第153回 ガードバンカーからのショットと距離感を合わせる方法

ガードバンカーからのショットと距離感

　グリーンサイドのガードバンカーからのショットで、ピンが近かったり、思ったよりも遠かったりした場合、たとえバンカーショットと言えども、ある程度距離を合わせていきたいものです。今回はガードバンカーからのショットと距離感を合わせる方法について説明したいと思います。

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• 距離に応じたクラブヘッドの振り抜きを心がけましょう

　アマチュアの皆さんに多いのが、バンカーショットの距離を調節する方法は、クラブを砂に打ち込む強さの強弱であるという、誤った認識です。特にガードバンカーというピンがそんなに遠くない状況でのショットで、フルスイングに近い力で砂に打ち込むということはありません。

　プロは、ピンが近かったり、スピン量をコントロールしたい場合などは、フォローを取らないようなバンカーショットを行い、結果として強く打ち込んでいるように見えることがあるかもしれません。ですが、そうではない通常の場合は、やはりアプローチの場合と同じく、バックスイングの大きさに合わせてフォローを大きく出したり、小さくしたりして距離を調節しています。

　とにかく、バンカーショットの場合でも、距離に応じたクラブヘッドの振り抜きを心がけ、砂に打ち込む強弱で距離を調節することのないように注意しましょう。

　今週はこの事に気をつけてみましょう。

提供：日本プロゴルフ協会
http://www.pga.or.jp/