蒸し暑い夏を涼しく過ごす方法は？健康に夏を乗り越えよう！

高齢者は特に暑さには注意を

画像提供：imagenavi(イメージナビ）

最後に暑さに注意したい人についてご紹介したいと思います。

熱中症の搬送患者は高齢者がかなりの割合を占めています。その理由の一つとして、体温調節機能の低下が考えられます。加齢によって汗腺が小さくなって、汗が出にくくなります。また、皮膚に運ばれる血液量の減少するため放熱機能が弱まってしまい、熱を体内にため込みやすくなるそうです。

また、体内の水分量も高齢者は少ないもの。成人の体内水分量は体重の60パーセント程度だといわれています。しかし、高齢者は50パーセント程度まで減少しているそうです。そのため、少ない汗であっても脱水症状を起こしやすくなるのです。

さらに年齢を重ねると皮膚の温度センサーも鈍くなっていきます。高齢になると暑さを感じにくくなるのです。そのため、周りが暑いことになかなか気がつけず、気がつくと周りが高温になっていて熱中症になってしまうことも多いのだとか。自分の感覚だけを信じず、気温をしっかりと確かめた服装を心がけましょう。

今年も暑い夏が予想されます。しっかりと暑さ対策をして、健康に今年の夏を乗り切りましょう。

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