冬のダウンジャケットを家で洗う方法は?
ダウンジャケットを家で洗うことは可能?
前述の通り、ダウンのクリーニング料金って結構高いですよね。自分で洗えるのであれば、自分で洗ってしまいたい、という方もいるのではないでしょうか?
ダウンも種類によっては自宅で洗うことができます。まずは必ずついている「洗濯表示」をチェックしてみましょう。ここに「洗濯機マーク」あるいは「手洗いマーク」がついていれば、自宅で、自分で洗うことができます。
洗濯できないものに関しては「家庭での洗濯禁止」のマークが入っている場合、残念ながら家庭で洗うことができませんので、クリーニング店に依頼するようにしましょう。
このほか、レザー、フェイクレザー、ウール、ツイードといった素材を使っているダウンジャケットは、変形、変色の恐れがあるため、洗濯マークがついていても、クリーニング店に任せる方が安心できそうです。
ダウンジャケットを洗濯機で洗う
洗濯機マークがついているダウンジャケットの場合、手洗いではなく、洗濯機で洗った方が手軽です。まずは洗濯機で洗う場合の方法を見ていきましょう。
まずは洗濯ネットに入れましょう。丈夫なように見えるダウンジャケットですが、実はかなりデリケート。必ず洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。型崩れを防ぐためにダウンジャケットのファスナーやボタンは必ず締めて、しっかりと畳んでからネットに入れましょう。
次に衣類へのダメージを防ぐために洗剤はおしゃれ着用洗剤を使うのが基本。通常の洗剤だと傷む場合があるので、かならずおしゃれ着用洗剤を使いましょう。
洗濯機のコースは「手洗い」「ソフト」「ドライ」など、おしゃれ着用の洗う力が弱いコースを選択しましょう。
それでも気をつけたいのは脱水行程。あまり強く脱水にかけてしまうと、痛みの原因になるので、すすぎまでに留めるようにしましょう。
すすぎまで完了したら、30秒間脱水→ダウンをほぐすという作業を2回〜4回程度繰り返しましょう。一度に一気に脱水してしまうと中のダウンが偏ってしまい、型崩れだけでなく、暖かくない原因ともなってしまいます。しっかりと時間を計りながら、慎重に脱水しましょう。
脱水行程が終わったら次は干す作業。風通しのよい日陰で干すのがオススメです。ダウンジャケットの多くは防水加工になっているので、表面はすぐに乾きますが、中までしっかりと乾かすのはとても時間がかかります。水分が残っているとカビの原因にもなるので、1日で乾かそうとせず、2日、3日と時間をかけてじっくり乾かすようにしましょう。
ハンガーで干す場合はボタンやファスナーを開けて、なるべく風が通る、空気が通るようにしましょう。
乾燥機があるなら、陰干ししたあとに乾燥機もオススメです。低温で30分ほど乾燥機にかけると、ダウンがしっかりと空気を含み、ふんわりとした仕上がりになります。
【おすすめのおしゃれ着用洗剤紹介】
ダウンジャケットを手洗いする
手洗いをする場合は、まず浴槽や洗濯槽に水を貯めて、こちらもおしゃれ着用の洗剤を溶かしましょう。
次にファスナーやボタンを留めて軽く畳んだダウンジャケットを水にゆっくりと沈めて、2、3回ほど押し洗いします。
その後、何度か水を替えて汚れや泡が出なくなったら、30秒ほど洗濯機で脱水しましょう。こちらの手順は洗濯機と同様です。
乾かす場合も同様に風通しのよい陰干しするようにしましょう。
自宅で洗う場合の注意点
自宅で洗う場合は特に注意しなければならないポイントがあります。
まずはゴシゴシ、ガシガシと洗わないこと。ダウンジャケットはとにかく繊細なので、丁寧に押し洗い(手洗いの場合)するのが基本です。また汚れが目立つ場合は、事前に水を含ませたスポンジでぬらして、固形石けんをつけ、スポンジで叩くように洗いましょう。
【おすすめの洗濯用石鹸の紹介】
次にもみ洗い、こすり洗いはNG。もんだりこすったりすると、中のダウンが偏ってしまったり、生地やダウンを痛めたりする原因に繋がりかねません。一度中のダウンが偏ってしまうと、元に戻すのはかなり難しいので、形が崩れないよう、力を入れず、静かに丁寧に押し洗いするようにしましょう。
フードがついているダウンで取り外せるものに関しては、洗濯前に取り外し、別々に洗うのがオススメです。フードについてもダウンジャケットと同様にやさしく、丁寧に洗いましょう。
ダウンジャケットを家庭で洗うには
最後にまとめると、まずは洗濯マークの確認からスタートしましょう。洗濯機で洗えるのか、手洗いじゃないといけないのか、といったポイントは特に重要です。
そしてとにかくやさしく洗うというのが基本。洗い終わったら時間をかけてしっかりと乾かしましょう。
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