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災害時に役立つ「車中泊」のススメ 快適な車中泊をするために必要な装備とは

特に災害時において、自宅に帰れない場合は避難所などで寝泊まりすることになるでしょう。

しかし、災害時に叫ばれるのは避難所のプライバシーの無さ。
そこでプライバシーを確保できる「車中泊」を選択する人も多いそう。

今回は車中泊を快適に行うための装備について、ご紹介していきます。
備えておけば、いざというときのためにきっと役立つでしょう。

ココに注意!車中泊で気をつけたい健康リスク

ココに注意!車中泊で気をつけたい健康リスク

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

車中泊や避難所生活は日常的に行うものではありませんよね。
いつだって突然訪れるものです。

十分な身動きが取れない車中泊や避難所生活ではどのような健康リスクがあるのでしょうか?

2016年に派生した熊本地震では、エコノミークラス症候群と診断された人の多くが車中泊をしていたそう。
十分に身動きが取れない車中泊は、特に健康を損ねてしまう可能性が高いようです。

エコノミークラス症候群とは

身動きがとれないと発症しやすいエコノミークラス症候群とは一体どのような病気なのでしょうか?

名付けのきっかけは飛行機のエコノミークラスに登場した人が、到着後に体調が悪化し、死亡するという死語が相次いだことや、サッカー元日本代表の高原直泰さんが発症したことで、日本国内でも広く知られることとなりました。

エコノミークラス症候群は長時間同じ姿勢を保つことを起因として発症。

同じ姿勢をキープし続けると、足の静脈の血が流れにくくなり、膝裏付近の静脈に血の塊、血栓ができることがあり、発症してしまいます。
立ち上がったりすることで、血栓が流れ出し、肺まで到達すると血管がつまり、胸の痛みや息苦しさを感じます。
発症のタイミングの多くは飛行機が着陸後、バッグを取ろうと立ち上がったときなど。
なかにはフライトから2週間後に発症するケースもあるので、恐ろしい病気なのです。

エコノミークラス症候群は飛行機に乗らなくても発症する

エコノミークラス症候群という名前から飛行機に乗ると発症するイメージですが、実際には長時間同じ姿勢を保つことで発症します。

2004年に発生した新潟県中越地震の際には、車で避難生活を送っていた女性がエコノミークラス症候群によるとみられる肺塞栓で死亡。
エコノミークラス症候群は飛行機に乗らなくても発症することが知られるきっかけとなりました。



名称がキャッチーで覚えやすいエコノミークラス症候群ですが、正しくは深部静脈血栓症といい、血栓が肺に流れ詰まってしまう状態を肺塞栓症(はいそくせんしょう)といいます。

深部静脈血栓症を防ぐにはどうする?

エコノミークラス症候群の原因は「運動不足」と「乾燥」が原因だと考えられています。

血は筋肉の収縮運動で前進を駆け巡っています。
長時間足を動かしていないと、筋肉が動かないので足の血流が滞りがちに。
9時間のフライトで1度も立たなかったりすると、エコノミークラス症候群を発症しやすくなるのです。

飛行機の機内はとても乾燥していますよね。
湿度は5~15%ととても低い状態なのです。
5~15%と低い湿度では、1時間に約80ccもの水分が身体から失われているそう。
水分補給をこまめに行わなければ、血液がどんどんドロドロになり、血が詰まりゃ水状態に。

