ハリのある肌は「若返り」のポイント!コラーゲンはシワ・たるみの救世主?
テレビCMやテレビ番組などで、コラーゲンの重要さを説いているのをよく見ますよね。コラーゲンを摂取したり、直接塗布することで肌がぷるぷるになって、実年齢より10歳以上若く見える!なんてテレビショッピングはよく見かけます。しかし、コラーゲンを必要としているのは、肌だけではないのです。コラーゲンは膝の曲げ伸ばしをサポートしたり、骨をしなやかにしたりといった効果もあるそう。
身体の潤滑油ともいえる、コラーゲンにはどのような効果があるのか?今回は詳しく見ていきましょう。
コラーゲンの効果とは?どんな食べ物に多く含まれている?
日常の生活のなかでよく耳にするコラーゲンとはタンパク質の一種。
最近ではタンパク質を積極的に摂取するよう言われますよね。
まずはタンパク質とはどのようなものなのかを見ていきましょう。
タンパク質は炭水化物や脂質と合わせ、三大栄養素と呼ばれています。
筋肉や臓器などの元となる成分というだけでなく、エネルギー源としても必要な栄養素で、アミノ酸によって構成されています。
アミノ酸は自然界にも多く存在していますが、身体を作るアミノ酸は20種類。
たった20種類のアミノ酸が数十個から数百個以上結合し、10万種類のタンパク質に姿を変えます。
筋肉や肌、髪の毛、爪などすべてタンパク質からできていますが、それぞれ働きも形も違うのは、タンパク質の種類の豊富さに由来するのです。
人体を形成するタンパク質のうち、約30%がコラーゲン。
コラーゲンというと美容液などに含まれていることから皮膚をイメージしますよね。
実際に皮膚の約70%はコラーゲンで構成されています。
真皮のコラーゲン分子はアミノ酸がつながって形成された鎖を3本組み合わせた「三重らせん構造」となっていて、肌にハリや弾力を与えてくれるのです。
コラーゲンが不足するとしわしわになり、いかにも「老人」といった肌になってしまいます。
たっぷりとコラーゲンがあることで、みずみずしい肌を形成してくれているのです。
コラーゲンはこのほかにも骨や血管などにも含まれています。
体重53キロの女性の場合だと、身体の中にはコラーゲンが3キロほどあるそう。
500ミリリットルのペットボトル6本分、と考えるとかなりコラーゲンがあることがわかります。
コラーゲンは私たちの身体を校正する大切な要素なのですね。
ではコラーゲンが不足するとどうなるのでしょうか?
高齢者に多い骨粗しょう症はカルシウム不足が原因だと考えられがちですが、実はそれだけではありません。
加齢によって体内のコラーゲンが減少することも原因のひとつです。
コラーゲンは骨の内側の柔軟性を保つ働きをしているため、コラーゲンが減少すると柔軟性がなくなり、骨がもろくなって折れやすくなってしまいます。
コラーゲンがあることで柔軟性を保てるので、骨が折れる、という事態を避けることができるのです。
コラーゲンは見える部分だけでなく、見えない部分にも必要な物質。
臓器や骨などを保つ役割を果たしているのです。
コラーゲンはどんな食べ物に多い?
コラーゲンを積極的に摂ろうと思ったら、どんな食べ物を食べれば良いのでしょうか?
コラーゲンを多く含んでいる食材は、豚足、鶏皮、手羽先、軟骨、牛すじ、牛テール(尻尾)、豚バラ肉といったいわゆる脂身。
とんこつラーメンのスープにはコラーゲンがよく溶け込んでいるので、コラーゲンが豊富に含まれています。
このほか、スッポン、エイヒレ、フカヒレ、うなぎ、なまこ、カレイなんかにも多く含まれているそう。
また、ゼラチンを使ったものにも多く含まれているので、コラーゲンを摂取したい場合、これらの食品を摂取すると良いでしょう。
ただ、気をつけたいのはコラーゲンが多い食品はハイカロリーだということ。
コラーゲンを摂りたいからと食べ過ぎはよくありません。
栄養バランスを考えた上で食べるようにしましょう。
アミノ酸が基のコラーゲンの種類は1種類だけではない!
