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第34部・第13回 買い替えの時は今!秋冬モデル第二弾

NEWぱそこんライフ講座

第34部 タブレットで楽しむ「○○の秋」

第13回 買い替えの時は今!秋冬モデル第二弾

 秋冬モデルの第二弾として、ペン入力の書き心地を追究した「Windowsペンタブレット」が発売されました。パソコンのキーボードよりも「紙とペン」のほうが使いやすいという方には一見の価値があります。今回はデジ形平次(以下、デジ形)と妻・ミドリが、秋冬モデルのWindowsペンタブレット「dynabook Tab」3機種とタッチ対応コンバーチブルPC「dynabook N61」をアナ六に紹介します。

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「大江戸ぱそこんライフ」

【登場人物紹介】

デジ形平次…江戸中に名を知られた腕利きの岡っ引。意外にも趣味はパソコンで、事件のない時は日がな一日ノートパソコンに向かっている。

アナ六デジ形平次の子分で、名前のとおりのアナログ人間。パソコンを使いこなせるようになりたいが、いつもトンチンカンなことを言ってデジ形を呆れさせている。

ミドリデジ形平次の女房。パソコンに関してはデジ形より詳しいというのがもっぱらの噂。

 彼らがお送りする時空を超えた『NEWぱそこんライフ講座』、さて今回のお話は……。

プレゼントにお勧め「Windowsペンタブレット」

アナ六
「♪ジングルベール、ジングルベールっと」

デジ形
「そうか、今日はクリスマスだったな」

ミドリ
「といっても、まだ24日だからクリスマスイブさっ」

アナ六
「酒が呑めるんだったら、どちらでもかまいませんぜ!」

デジ形
「それがお前のクリスマスか?」

アナ六
「そのとおりで。年末は酒を呑んで盛り上がるのが一番ですからね」

ミドリ
「クリスマスツリーを飾るとかケーキを食べるとか、少しはクリスマスらしいこともしたらどうかねえ?」

デジ形
「本当はクリスマスプレゼントだって欲しいんじゃねえのか?」

アナ六
「もらえるものなら何でももらいますぜ!」

ミドリ
「おや、それなら何が欲しいんだい?」

アナ六
アナ六、笑う「今だったら、Windowsタブレットなんかがもらえるとありがたいですねえ」

デジ形
「そいつはちょうどいい。新しいタブレットが出たばかりだぞ」

ミドリ
第34部・第10回で紹介したね」

アナ六
「そういえば、この年末に発売されるって話で」

デジ形
「うむ。機種名は『dynabook Tab S90』・『dynabook Tab S80』・『dynabook Tab S68』の3種類だ」

アナ六
「今度のはおまけにペンがついているんでしたっけ?」

デジ形
「確かに付属品として入力用のペンがついているが、決しておまけじゃねえぞ。ペンによる書き味を重視したのが今回のタブレットの特長で、『Windows ペンタブレット』と呼ばれている」

ミドリ
「イラストなどを描くときのペン入力の機器として『ペンタブレット』があるけれど、もちろんそれとは別物だよ」

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10.1型の「dynabook Tab S80」。付属のデジタイザーペンで入力することで、紙にペンで書くような感覚で文字を書いたり、線を引くことができます。

薄型ボディに最新の技術を凝縮!

アナ六
「今回の3機種は、どんな特長があるんでしょう?」

デジ形
「共通点から言うと、3機種ともペンが付属しており、OSとして『Windows 8.1 with Bing 32ビット』を搭載している。メモリは2GBで、記憶装置は64GBのフラッシュメモリだ」

ミドリ
「前のWindowsタブレットのフラッシュメモリは32GBだから、容量が倍増しているね」

アナ六
「じゃあ、逆にどこが違うんですかい?」

デジ形
「『S90』と『S80』は10.1型画面で、『S68』は8.0型画面だ。近ごろのタブレットのサイズはこの2種類が多いな」

ミドリ
ミドリ、微笑む「画面の大きい10.1型、片手で持てる8.0型だねっ」

アナ六
「同じ10.1型画面の『S90』と『S80』の違うところはどこなので?」

デジ形
「中身は同じだが、『S90』にはブルートゥース(Bluetooth)キーボードが付属していて、ノートパソコンのようなスタイルで使うこともできる」

アナ六
「タブレットなのにノートパソコンにもなるなんて、1台で2倍楽しめますね」

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ブルートゥースキーボードが付属している「dynabook Tab S90」。ノートパソコンのように見えますが、タブレットは、キーボードカバーの一部を変形したスタンドに立てかけてあるだけで、両者はブルートゥースで無線接続されています。

デジ形
「最初に言ったように、『S68』の見かけは小さいが、中身は10.1型の『S90・S80』と同じだ。重さ約395グラム、厚さ約9.6ミリの中に性能をギュッと凝縮したのが『S68』といえるだろう」