エコノミークラス症候群を防ぐためには、定期的な運動と乾燥を避ける(改善する)必要があるのです。

突然車中泊をしなければならなくなった場合は、「運動」と「乾燥」に十分気をつけましょう。

突然の車中泊でも大丈夫!日常でも使えるおすすめグッズ

突然の車中泊でも大丈夫!日常でも使えるおすすめグッズ

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

エコノミークラス症候群に気をつけるポイントはわかりました。
十分に気をつけなければ、思いの外、簡単にエコノミークラス症候群になってしまいます。

車中泊を行わなければならないとき、行うときはこれらの対策を万全にすることが大切です。

ここからは車中泊にあると便利なグッズをご紹介いたします。

携帯トイレ

最近ではあまり大きくないサイズのものも販売されています。
何かあったときのために携帯トイレを1つ、車に積んでいても良いでしょう。

寝袋

タオルなどをかけるだけでなく、寝袋にくるまると安心して寝られるもの。
しっかりと寝るために寝袋を1つ用意しておくと良いでしょう。

タオル

汗を拭いたり、濡れた体を拭いたり、防寒に使用したりと便利に使えるタオル。
災害時にも役立つので、大きめのものから小さめのものまで数枚車に積んでおくと、突然の自体にも対応しやすくなります。

弾性ストッキング

また、車においておいても荷物になりにくいのが「弾性ストッキング」。

全身麻酔を用いた手術をする際などにエコノミークラス症候群を防止するために着用するストッキングです。
寝る際や長時間の移動時に着用することで、エコノミークラス症候群リスクを大きく下げることが出来ます。



災害時にあると便利なのは

災害時の車中泊はインバータやシガーソケットがあるとより便利。

2018年の北海道の地震のように停電状態が長く続くと、電気の供給を受けられません。

これらを用意して常に充電できる環境を整えておくのが大切でしょう。

身近なもので工夫も

車中泊用のグッズを新たに購入しなくても、身近なもので代用することは可能です。

大切なのは「足を伸ばすこと」と「水分をしっかりと摂ること」。
まずはシートを倒して寝る際は身体を水平近くにすることが大切。
バスタオルや衣服などを隙間に詰めるなどして、なるべく足を伸ばし、水平に寝られる環境を整えましょう。

また、車内温度は簡単に上がります。
ダンボール、レジャーシートなどを断熱材やカーテンの代わりにして、熱や日差しを遮ることが大切です。

車中泊の注意点

車中泊にはいくつか注意点もあります。

エンジンを掛けたまま眠るのは危険。
寝ている間にマフラーが雪や水たまりに浸かってしまうと車内にガスが逆流してしまいます。

快適に睡眠を取りたいものですが、寝ている間の温度管理は寝袋やタオル、ダンボールなどで行いましょう。

車中泊をもっと快適に!車選びから考えよう

車中泊をもっと快適に!車選びから考えよう

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

車中泊前提で考える車選びも面白いもの。

車中泊をする上で一番大切なのは車内の広さ。
車内が狭いと足を伸ばして眠ることが出来ません。

ポイントは以下の点でしょう。

  • 足が伸ばせる
  • シートがフルフラットになる
  • カーテンが取り付けられる

この3点を満たしている車は、車中泊に十分向いていると言えます。

軽自動車であってもこれらの機能を備えている車はあるので、車選びの基準にしてみてはいかがでしょうか?

車中泊にあると便利なグッズ選びは専門店で

アウトドアグッズを車中泊に使用しても良いですが、車で使うことを考えられたグッズならより快適に車中泊を行うことが出来ます。

ONLY STYLEは車中泊の専門店。

あると便利でかゆいところに手が届くような車中泊グッズを多数揃えています。

たとえば車中泊専用のマット。
車のサイズに合わせたマットになっているので、自分でカットしたり、若干寸足らずだったりするものです。
同店で販売されているマットは車用のサイズとなっているので、快適な車中泊をすることが可能。
このほか短時間で冷えるクーラーボックスやサンシェード、枕、バッテリ、インバータなど車中泊に欠かせないグッズを多数揃えているので、ぜひ一度覗いてみてはいかがでしょうか?



車の旅や避難生活を快適にしてくれる車中泊グッズ。
用意しておくとイザというとき、そして日常生活がもっと快適になります。
価格も手頃で、車用に作られたグッズを選びたい! というかたはぜひONLY STYLEのサイトを覗いてみてくださいね。

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