そんなコラーゲン。
一言でコラーゲンといってもさまざまな種類があります。
Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型と分類されており、全部で28種類もあるそう。
28種類のうち、9種類は皮膚に存在し、保湿など大切な役目を担っています。
今のところ28種類のコラーゲンがあることはわかっていますが、それぞれの役割についてはまだ完全に解明されていません。
一般的にイメージするコラーゲンは皮膚に多く存在し、皮膚の弾力や強度に影響を与えるⅠ型コラーゲン。
このほかに線維を形成するものや、膜型のもの、真皮と表皮をつなぐもの、線維の太さを調節するもの、ビーズ上線維を形成するものなど、コラーゲンの種類によって役割や形はさまざまです。
皮膚にあるのは先ほどご紹介したⅠ型コラーゲンのほかにⅣ型、Ⅶ型など。
Ⅰ型、Ⅳ型、Ⅶ型はいずれも肌のハリや弾力を保つために欠かせないものです。
体内のコラーゲンは加齢とともに減少するもの。
新たにコラーゲンを作り出す身体の力も弱くなっていきます。
日々失われていくコラーゲンを補っていく必要があるのです。
コラーゲンを補うのはサプリメントなどが効果的。
しかし、サプリは種類もたくさんあるし、どのサプリが本当に効果があるのかわかりませんよね。
今回の記事ではオススメのサプリをご紹介します。
1日のコラーゲンの摂取量は?コラーゲンペプチドって何?オススメの摂取方法はサプリ、ドリンク、ゼリーのどれ?
コラーゲンは一日の摂取目安が存在します。
骨・関節には1日10グラム、肌には1日5グラムを摂取すると効果があるそう。
しかし、食品にはコラーゲンはわずかにしか含まれていません。
また摂取されやすいよう、コラーゲンペプチドでなければなりません。
コラーゲンペプチドって何?
テレビショッピングなどで耳にするコラーゲンペプチドとは、どんなものなのでしょうか?
通常のコラージュとの違いはあるのでしょうか?コラーゲンを多く含む食材を加熱し、ほぐしたものがゼラチンです。
ゼラチンをさらに酸素などで細かく分解したものがコラーゲンペプチドといいます。
コラーゲンペプチドは分子のサイズが小さいため、水の溶けやすい性質があります。そのため、化粧品などで多く活用されているのです。
コラーゲンペプチドを効率的に摂取するならサプリが一番です。
例えば錠剤なら1錠あたりどのくらいのコラーゲンペプチドが含まれているかわかりますし、ドリンクタイプ、ゼリータイプも同様。
サプリメントは薬ではなく、一般食品というカテゴリーです。
そのため自分の生活にあったタイプを選ぶと良いでしょう。
オススメは「サーモンコラーゲン」というゼリータイプのコラーゲンです。
1日わずか33円ほどでコラーゲンを摂取できるコスパのよいサプリでもあります。
北海道産のサケを100%使用しており、体内の吸収スピードが速いのが特徴です。
1日1包で、2グラムのコラーゲンを摂取可能。
日本人女性の食事のコラーゲン平均摂取量は1日1.9グラムだそう。
1
日1包サーモンコラーゲンを食べることで、3.9グラムまでコラーゲンせっしゅりょうを増やすことができます。
あとはコラーゲンが豊富に含まれている食材を食べるよう心がければ、5グラムには到達するでしょう。
骨を強化したい場合は1日2包、3包と摂取するのがオススメです。
いずれにしてもコラーゲンの減少スピード以上に摂取しなければ意味がありません。
コラーゲンペプチドに注目して食事を組み立ててみてはいかがでしょうか?
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