アナ六
「本体が小さくなれば詰め込める部品が少なくなり、機能が落ちるのではと思いますが、それは見立て違いなんですね」

デジ形
デジ形、呆れる 「そいつはアナログな時代の考え方だぞ。パソコンやタブレットの部品はいくらでも小さくできるからな」

ミドリ
「性能に差がないから、使うスタイルによって選ぶといいだろうね」

アナ六
「もっぱら室内で使うなら『S90・S80』、外に持ち出して使いたいなら、画面が小さいほうの『S68』ってわけで」

デジ形
「まあ、『S68』だって室内で使っても便利だし、『S90・S80』だってタブレット部分は約565グラムだから、外へ持ち出せないわけでもないけどな」

アナ六
「こりゃあ、どちらを選ぶか迷っちまいますねえ」

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8.0型画面の「dynabook Tab S68」。画面では縦向きですが、横に向けるとそれに合わせて画面が回転し、横向きで使うこともできます。

業界初の「アクティブ静電結合方式」

アナ六
「ええっと、今回のペンタブレットは今までとは方式が違うって話でしたね」

デジ形
「画面上のペンの動きを検知するのに『アクティブ静電結合方式』という技術が用いられているぞ」

アナ六
「あっしにはさっぱりわかりませんが、何だかすごそうだなあ」

デジ形
「一般のタッチパネルでは、タッチペンを使って線を引いても、誤差が出て位置がずれてしまうことがある。また、検知できるのはペン先の位置だけで、筆圧を再現することはできない」

アナ六
「そういえば、あっしの字は線が太くて、『筆圧が強い』ってよく言われますぜ」

デジ形
「そんなクセのある筆跡も、ペンタブレットでは再現できるわけだ。今回のペンタブレットはペン先の位置を測る精度が向上しているうえ、約2千段階の筆圧検知機能があるらしいぞ」

アナ六
「それなら、あっしの太くて読みにくい字もそのまま書けるんですね」

ミドリ
ミドリ、困る 「そんな字は読みたくないねえ」

デジ形
「さらにペンタブレットでは、自然な書き心地を得るために、ペンと画面の摩擦抵抗を最適化している。画面に線を引くとき、ツルツルとすべったり、逆に引っかかったりすると違和感を覚えるからな」

アナ六
「そんなところまで考えているなんて、頭が下がりますねえ」

ミドリ
「ペンと紙で文字を書くのと同じように使ってほしいからだろうね」

デジ形
「もうひとつのペンタブレットの特長として、『パームリジェクション』がある。文字を書いているとき、ペン先以外に手の小指側の側面などが画面に触れてしまい、知らずに余計な線が引かれてしまうことがある。それをなくしてペン先だけを検知するって機能だ」

アナ六
「それはあっしも経験があって、タブレットにペンで書くときは、手を浮かさなくちゃならないと思っていましたぜ。その問題が解決されたとはすげえや」

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Windowsペンタブレットに付属しているデジタイザーペン。普段はペン先にキャップをかぶせて保管します。

文字が書きたくなるさまざまな機能

デジ形
「この手書きの機能を最大限に活かすアプリが『トゥルーノート(TruNote)』だ」

ミドリ
「ペンタブレットに搭載されている手書きノートアプリだねっ」

アナ六
「『ペンと紙』の『紙』にあたるものですね。でも、手書き文字が書けるアプリってのは前にもありましたが、こいつはどんな特長があるので?」

デジ形
「例えば、突然思いついたことをメモするときに、紙とペンが手元にあればすぐに書けるが、タブレットの場合はどうだ?」

アナ六
「同じように専用のペンを手に取って、タブレットの画面に書き込むだけでは?あっ、そうか、電源ボタンを押して起動したり、スリープの場合もログインのパスワードを入力しないとダメでしたね」

デジ形
「そのとおり。だが、トゥルーノートが起動中だったら、スリープ状態で画面にロックがかかっていても、すぐに書くことができる。ペンについている消しゴムボタンを押しながらタップすると、ログインを省いて直接トゥルーノートに手書きでメモをとることができるんだ」

アナ六
「おおっ、どんどん『ペンと紙』に近づいていますね」

デジ形
デジ形、笑う「それ以上かもしれねえぞ。このアプリでは、それぞれのテーマごとに『ノート』を作れるが、このノートは1冊1千ページまで書き続けることができ、しかも1千冊のノートを保存できるんだ」

