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急に心当たりのない国際電話がかかってきたら要注意!「国際ワン切リ詐欺」かもしれない!

見たことのない市外局番や、国際番号がついた電話番号から急に電話がかかってきたことはありませんか?
不在着信や留守番電話で残っていたときは気になって折り返す人も入るかと思います。

しかし、それが詐欺の手口でお金を取られるかもしれません。

最近はこうした国際電話番号から着信がある詐欺が流行っています。
本日は「国際ワン切り詐欺」についてご紹介します。

番号の前に「+」がついてかかってくる電話は海外からの電話!

番号の前に「+」がついてかかってくる電話は海外からの電話!

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

最近急増しているのが国際電話を使った詐欺。
「+222」「+675」「+887」など、普段目にすることのない「+」がついた電話番号から着信がある詐欺が急増しています。
docomo、au、SoftBankなど携帯事業者各社は、海外からの着信に「応答」するだけで高額な通話料が発生する可能性があるため、「出ない」「折り返さない」を徹底して欲しいと注意を呼び掛けています。

この詐欺は、もしも着信があったとしても「ワンコール」で切れるのが特徴。
そのため、通話詐欺やワン切り詐欺とも呼ばれる手法。
もしも折り返しの電話をかけてしまった場合、30秒で250円という高額な通話料を負担させようとしてくることもあるのです。

海外から着信がある

多くは固定電話ではなく、スマートフォンやフューチャーフォンにかかってくるワン切り詐欺。
「+000」のように、+がついた電話番号から着信があるのが特徴です。

一体「+」にはどのような意味があるのでしょうか?

「+」がついている電話番号は「海外」を意味します。
たとえばアメリカやカナダからの着信なら「+1」が先頭に。
「+60」ならマレーシア、「+62」ならインドネシア、「+63」フィリピン、「+65」シンガポール、「+66」タイのように、各国にはそれぞれ定められた国際電話番号があります。
ちなみに日本には「+81」が割り当てられています。

海外から日本に電話をかけるときは、「81-0-0000-0000」のようにかけると通話可能です(0は日本国内の電話番号。ただし市外局番(03、05など)の最初の「0」は入力しない)。
日本にいる人が海外からの着信を受けると、スマートフォンの場合、「+62 0 0000 0000」と表示されるでしょう。
これはインドネシアからの着信を意味します。

冒頭に例としてご紹介した「+222」「+675」「+887」はよくワン切り詐欺でかかってくる国際電話番号です。
「+222」はモーリタニア、「+675」はパプアニューギニア、「+887」は未使用となっています。
万が一、これらが電話番号の先頭についている場合、出ないよう細心の注意を払いしましょう。

もしも、電話がかかってきたときは、どこの国から電話がかかってきているのか、Wikipediaなどで調べると良いでしょう。

参考

国際電話番号の一覧
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%9B%BB%E8%A9%B1%E7%95%AA%E5%8F%B7%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

折り返したら通話料はどのくらい?

「+222」のモーリタニアからの着信に折り返すとどのくらいの電話料金がかかるのでしょうか?

docomoの携帯電話を使っている場合、30秒で180円、auなら85円、SoftBank・ワイモバイルなら199円、UQモバイル85円、楽天モバイル180円などいずれも日本国内の料金よりもかなり高額です。
普通は特に海外通話の契約をしなくても海外に電話をかけられてしまうので、思いも寄らぬ高額請求につながるリスクがあります。
見覚えのない国際電話番号には「出ない」を徹底しましょう。

謎の島国からかかってくる電話は特に注意を!

謎の島国からかかってくる電話は特に注意を!

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

こうした電話は、今まで聞いたことのないような小さな国や島からかかってくることが多いのが特徴。
「+」がついた電話番号からの着信は、Wikipediaなどであらかじめどこの国の国際電話番号なのかを調べ、知り合いが誰も渡航していないことを確かめ、折り返さないようにしましょう。

なぜ、こうした電話を日本にかけてくるのでしょうか?

「塵も積もれば山となる」詐欺ともいえる手法

国際電話番号を利用したワンコール詐欺はなぜ行われるのでしょうか?
正直、30秒だけかけて180円くらいならそこまで痛手になる詐欺とはいえません。
会話が長引くこともありませんし、大抵は30秒を待たず、すぐに切ってしまうでしょう。

そうなると相手にメリットがあまりにも薄いと感じませんか?

実はこの詐欺、塵も積もれば山となるという発想で行われているのです。

国際電話を日本からかけると我々消費者は日本の携帯事業者に料金を支払います。
わかりやすいよう、ここでは100円としましょう。

我々が払った100円は日本の携帯電話事業者を通じ、着信先(外国)の電話会社に支払われます。
割合はわかりやすいよう50円にしましょう。

詐欺グループは海外の携帯電話事業者からキックバックを受け取る目的で、電話をかけているのです。
1件につき10円しか受け取れなかったとしても、延々とワンコールを続けて1パーセントの人でも折り返してくれれば、そこそこ利益を上げられます。
犯人側はワンコールだけなので通話料はかかりません。
着信があってはじめてキックバックを受け取れる仕組みだと推察できます。

こうした手口は今だけではなく、昔からあるもの。
時代によって電話をかけてくる国は変わるものの、今はモーリタニアからの着信が多いようです。

一度でも折り返しの電話をしてしまうと、詐欺に引っかかりやすい電話番号だ、と記録されてしまい、次々と電話がかかってきたり、別な詐欺に巻き込まれることも考えられます。
不明な電話には出ない、折り返さない、というのがスマートフォン時代の携帯電話の使い方といえるでしょう。

どのように対処すればいいの?

どのように対処すればいいの?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

このほかにも「アセンション島」からの着信が増えているようです。
アセンション島は人口1,000人未満の大西洋に浮かぶ孤島。
アオウミガメの産卵地として知られる場所です。

ここも国際ワン切り詐欺の拠点となっています。
アセンション島は「+247」から始まる電話番号。
iPhoneをご利用の方は、着信があるとどこの国からかかってきているのか表示されるので、「アセンション島」や「モーリタニア」という文字を見かけたら要注意。
絶対に出ない、折り返さないよう注意しましょう。

こうしたワン切り詐欺はまだ実行犯が捕まった事例がないため、詳しい仕組みは解明されていません。
しかし、前述の通り着信があったときにキックバックを詐欺師側に電話会社が渡す、と考えるのが自然。
これ以上詐欺を増やさないためにも「出ない」「折り返さない」の徹底を。

もし折り返したらどうなる?

もしも折り返してしまったらどうなるのでしょうか?
出た人が外国人ならすぐに電話を切ってしまうでしょう。

相手も巧みなもので、「あなたの家族と友人が待っています。会話したければこのまま待機してください」のような日本語の音声が流れるそうです。
少しでも待機させて通話時間を長くさせよう、という狙いが感じられます。

出ない・折り返さない・着信拒否の3点セット

繰り返しになりますが、こうした電話は詐欺です。
絶対出ない、折り返さないを徹底しましょう。

また、着信拒否にしてしまえば今後電話がかかってくることはありません。
こうした着信があったときはすぐに着信拒否設定をしましょう。

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