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SNS利用拡大で広がる「炎上」の恐怖! 快適に利用する”秘訣”とは

「気軽に書いた一言で、いろいろな人から批判されてしまった」という経験がある人も多いのではないでしょうか? 2010年代から、インターネットリテラシー(インターネット利用時のマナー)の高くない人もSNSを利用し始めました。今ご覧いただいているスローネットもSNSです。「何気なく書いた」一言が原因で多くの人から批判され、インターネットを楽しむこと自体、臆病になってしまう人も増えてきています。今回はそんな炎上にまつわるお話と気の持ち方について記事にします。

SNS利用拡大で広がる「炎上」の恐怖

画像提供:YOURSTOCK(ユアストック)

なぜ起こる?炎上のきっかけ

インターネット上で多くの人から批判されてしまうことを「炎上(えんじょう)」と言います。何の気なしに書いた一言が、特定の人を差別する発言だったり、不快にさせる発言だったり、社会通念上いけないことだったりすると、自分が知っている人だけではなく、知らない人からも批判されてしまいます。これは普段の閉じられたコミュニティではなく、開かれたコミュニティであるインターネットならではの現象といえるでしょう。
テレビ番組では、日々政治家の失言などが取り上げられていますが、インターネット上においては、政治家、個人関係なく、批判される的になってしまうのです。
一体なぜこのようなことが起こってしまうのでしょうか?
ひとつは、「インターネットは匿名性だ」ということが挙げられます。直接顔の見えない相手だからこそ、批判が簡単にできてしまう。顔の見える相手ならば、「嫌だなぁ」と思うだけで、直接「嫌だ」ということはあまりありませんが、顔の見えない相手には攻撃的になってしまう、という傾向もあるようです。
もうひとつは、手軽に、会話するよりも簡単に多くの人に発言できてしまうことが挙げられます。普段多くても会話するなら一度に5人くらいが限界ではないでしょうか? それ以上の人数で一度にひとつの話題で会話することって多くありませんよね。インターネットにあまり慣れていない人は、「多くの人に見られている」という意識があまりなく、あくまで隣にいる自分と「共通認識」を持った人に話しかけるように「つぶやき」を投稿してしまう傾向があります。そのため、言葉が足りなかったり、自分とは全く違う考え方を持つ人に見られたり、と批判の的になってしまうのです。

04年には0件。13年には112件に急増した炎上事件

SNS利用拡大で広がる「炎上」の恐怖

画像提供:YOURSTOCK(ユアストック)

では、こうした炎上事件。インターネット上ではどのくらい起こっているのでしょうか? 小さい炎上であれば、毎日起こっていると言っても過言ではありませんので、ここでは新聞記事に載るほどの炎上事件について取り上げます。
総務省の情報通信白書(平成27年版)によると、2004年には炎上事件は0件だったよう。しかし、2010年以降、炎上件数はじわじわと上昇。2010年には13件、2013年には112件にまで上昇しています。
総務省によると、インターネット上の自分や他人の書き込みが原因で個人・企業がトラブルに巻き込まれる減少は、インターネット黎明期から存在したそう。しかし、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)での炎上が近年特に注目されるようになった背景には、twitterやFacebookなどのSNSが持つ特性にあるといいます。これらのSNSは自分が気に入った他人の投稿を、知人と簡単に共有する機能を備えているため、連鎖的に投稿の共有が行われます。その結果、投稿が瞬く間に広範囲へと広がってしまうのです。
当初は冷蔵庫に入った写真を投稿するなど、若い世代がこうした「炎上」を起こしていましたが、シニア世代の利用が増えた現在では、シニア世代の「炎上」も増えているそう。自分の投稿は自分だけではなく、もっと多くの人に見られている、という意識を持つことで炎上を起こす原因を減らせるでしょう。

「他人の書き込みは気にしない」 スルースキルを高めて

こうした炎上騒動。一度起こってしまうと鎮火まで時間がかかるし、インターネットに対して臆病になってしまうもの。また、焚き付ける側にも問題が。「何かあら探ししてやろう」「自分と考え方が違うのは許せない」といった考え方だと、せっかく便利なインターネットも楽しめなくなってしまいます。
炎上事件を起こさないためには、自身の投稿に注意することはもちろんですが、「スルースキル(Through Skill)」を高めることも重要です。
100点主義を目指すのではなく、広い心でSNSを利用すると、人間関係がよりよくなり、楽しく利用できるようになるでしょう。また、他者への寛容性も重要です。自分と他人の考え方が異なるのは当たり前のこと。日常生活ではそれがわかっているのに、なぜかインターネットを利用している時には忘れてしまう、という人もいるようです。他人と自分とは違うから、そういう考え方も受け入れよう、もしくは考え方が違うから見ない、そういうシャットアウトも重要です。
スルースキルを高めるのは、見る側もそうですが、投稿側も必要なこと。自分の投稿に対し、攻撃的な言葉を受けても「反応しない」のが一番です。攻撃的な言葉を投げかける人のなかには、「自分が嫌な思いをしたから」というだけではなく、「愉快犯」的な人も存在します。こうした人に対していちいち反応してしまうと、相手を喜ばせるだけです。
何か嫌なことがあっても、気にしない、スルーするということが、インターネットやSNSを快適に利用する上で快適になるポイントといえます。

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