第45部・第4回　スタンダードPCで上質なPC生活を

4個のUSBコネクタを装備

デジ形「本体の大きいスタンダードノートパソコンの特長として、インターフェースが豊富っていうのもあるな」

アナ六「インターフェースっていうのは、いろいろな差込口のことですね」

デジ形「うむ。たとえばUSBは3.0が2個、2.0が2個で、合計4個もあるぞ」

アナ六「そんなにたくさん、何をつなぐんですかねえ」

ミドリ「スマホの充電にも使えるから、多いにこしたことはないね。それにスリープアンドチャージっていう機能で、パソコンが電源オフやスリープの状態のときでもスマホに充電できるよっ」

デジ形「ほかに4K出力対応のHDMI出力端子もある。4Kテレビにつなげば、パソコンに入っている4Kの画像や映像をテレビの大画面で楽しめるっていうわけだ」

ミドリ「4Kテレビもけっこう増えているようだから、実際にそうやって楽しんでいる人も多いだろうね」

アナ六「何ともうらやましい楽しみ方で」

デジ形「あとはLANコネクタがついているから、有線LANでもインターネット接続ができるし、ブリッジメディアスロットで、さまざまな規格のメモリカードとデータのやりとりができるぞ」

アナ六「いろんなことができるんですねえ」

オンキヨー製スピーカーによる迫力のサウンド

デジ形「dynabookといえば、音へのこだわりも忘れちゃならねえところだ」

アナ六「スピーカーが見えねえのに、きれいな音が流れてきますねえ」

デジ形「dynabook Tシリーズには、オンキヨーと共同開発した専用スピーカーが搭載されているぞ」

アナ六「一体、この音はどこから出てくるので？」

デジ形「最近のdynabookは、本体前面の下についていることが多いな」

デジ形「それから、ただスピーカーがついているだけじゃなく、それをいい音で鳴らすための機能もついているぞ。『dynabookサウンドエンジン by Audyssey（オーディシー）』というヤツだ」

アナ六「車のエンジン音が聴こえてきそうな名前ですねえ」

デジ形「これは音のバランス調整や、重低音などの音響補正を行うもので、4種類のサウンドモードを切り替えられるほか、自分でイコライザーを動かして好みの音にすることもできる」

アナ六「おおっ、ゲームの音も選べるんですね、こいつはうれしいことで」

デジ形「どうだアナ六、『dynabook T75/D』は気に入ったか？」

アナ六「へいっ、これだったら、最初に言ったあっしの知り合いも興味を持ちそうですぜ」

ミドリ「アナ六はまるでパソコンのセールスマンだねっ」

アナ六「パソコンだけじゃなく、4Kテレビも買わせてみせますぜ」

デジ形「何だ、本当に商売替えでもするのか？」

アナ六「いえ、滅相もない。両方買わせて、そいつの家できれいな映像を楽しもうっていう算段で」

デジ形「なんともケチ臭い考えだな」

アナ六「そういえば、親分のとこでも、4Kテレビを買ってパソコンとつないで、4Kの映像を楽しみませんかい？」

デジ形「説明した本人に同じことを言い返してどうするつもりだ？」

アナ六「そういえばそうでしたね」

ミドリ「まあ、テレビも次のオリンピックまでには買い替えたほうがいいかもね」

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