第48回 ショットがヒールに当たる

　◎ドライバーショットがヒールにしか当たらない場合は

　練習場で、ドライバーがなかなかスイートスポットに当たらず悩んでいる、思った程飛ばない、という悩みを持っている方はいませんか？　現在は高反発ドライバーも多数発売されており、ドライバーの飛距離は以前と比べて格段に伸びてきています。しかしこれは、スイートスポットで球を捕らえた場合の話であり、そうでない場合ではそのクラブの特性を十分生かしていないことになります。今回はその中でも、ドライバーショットがヒールにしか当たらないという場合について説明します。

　ドライバーショットの場合、当然球はティーアップされています。ヘッドが大きくディープフェースのクラブの場合、そのティーアップの度合いは高くなりがちです。そういう状況になると、スイングは自然と横振りになり、当然クラブヘッドは球に対してヒールから当たってしまうことになります。また、飛距離を望む意識が強くなると、ダウンスイングから体がターゲット方向へとスエーしてしまうケースがありますが、この場合も通常インパクトを迎えるポイントよりも早く球を捕らえてしまいますから、ヒール寄りに球が当たってしまう結果となります。

　ドライバーがヒールにしか当たらないという場合は、こういった原因が考えられるので、こうならない為の打ち方、すなわち基本の反復をしてスイングチェックをしてみてください。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。