メニュー
ゲストさん
 

体脂肪率を減らすには!あなたの体脂肪率は何パーセント?高齢者の肥満はとても危険

定期的な健康診断でわかる体脂肪率。みなさんは理想的な体脂肪率をキープできていますか?
年齢を重ねていくと、若い頃のように簡単に体脂肪を減らすことが難しくなります。
今回は体脂肪について詳しくご紹介します。

年齢別の理想的な体脂肪率の目安は?体脂肪の測り方は?安定しない理由とは?メタボとの完成は?最近ではアプリと連携する体重計(体組成計)も

年齢別の理想的な体脂肪率の目安は?体脂肪の測り方は?安定しない理由とは?メタボとの完成は?最近ではアプリと連携する体重計(体組成計)も

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

適正体脂肪率は年齢や性別によって異なります。
厚生労働省が発表している体脂肪率に関するデータをみながら、年齢、性別の体脂肪率の基準をみていきましょう。

そもそも体脂肪率って?

そもそも体脂肪率とは何なのでしょうか?

体脂肪率は体重に占める「脂肪の割合」のこと。
体重の何パーセントが脂肪なのか? ということがわかる数値です。
このときの脂肪は「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の両方を指します。

体脂肪は必ずしも悪、というわけでなく、身体の健康を維持するために重要な役割を担っています。
暑いとき、寒いときの体温調節だったり、免疫や性機能などのホルモン分泌をはじめ、エネルギーの備蓄にいたるまで、体脂肪は人間が生活をするうえで欠かせない大切な役割を担っています。
また、生活習慣病などと体脂肪率の相関は薄いため、厚生労働省が定めるメタボリックシンドロームの診断基準には採用されていないのです。
しかし、なかには体脂肪率も健康診断の項目として採用しているところもあるようです。

体脂肪率の区分法のひとつとして「痩せ」「標準マイナス」「標準プラス」「軽肥満」「肥満」の5つで分ける考え方があります。
理想の体脂肪率は男女、年齢によっても大きく異なり、幅も広いため、まずは自分の年齢の基準値、適正値を知りましょう。

男女別、年齢別の体脂肪率適正範囲

厚生労働省の発表によると、男性は体脂肪率15パーセントから20パーセント、女性で20パーセントから25パーセントが適正だと定めています。
男性で25パーセント以上、女性で30パーセント以上が「肥満」となるのです。

男性の40歳から59歳までは体脂肪率「11パーセントまで」が「やせ」、「12パーセントから17パーセント」が「標準マイナス」、「18パーセントから22パーセント」が「標準プラス」、「23パーセントから27パーセント」が「軽肥満」、「28パーセント以上」が「肥満」となります。
男性60歳以上の場合は「13パーセントまで」が「やせ」、「14パーセントから19パーセント」が「標準マイナス」、「20パーセントから24パーセント」が「標準プラス」、「25パーセントから29パーセント」が「軽肥満」、「30パーセント以上」が「肥満」です。



女性の場合、40歳から59歳までは体脂肪率「21パーセントまで」が「やせ」、「22パーセントから28パーセント」が「標準マイナス」、「29パーセントから35パーセント」が「標準プラス」、「36パーセントから40パーセント」が「軽肥満」、「41パーセント以上」が「肥満」となります。
男性60歳以上の場合は「22パーセントまで」が「やせ」、「23パーセントから29パーセント」が「標準マイナス」、「30パーセントから36パーセント」が「標準プラス」、「37パーセントから41パーセント」が「軽肥満」、「42パーセント以上」が「肥満」です。

実際に測定されたことがある方は、この区分だとどこに属しますか?
もしも、軽肥満以上の場合は少し生活習慣に気をつけた方が良さそうです。

アプリと連携する体重計

最近タニタから販売されている体重計などは、スマートフォンアプリと連携し、体重などの情報を記録したり、目標を設定したりできます。
体重、体脂肪などを記録できるだけでなく、ゲーム感覚で楽しく管理できるものもあるので、興味がある方はぜひ家電量販店で相談してみましょう。

参考リンク

タニタ
https://www.tanita.co.jp/appli/communication/

高齢者の場合は、肥満が心臓病や鬱のリスクを高める

高齢者の場合は、肥満が心臓病や鬱のリスクを高める

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

年齢を重ねると代謝が下がって、今までと同じように運動していても、消費カロリーは少なくなります。
また、若い頃よりも外出の意欲が低下してしまったり、機会が少なくなったりすることから、太りやすくなってしまうのです。

しかし、高齢になってからの肥満は脳や心臓病、うつ病などの病気リスクを高めてしまうので注意が必要です。

一般的には40歳をすぎたころから、お腹の贅肉が気になり出す人が多いでしょう。
厚生労働省の調査によると、BMIでは肥満に該当しないものの、福井がメタボリックシンドロームの診断基準である男性85センチ、女性90センチ以上の割合が年齢とともに増加する傾向にあるそうです。

高齢になると身長が縮んで、筋肉が減って脂肪が増加しやすくなります。
このほか、病気などを起因として身体がむくむケースも多いことから、BMIだけでは肥満と判断できないケースも増えてきます。
肥満ときちんと判断するためには内臓脂肪量の目安となる腹囲なども気にしなければなりません。



