気温・湿度・風といった要因。身体は運動・環境適応、行動は運動・屋外作業・水分補給不足です。
環境については避難している場合、私たちがコントロールすることはできません。それ以外の2要素、身体と行動については十分コントロールできるので、夏の避難の場合、この2点を特に意識しましょう。
激しい運動を避ける、長時間屋外にいるのを避ける、水分・塩分をこまめに摂取するといったことが熱中症を予防できます。子どもよりも高齢者(65歳以上)の方が熱中症になりやすいといわれているので、しっかりと熱中症対策は意識したいところです。
とはいえ、避難所に避難した場合や災害時はこまめな水分摂取ができるほど、水分を確保できないかもしれません。

だからこそ、夏の災害対策としては「水」「経口補水液」「塩飴」「ゼリー」といったアイテムを、他の季節よりもより多く備蓄するようにしましょう。
またたたくだけですぐ冷却する瞬間冷却パックを事前に用意し、首やわきなどに当てて体温の上昇を防ぐことも重要です。

また、熱中症対策も大切ですが、夏は夜眠れなくなったり、疲れがとれにくくなるもの。涼しさを得られるようなアイテムも用意しましょう。
電池式の扇風機、汗拭きシート、冷感シートといったものは100円均一でも購入可能です。日常的に使っている人も多いかと思いますが、改めて防災グッズに加えておいた方が良いでしょう。

このほか、食中毒にも要注意。2016年の熊本地震は、避難所で配給されたおにぎりを起因とする集団食中毒が発生しました。4月で食中毒が発生するくらいなので、夏はより危険性があるといえるでしょう。
配給されたおにぎりを起因とする食中毒は避けられませんが、自宅で避難生活を送る場合、停電で冷蔵庫が止まってしまったら、腐りやすいものはカセットコンロなどでしっかりと火を通して食べる、変色したり、変な匂いがするものは食べない、食品に触るときは手をしっかりと消毒する、溜めた水は使わない、同じ食品を食べ回さない、というのが基本です。

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