インフラを楽しもう

旅行会社のツアーも

「インフラツーリズム」という言葉をご存知でしょうか？

ダムや橋、トンネルといったインフラ施設やその工事中の現場を、観光資源として活用しようという取り組みのことです。

各地の施設で実施される見学会は、愛好家を対象にした専門的な内容のものが主流でしたが、最近は親子連れを対象にしたものや旅行会社主催で複数の施設をめぐるバスツアーなども開催され、参加者の層が幅広くなってきました。

貴重な体験ができる

インフラツーリズムの魅力は、普段は立ち入ることができない場所を見学できたり、迫力ある風景に出会えたりすること。

ダムの監査廊（点検用の通路）や吊り橋の主塔の頂上、供用前の高速道路、首都圏の地下水路などに入るという貴重な体験ができるのは見学会ならではの楽しみです。

また、専門家から技術に関する話や建築時のエピソードなどを聞くことで、施設や土木技術についての理解が深まります。

見学会やツアーの情報は、国土交通省のホームページなどで告知されるので地域の施設をチェックしてみてください。