肥満を放っておくと、脳梗塞や心筋梗塞、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の原因になります。
肥満によって体重が増加すると膝や腰を痛める原因になるだけでなく、転倒や骨折につながる恐れもあるので要注意。
このほか、買い物、着替え、入浴など日常動作の質も大きく低下するので、肥満を放置していると、今は良くても将来的には深刻な状況に陥りかねません。

筋肉量が著しく低下した状態のサルコペニアが肥満に加わると、転倒や骨折など日常生活動作(ADL)の低下を招くリスクが一段と高まります。
東京大高齢社会総合研究機構などの研究によると、サルコペニアで肥満の高齢男性はうつ病状態になるリスクが2.7倍になるそう。

肥満は心身ともに悪影響を及ぼすことがわかってきているので、できるだけ早めに対処する必要があるのです。

体脂肪率を減らすためには?

体脂肪率を減らすためには?

画像提供:imagenavi(イメージナビ)

では体脂肪を減らすにはどのようなことを行わなければならないのでしょうか?
ただ体脂肪を減らすだけでなく、健康的に減らさなければ意味がありません。
健康的に体重を減らしていきましょう。

健康的に体重を減らすポイントは「食事」「運動」「生活習慣」の3つです。

「食事」は朝・昼にボリュームを持ってきて、夜は控えめにすること。
そしてゆっくり食べて、よく噛むこと。
量よりも品数を多くして、バランスの良い食事を心がけること。
そして薄味にして、腹八分目に留めることが重要です。

「運動」は有酸素運動を行いましょう。
できる範囲からで構わないので、ウォーキングなど運動強度の低いものから始めるのがオススメです。
そして筋力トレーニングをし、脂肪を燃焼しやすい身体作りが大切です。

そして「生活習慣」。
まずは規則正しい生活がとても大切。
不規則な生活習慣を避けて、身体のバランスを整えましょう。
また、毎日体重や体脂肪率を測ることを習慣にすることも大切です。

このほか、体重・体脂肪率を減らすのを助ける【機能性表示食品】ネイチャーシェイプもオススメ。



1日1粒を目安いに飲むことで、体重や体脂肪、血中中性脂肪を気にする方をサポートするサプリメントです。
機能性関与成分アフリカマンゴノキ由来エラグ酸と自然由来の5つの成分を配合しているので、続けることで少しずつ効果が現れる方もいるよう。
肥満を気にする方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?

【免責事項について】
「Slownet特集記事」に掲載されている情報は可能な限り正確性を期しておりますが、正確性、安全性、有用性などを保証するものではありません。「Slownet」は読者様が当サイトの情報を用いて行う一切の行為について、責任を負いかねますので御了承ください。
「Slownet特集記事」に記載の情報の利用、商品の購入・利用につきましては、読者様の責任にてお願い致します。
「Slownet」からリンクする他のウェブサイトに記載された内容につきまして、当方は一切の責任を負わないものとします。「Slownet特集記事」上の情報やURLは、予告なしに変更または削除される場合があります。
その他、上記項目に含まれない事項については、当社が定める「利用規約」に準拠するものとします。

コメント
  1. タニタの健康管理ソフトなどはアンドロイドからだとグウーグルからHUAWEIへ誘導され気分が悪いので
    使用していない。富士通の健康管理が丁寧でドコモ系の管理法を現在進行中です。特に睡眠記録は眠りの良しあしがすぐ読み込めるので87歳の自分のばらつきが理解できる。
    ドコモF060Fか簡単スマホで使いやすい。

コメントを書く(クリックしてください)

関連記事
2024年2月2日

健康・美容

めまいや頭痛の引き金に 気象病とその予防

低気圧が近づくと腰痛や関節痛がひどくなったり、季節の変わり目に片頭痛が出やすかったりしたことはありませんか? 天気の変化で不調を感じたら、それは「気象病」かもしれません。 「...
2023年11月17日

健康・美容

インフルエンザを予防しよう! 冬のウイルス対策

新型コロナ感染症も気になりますが、この時期気になるのが、インフルエンザ。毎年12月から3月の寒い季節に流行のピークを迎えます。予防するためには、手洗いやうがい、マスクの着用を徹底し...
2023年10月31日

健康・美容

けっこう怖い歯周病

11月8日は「いい歯の日」。日本では、30歳以上の8割もの人が軽度の歯周病との調査もあります。歯周病は口腔内の問題だけでなく、糖尿病など生活習慣病との因果関係も分かってきています。...
2023年10月20日

健康・美容

パープルフードを食す!

「パープルフード」を知っていますか? 紫色の天然色素が含まれているフルーツや野菜のことです。今、このパープルフードが、ダイエットや美容に良いといわれています。 パープルフ...
2023年10月10日

健康・美容

目のケアしていますか?

10月10日は目の愛護デーです。パソコンやスマートフォンなどの使用で、一日中目を酷使している人も多いのではないでしょうか? 目が疲れると仕事の効率が悪くなり、頭痛や肩こりも引き起こ...
2023年10月3日

健康・美容

姿勢に注意!猫背がもたらす危険性

猫背の原因の一つとして考えられるのが、パソコンやスマホを見ているときの姿勢。猫背は姿勢が悪いというだけでなく、集中力や内臓機能の低下にもつながるといわれています。意識して姿勢を正し...