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テレビやパソコン、スマホが発生するブルーライト。本当に目に悪いの?視力低下の影響はどのくらいあるの?

テレビやスマートフォン、パソコンなどのLEDディスプレイが発するブルーライト。強力な青色光のことで、紫外線と波長が近い380ナノメートルから500ナノメートルの光。可視光線のなかでもエネルギーが高く、網膜にまで到達するほどなのです。
ブルーライトに囲まれる生活が多くなった現代だからこそ、ブルーライトについて詳しく知っておきましょう。

ブルーライトは目に悪い?世界中で論争に

画像提供:imagenavi(イメージナビ

ブルーライトは目に悪い?世界中で論争に

パソコンやスマートフォンなど、LEDディスプレイを使用した端末の画面から発する青色光「ブルーライト」。

長時間ディスプレイを見続けることで目にダメージを与えてしまうということで、気にされている方も多いのではないでしょうか?
イギリスの科学雑誌「サイエンティフィック・リポーツ」に「眼球細胞を殺している」と掲載されたことで、大きな話題となり、「目に悪い」という説が広がりました。

しかし、これに反対したのはアメリカの眼科学会。

「スマートフォンのブルーライト(青色光)は失明しない」という見解を同学会のサイトに掲載し、「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された論文の内容は誤っていると主張。

海外の流れを受け、日本国内に置いてもブルーライトは「安全」なのか? 「危険」なのか? と大きな話題を呼びました。

このような流れから日本でも研究が進められました。
眼科医などで構成されるブルーライト研究会では2018年10月、「ブルーライトの影響は慎重に検討しなければならない」と文書を発表。
ブルーライトが人間の角膜や網膜に与える影響や、視力に及ぼす影響は「まだよくわかっていない」そう。

動物実験や細胞実験などでは影響がある、という結果が出てもいますが、あくまで実験。
すぐに人に当てはめることはできないそう。
加齢黄斑変性のように、紫外線を起因とする病気があることも踏まえて、目に影響がある、とする説も数多く存在しますが、まだまだ研究実績が乏しく、「影響がある」と確定されたわけではないといいます。

しかし、パソコンやスマートフォンが目に影響を与えないというわけではありません。



パソコンをスマートフォンを使用する際はまばたきが少なくなるもの。
これは集中するためですが、まばたきが減ることで目が乾燥する「ドライアイ」になってしまう可能性が高くなります。
目が乾くことで、波長の短いブルーライトが目の表面で乱反射。
このことから「見えづらさ」を感じるといいます。

また、人体への悪影響がはっきりしているものとしては夜間のスマートフォンやテレビ。
ブルーライトは浴び方によっては体内時計を狂わせる原因にもなるそう。
これはアメリカの眼科学会も同様の結果を示しており、ブルーライトは体内時計を狂わせる原因になることは間違いなさそうです。

ブルーライトで失うものとは?体内時計を狂わせるブルーライト

ブルーライトで失うものとは?体内時計を狂わせるブルーライト

画像提供:imagenavi(イメージナビ

アメリカのハーバード大学などの研究者たちが2015年に発表した論文では、就寝前数時間の読書でブルーライトによる影響を調べています。
タブレット端末などで電子書籍を読んだ場合と、紙の本を読んだ場合で体内時計の狂いを調べたのです。

研究の結果、電子書籍を読んだグループの方が入眠までの時間が長く、夜間の眠気が少ないという結果に。
このほか、メラトニンの分泌量が少なく、体内時計に遅れが生じ、翌日の目覚めが悪い、という結果になりました。

こうしたさまざまな研究からブルーライトを発する電子機器の就寝前の使用は控えたほうが良いと言えるでしょう。
睡眠の質、健康、翌日のパフォーマンスに影響を及ぼしてしまうことでしょう。

寝る前までパソコンを使用しなければならない、スマートフォンを使用しなければならない、といった場合はブルーライトをカットするメガネを使用するなど工夫が必要となります。
これも完璧ではありませんが、ブルーライトカットメガネをかけることによって、入眠が阻害されにくくなる人もいるようです。

目にダメージを与えないためには次のことを実践して利用すると良いでしょう。

  • パソコンやスマートフォンから腕1本分離れた位置で利用し、ディスプレイを少し見下ろすような高さに設置する
  • ギラギラと光るような画面を使用している場合は、マットフィルムなどを貼り付け、画面の光沢を抑える
  • 目薬や加湿器を使用し、目が乾燥しないよう工夫する
  • 周囲の明るさと比較し、モニタが明るすぎる、といったことは避ける(暗くする)
  • コンタクトレンズを使用している場合はメガネなどにし、目を休ませる時間を儲ける
  • 眩しさを常に感じたり、目が霞んできた場合は速やかに眼科医に相談を



これらの対策を行うことで、ドライアイなど、目へのダメージを低減することが出来ます。
どれもすぐに実施できることですよね。
パソコンやスマートフォンを使用する時間が長い、という方はなるべく実施してみましょう。

入眠前のスマホは危険?疲れ目を解消するには

入眠前のスマホは危険?疲れ目を解消するには

画像提供:imagenavi(イメージナビ

入眠前に暗い室内でスマホを操作することは、特に睡眠にとっては悪影響です。
また、暗いところで凝視すると疲れ目を加速させてしまいます。疲れ目はかすみや極端な眩しさを感じる原因にも。

現代ではスマートフォンやパソコンを長時間使用する環境のため、近くのものを見る際にぼやけたり、ピントが合いにくくなる20~30代も急増中。まるで老眼のような症状が若い世代にも増えているのです。

目の疲れは目だけでなく、全身に影響があります。
眼精疲労は、頭痛、めまい、吐き気、肩コリ、不眠、老け顔、仕事のパフォーマンス低下などさまざまな症状の起因となってしまうのです。

目の疲れは日々蓄積していくもの。
だからこそ、毎日目を休めたり、ブルーライトカットメガネを使用したり、マッサージをするなどのケアが大切です。
しかし、これらのケアだけでは改善しない眼精疲労は身体の中からのアプローチが効果的です。
現代人の86.2%が疲れて目を感じていると言われる現代に、必要なサプリメントのひとつに、目の疲労をケアする効果があるとして注目されている「アントシアニン」という成分が含まれているものがあります。

スマートフォンやパソコンの普及で、20年前と現代の生活を比較すると大きく変わりました。20年前にはなかった光が原因で悩む人も増えています。特に目から得る情報はものすごく増えた現代だからこそ、目を大切に毎日を過ごしたいものですね。

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