アナ六
「千ページなんて、紙だったら一体どのぐらいの厚さになるんでしょう。あっしにはそんな分量とても書けませんぜ」

ミドリ
「それだけ余裕を持って自由にいろいろ書けるってこさ。千ページなんて、普通はそんなに書くことはないだろうね」

デジ形
「それから、ワープロのアプリみたいに手書きの文字のカットやペーストをして文章を編集できるぞ」

アナ六
「手書きの文字のままですかい?そいつはすごい」

デジ形
「あと、文字の太さや色は、書いたあとでも変更できる」

ミドリ
「ワープロの文字なら、あとから書式をいくらでも変えられるけれど、手書きの文字でもできるっていうのが驚きだよっ」

デジ形
「それから、手書きの文字をテキスト変換できる機能もある」

アナ六
「それって手で書いた文字がワープロの文字に変わるってことですかい?そんなことができるので?」

デジ形
「まあ、うまく変換されるかどうかは、手書き文字のうまい下手にもよるだろうが、なかなか便利な機能だぞ。それに、手書き文字に加えて表や図形なども、フォント文字に変換してワードやパワーポイントなどにコピーできる」

アナ六
「手書きでちゃんとした表が作れるなんでありがたいですね。表にいちいち文字を入力するのは面倒だからなあ」

デジ形
「ほかに『トゥルー(Tru)シリーズ』のアプリとしては、ホワイトボードに書いた手書き文字や、雑誌や新聞の記事を撮影する『トゥルーキャプチャー(TruCapture)』に、会議などの音声を録音し、話した人を区別できる『トゥルーレコーダー(TruRecorder)』がある」

アナ六
「いやあ、こいつはぜひ手にしてみたいですねえ」

デジ形
「まあ、いずれはそういう機会があるかもしれねえな」

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「紙に書くほうがラクなのでは?」など、Windowsペンタブレットに関する疑問を集めた「dynabook Tab」の特集ページ。回答が動画で表示され、dynabook Tabの手書き入力の実力を確認できます。

タブレットにも変形する11.6型PC「dynabook N61」

デジ形
「東芝の秋冬モデル第二弾は、当初は今紹介したWindowsタブレット3機種のみだったが、あとからもう1機種ノートパソコンが追加になったぞ」

アナ六
「へえーっ、新しいタイプのノートパソコンですかい?」

デジ形
「うむ、機種名は『dynabook N61』で、11.6型のタッチ対応だが、そのうえ画面が360度回転する『コンバーチブルPC』ってのが最大の特長だな」

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11.6型タッチ対応コンパクトコンバーチブルPC「dynabook N61」。見かけは普通のノートパソコンと同じですが、画面が360度回転し、タブレットやテントなど、さまざまなスタイルで活用できます。

ミドリ
「画面が回転するっていうのは、閉じていたノートパソコンの画面を開いたときにある地点で止まるんじゃなく、水平になるまで倒したり、さらに回してキーボードを画面の裏側に重ねることもできるって意味だね」

アナ六
「キーボードを重ねてしまえばタブレットとして使えるわけで」

デジ形
「そのとおりだ。ほかにも逆V字型にして立てて使う『テントスタイル』もできるぞ」

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テントスタイルに変形した「dynabook N61」。動画鑑賞など、キーボードを使わない場合はこのスタイルが使いやすいでしょう。

アナ六
「でも、こういう変形ができる機種はほかにもあったのでは?」

デジ形
「確かにそのとおりだが、11.6型のサイズで変形を実現したのが大きなセールスポイントだろう」

ミドリ
「『ネットノート』と言われるこのクラスのノートパソコンの評判は悪くないらしいよ。そこにコンバーチブルっていう選択肢が増えたら、人気が集まるかもしれないねえ」

アナ六
「なるほど。でも、コンバーチブルってとこばかり目立っていますが、基本的な性能はどうなんでしょう?」

デジ形
「コンバーチブルを除いた性能面では、ひと足先に発売された11.6型ネットノート『dynabook N51』とほぼ同じだ。64ビット版の『Windows 8.1 Update』に、CPUは『Celeron N2840』、メモリは4GBでハードディスク容量は500GBだ」

アナ六
「屋外で使う場合はどうなんでしょう?」

デジ形
「重さは約1.4キロだから、持ち運びもそれほど苦にならない。バッテリー駆動時間も約4.6時間だから、外で使うのには問題ないだろうな」

アナ六
「さっきのペンタブレットも魅力的でしたが、タブレットとして使えるならこっちもいいですねえ。迷っちまうなあ」

ミドリ
「半年ぐらいじっくり考えるといいさ」

アナ六
「それじゃあ、決まったころには新しいモデルが出ていますぜ。さっさと決めるので、プレゼントをよろしくお願いしますね」

デジ形
「えーっと、誰が誰にプレゼントするってんだ?」

アナ六
「もちろん親分からあっしへですぜ」

デジ形
「お前にタブレットをプレゼントするなんてひと言も言ってねえぞ」

ミドリ
「もしプレゼントをもらえるなら何がいいかって聞いただけじゃないさ」

アナ六
アナ六、困る「ええっ、あっしは期待していたのに……」

デジ形
「人の話はよく聴けってことだ」

アナ六
「がっかりだなあ。じゃあ、今夜はクリスマスのチキンの代わりに焼き鳥でも食いに行って元気を出しますぜ」

ミドリ
「クリスマスイブも居酒屋とは、ちょいと寂しいねえ」


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