第160回 フェアウェイバンカーから上手く打つ方法

フェアウェイバンカーから上手く打つ方法

　フェアウェイバンカーにつかまってしまい、大叩きしたという話を時々耳にします。今回は、フェアウェイバンカーから上手く打つ方法について説明したいと思います。

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• トップさせるくらいの感覚でショットしましょう

　フェアウェイバンカーからショットする場合、皆さんはどこに注意しますか。
　フェアウェイバンカーからのショットで注意しなければいけないことは、ダフってしまうことです。ダフってしまうと距離を大きくロスしてしまいますから、ホールによっては次のショットでも難易度の高いショットが残ってしまう場合があります。フェアウェイバンカーからのショットの際、アマチュアの皆さんは球をクリーンに打たなければならないと考えてはいませんか？　また、球と砂のごく僅かな隙間にクラブのエッヂを入れようと頑張ってはいませんか？　確かに球だけをきれいに打つことが最善のショットではあります。しかし、球が飛んでいくには、球の赤道の僅か下を打つだけで、十分な高さと飛距離を出すことができるのです。これを勘違いして、クリーンもしくは打ち込むような打ち方をしてしまうと、球の手前をダフってしまい、取り返しのつかないミスショットになってしまうのです。

　フェアウェイバンカーに入ってしまったら考え方を変え、トップさせるくらいの感覚でショットするようにしましょう。他に注意することとしては、球の位置です。バンカーということで、若干球は沈むかもしれませんが、そのことで球を右足の方へ持ってくることは避けてください。球を右に置くと、どうしても打ち込むようなイメージでショットしてしまいますから、それを避けるためにも球の位置は若干内側に入るくらいにとどめ、球の赤道を払い打つような感じでショットするようにしてください。

提供：日本プロゴルフ協会
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