要介護レベルによって老人ホームの選び方は違う？自分に合う老人ホームを選ぶためのチェックポイントは？

要介護レベルによって入れる老人ホームも違ってくる？

画像提供：imagenavi(イメージナビ）

入居を現実的に考え始めたときに気になるのが、自分はどの施設に入居できるのか？　ということ。もちろん、費用に余裕がたっぷりあればいいですが、いつ最期を迎えるかわからないため、長期に亘り入居できるということが条件として入ってくる方もいるでしょう。

前述の通り、施設によっては介護度によって入居できる／できないが判断される場合があるので、格にしておきましょう。

要介護度

要介護度とは次の3つに分類されます。

1．自立
介護を必要とせず、自分で自分の身の回りのことができる状態が「自立」です。
2．要支援
身の回りのことや、動作の一部に介助を必要とする状態になる「要支援」です。
3．要介護
動作や身の回りのことに介助を必要とする要支援状態に加えて、思考力や判断力にも低下がみられる状態が「要介護」です。

要介護は全部で5段階ありますが、もっとも重い要介護5の段階になると、これはほぼ寝たきりの状態です。

公的施設である老健、介護療養型医療施設、介護医療院はいずれも入居条件は要介護1以上。
特別養護老人ホームに関しては、原則的に要介護3以上ですが、何か特別な事情がある場合に限って、要介護1から2の人の入居対象とみなされます。とはいえ、心身共にある程度健康な人であれば、ちょっと生活が不安、今後が不安だから、と気軽に入居できない、ということがわかりますね。

このほかにも元気なうちから入居できる「自立型老人ホーム」もたくさん存在しています。
自立型老人ホームは食事や健康チェックといったサービスに加えて、入居している老人同士のサークル活動やレクリエーションなどが豊富に用意されている場合が多いそうです。このほか高級な自立型老人ホームであれば、ホーム内にフィットネスジムあるいは温泉などを備えている場合もあり、かなり悠々自適な暮らしを楽しむことができるでしょう。
入居後の自由度は自立型老人ホームがかなり高いので、早めに老人ホームなどを検討しているという方は、まずは自立型老人ホームを検討してみてはいかがでしょうか。

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